【コロナ後の最新版】シンガポールの入国条件と電子入国カードの書き方

パンデミックから3年、ようやく世界各国がアフターコロナへと動き出した2022年。

シンガポールでは、8月29日に新型コロナウィルスに関わる入国制限の大幅な緩和を発表。現在、ワクチン接種者であれば、渡航前検査および到着後の検査・隔離なく入国することが可能となりました。

日本サイドにおいても、ワクチン3回接種者に対して、帰国する際のリスクとなっていた72時間前のPCR検査を撤廃

フライト

『そろそろ、シンガポール旅行に行きたいな』と思っている、そこのあなた!

今回は、そんな皆さんのために、コロナ後の入国関連で気になるアレコレを総点検。

シンガポールへの入国条件の再確認から、実際の入国時に必要な電子入国カードの書き方、現地のマスク事情まで、分かりやすく解説していきます。

注記

この記事の内容は、日本からシンガポールへ入国される日本国籍短期旅行者を前提としています。日本以外からの入国や、日本国籍以外の方、シンガポール在住者は、条件(黄熱病予防接種など)が異なる場合がありますので、別途ご確認ください。
また入国・渡航情報については、随時変更されることがありますので、シンガポール・日本両政府の公式ホームページで最新情報をご確認ください。

 


シンガポールへの入国条件


■ ビザ(査証)と入国必要書類について

まずは、(コロナとは関係ない)通例の入国条件からおさらい。

日本国籍の人が、30日以内観光や商用目的でシンガポールに滞在する場合は、ビザは不要です。

シンガポールの入国条件と必要書類「電子入国カード(アライバルカード/Arrival Card)」の書き方

したがって、入国時に必要となるものは以下のとおり。

  • (シンガポール入国時点において)残存有効期間が最低6ヶ月以上あるバスポート
  • 電子入国カード(書き方は後述)

上記は、ワクチン接種の有無・年齢に関わらず、全ての日本人旅行者に適用されます。

 

■ 新型コロナウイルスに関わる入国条件

シンガポールの水際対策は、ワクチン接種の状況によって異なります。

  ワクチン完全接種者
12歳以下の子ども
ワクチン未接種者
未完了者
ワクチン接種証明書 必要
渡航前(PCR・抗原)検査 不要 必要
出発前2日以内の陰性証明書
入国後の検査・隔離 不要 不要

 

【ワクチンの完全接種者】

シンガポール政府の定める「ワクチン完全接種者」の要件とは、以下2点。

  • WHO緊急使用リスト(EUL)認定のワクチンを規定回数以上(回数はワクチンによって異なる)接種していること。
  • シンガポール到着までに、規定回数の接種から2週間経ていること。

現在、日本の公的接種で使われているのは、ファイザー(ビオンテック)、モデルナ、アストラゼネカ、武田(ノババックス)の4種類。

これらのワクチンを最低2回接種(混合接種可)してから2週間経っていれば、シンガポールへの入国が可能。

完全接種者は、ワクチン接種証明書を提出すれば、出国前検査・入国後の隔離は必要ありません。

12歳以下の旅行者について

誕生日が2010年1月1日以降(暦年で12歳以下)の旅行者は、新型コロナウイルス関連の入国要件は免除。ワクチン完全接種者と同じく、出国前検査や入国後の隔離は不要。

 

【ワクチンの未接種者・未完了者】

ワクチン未接種者、もしくは規定接種回数に満たない未完了者は、以下が必要となります。

  • 出発前の2日以内に日本で受けたPCR検査もしくは抗原検査における陰性証明書
  • 短期渡航者は、新型コロナウイルス治療費(最低30,000シンガポールドル)を補償対象とする医療保険(海外旅行保険など)への加入。

 

シンガポールの入国規制については、随時変更される可能性があります。最新情報については、下記のシンガポール入国管理局の公式ホームページでご確認ください。

シンガポール入国管理局(ICA)

サイトwww.ica.gov.sg/

 


