【最新版2024年】シンガポールの入国条件と電子入国カードの書き方

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コロナ禍の諸制限が撤廃され、自由な旅行が戻ってきました。

2024年現在、シンガポールへは、コロナ前と同じ条件(パスポート&入国カード)で入国することができます。

フライト

シンガポール旅行を予定している、そこのあなた!

今回は、そんな皆さんのためにシンガポールの入国関連で気になるアレコレを総点検。

シンガポールへの入国条件の再確認から、実際の入国時に必要な電子入国カードの書き方まで、分かりやすく解説していきます。

注記

この記事の内容は、日本からシンガポールへ入国される日本国籍の30日以内の短期旅行者を前提としています。日本国籍以外の方、シンガポール在住者・長期滞在者は、入国要件(黄熱病予防接種など)が異なる場合がありますので、各自ご確認ください。

 

REQUIREMENTS

シンガポールへの入国条件


■ ビザ(査証)と入国必要書類について

シンガポール入国に必要なものは、以下の2つ。

  • (シンガポール入国時点において)残存有効期間が最低6ヶ月以上あるパスポート
  • 電子入国カード(書き方は後述)

日本国籍の人が、30日以内観光や商用目的でシンガポールに滞在する場合は、ビザは不要です。

シンガポールの入国条件と必要書類「電子入国カード(アライバルカード/Arrival Card)」の書き方

シンガポール入国管理局(ICA)

サイトwww.ica.gov.sg/

 

ARRIVAL CARD

シンガポール電子入国カード


■ 必須!3日前からオンライン提出可能

シンガポール入国に際し、必要書類である「入国カード」。

以前は、フライト中に配布される紙の入国カードに記入して、イミグレで提出するという形でしたが、現在はオンラインで事前提出する「電子入国カード(SG Arrival Card)」へと完全移行。

申告書が提出できるのは、シンガポール到着日の3日前から。例えば、2024年8月31日に到着の場合は、2028年8月29日から提出が可能です。

もちろん、提出するのに費用はかかりません。

SG Arrival Card(無料)

 

SAMPLE

電子入国カードの書き方・手順


❶ SG Arrival Cardへアクセス

まず、シンガポール入国管理局のSG Arrival Cardのホームページへアクセス。

画面の右上にある言語設定を日本語に変更しましょう(質問項目が日本語になるのでわかりやすい)。

シンガポールのオンラインで事前提出する電子入国カード(SG Arrival Card/アライバルカード)

その後、右側の「外国人観光客」「個人申告」をクリックして、入力画面へと進みましょう

 

❷ シンガポール到着日を選択

シンガポールへ到着する日を選択。

電子入国カードが提出可能となるのは、シンガポール到着日の3日前からなので、選択肢として表示されるのは3日分の日付のみ

 

❸ 個人情報の記入

最初の入力項目は、氏名・生年月日などの個人情報。

パスポート通りの情報を、英語で記入すればオッケー。

留意点としては、ここで入力するメールアドレス宛に、提出後の確認メールや、入国後のe-Pass Visaが送られてくるので、正しいメールアドレスを記入しましょう。

オンラインで事前提出するシンガポール電子入国カード(SG Arrival Card/アライバルカード)の書き方

氏名 パスポートと同じスペルで英文表記
生年月日 生年月日「日/月/年」を入力
パスポート番号 パスポートに記載されている旅券番号
国籍/市民権 日本国籍は「JAPANESE」を選択
性別 性別を選択
パスポート有効期限 パスポートの有効期限「日/月/年」を入力
出生国/出生地 日本生まれは「JAPAN」を選択
居住地 居住地(TOKYO, OSAKAなど)を選択
Eメールアドレス 有効なメールアドレスを記入(入国スタンプ代わりとなる電子訪問パスが送付される)
国/地域コード 日本の国番号は「81」
携帯電話番号 携帯番号を入力

 

❹ 旅行情報の記入

次に、旅行日程やフライトの航空会社や便名といった旅行情報を入力。

オンラインで事前提出するシンガポール電子入国カード(SG Arrival Card/アライバルカード)の書き方・記入例

旅行目的 「Holiday/Sightseeing/Leisure(休暇/観光/レジャー)」など旅行の目的を選択
旅行形態 「空路/陸路/海路」から選択(通常のフライトは空路。ジョホールバルからの国境超えの場合は「陸路」)
旅行形態(詳細) 通常の民間航空便は「COMMERCIAL FLIGHT(商業)」を選択(「個人/カーゴ航空」を選ぶと個人用ジェットやチャーター便/貨物便になってしまうので注意)
フライトコード 航空会社(ANA, JAL, SQなど)を選択
便名 便名(数字のみ)を入力
シンガポールでの宿泊先 「ホテル/その他/居住」から選択
ホテル名 ホテル名をリストから選択。見つからない場合は、「OTHERS」を選択して、ホテル名を入力

シンガポール以前に搭乗した最後の都市/港

搭乗地(TOKYO, OSAKAなど)を選択

シンガポール以後に降機する次の都市/港

シンガポール出国後の次の目的地。日本(出発時と同じ空港)に帰国する場合、「前の都市と同じ」にチェックを入れる
シンガポール出国日 シンガポール出国日「日/月/年」を入力

 

❺ その他・健康申告

最後は、過去の渡航歴と健康質問。

オンラインで事前提出するシンガポール電子入国カード(SG Arrival Card/アライバルカード)の書き方

過去の渡航歴について 過去に、現在と異なる名前のパスポートでシンガポールに入国したことがありますか?  旧姓で入国履歴がある場合、「はい」を選択。
㉒が「はい」の場合のみ、その名前を入力
健康申告 現在、発熱、咳、息切れ、頭痛、嘔吐がありますか?
シンガポール到着前の6日間に、アフリカまたはラテンアメリカの指定国を訪れましたか?

最後に、レビュー画面ですべての情報が正しいことを最終確認・同意したら、送信ボタンをクリック!

入力したメールアドレス宛に、入国カード提出完了メールが送られてきます。

 

Arrival

空港での流れ:入国審査〜税関


❶ 入国審査:外国人用の自動ゲートへ

チャンギ空港に着いたら、「Arrival(到着)」の矢印に従って、入国審査場へと向かいましょう。

チャンギ空港到着後は、「Arrival」の標識に従って入国審査場へ

入国審査場は、3つのレーンがあります。

  1. シンガポール国民・PR・長期滞在者用の自動ゲート
  2. 外国人用の自動ゲート(指定国のパスポート保持者用)
  3. 有人ゲート

日本人旅行者の場合、2の「外国人用の自動ゲート」へ向かいましょう。

駅の改札のようなゲートの手前で、パスポートをスキャン。扉が開いたら、ゲートの真ん中へ進み、顔と指紋をスキャン登録

この流れさえ抑えておけば、大丈夫。

メモ

シンガポールでは、パスポートに押すスタンプ(認証)を入国時・出国時ともに一律廃止。代わりにe-Pass Visa(電子訪問パス)が、入国カードに記載したメールアドレス宛に送られてきます。

 

❷ 荷物受け取り

入国審査を通り抜けた後は、荷物の受け取りへ。

自分のフライトの荷物が何番のターンテーブルで返却されるか、モニターで確認しましょう。

 

❸ 税関

荷物をピックアップしたら、最後は税関検査。

  • 申告ナシ ➡︎「緑」の扉から、そのまま抜けるだけ
  • 申告アリ ➡︎「赤」の扉のところで申告

これで空港でのプロセスは終了。さっそく市内へとGO!

シンガポール税関(Singapore Customs)

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