シンガポール電子入国カードの書き方


■ オンラインで事前提出!電子入国カード

シンガポール入国に際し、必要書類である「入国カード」。

以前は、フライト中に配布される紙の入国カードに記入して、イミグレで提出するという形でしたが、現在はオンラインで事前提出する「電子入国カード(SG Arrival Card)」へと完全移行。

申告書が提出できるのは、シンガポール到着日の3日前から。例えば、2022年6月30日に到着の場合は、2022年6月28日から提出が可能です。

シンガポールのオンラインで事前提出する電子入国カード(SG Arrival Card/アライバルカード)

シンガポール入国管理局のホームページで、まず右上にある言語設定を日本語(質問項目が日本語になるのでわかりやすい)に変更。

その後、右側の「外国人観光客」のバナーをクリックして、入力画面へと進みましょう。

SG Arrival Card(無料)

 

① 個人情報の記入

最初の入力項目は、氏名・生年月日などの個人情報。

パスポート通りの情報を、英語で記入すればオッケー。

留意点としては、ここで入力するメールアドレス宛に、提出後の確認メールや、入国後のe-Pass Visaが送られてくるので、正しいメールアドレスを記入しましょう。

氏名 パスポートと同じスペルで英文表記
生年月日 生年月日「日/月/年」を入力
パスポート番号 パスポートに記載されている旅券番号
国籍/市民権 日本国籍は「JAPANESE」を選択
性別 性別を選択
パスポート有効期限 パスポートの有効期限「日/月/年」を入力
居住地 居住地(TOKYO, OSAKAなど)を選択
出生国/出生地 日本生まれは「JAPAN」を選択
Eメールアドレス 有効なメールアドレスを記入。
国/地域コード 日本の国番号は「81」
携帯電話番号 携帯番号を入力

オンラインで事前提出するシンガポール電子入国カード(SG Arrival Card/アライバルカード)の書き方

② 旅行情報の記入

次に、旅行日程やフライトの航空会社や便名といった旅行情報を入力。

シンガポール到着日 シンガポール到着日「日/月/年」を入力
旅行形態 「空路/陸路/海路」から選択
旅行形態(詳細) 通常の航空会社便は「商業」を選択。(ここで「個人」を選ぶと、プライベートジェット/個人チャーター便ということになってしまうので注意)
フライトコード 航空会社(ANA, JAL, SQなど)を選択
便名 便名を入力
シンガポールでの宿泊先 「ホテル/その他/居住」から選択
ホテル名 ホテル名をリストから選択。見つからない場合は、「OTHERS」を選択して、ホテル名を入力。

シンガポール以前に搭乗した最後の都市/港

搭乗地(TOKYO, OSAKAなど)を選択。

シンガポール以後に降機する次の都市/港

シンガポール滞在後の次の目的地。日本の出発地に戻る場合、「前の都市と同じ」にチェックを入れる。
シンガポール出国日 シンガポール出国日「日/月/年」を入力

オンラインで事前提出するシンガポール電子入国カード(SG Arrival Card/アライバルカード)の書き方・記入例

③ 健康質問とワクチン接種状況について

最後は、健康質問とワクチン接種状況の申告。

過去の渡航歴について 過去に、現在と異なる名前のパスポートでシンガポールに入国したことがありますか?  旧姓で入国履歴がある場合、「はい」を選択。
㉒が「はい」の場合のみ、その名前を入力
シンガポール到着前の6日間に、アフリカまたはラテンアメリカの指定国を訪れましたか?
健康質問 最近7日間における発熱、発疹、咳、鼻水、喉の痛み、嗅覚の低下、息切れといった症状の有無
現在、発熱、咳、息切れ、頭痛、嘔吐があり、過去14日間にアフリカまたは中東を訪問しましたか?、
ワクチン接種について WHO緊急使用リスト掲載のワクチンを完全接種していますか?
ワクチン接種証明書(QRコードなし・紙媒体)をアップロードせずに携行する場合のみ、ここをチェック(あまりおすすめしません)
ここをクリックして、ワクチン接種証明書(QRコード)のアップロード。ファイル形式はJPEG/PNG/PDFのみ。

オンラインで事前提出するシンガポール電子入国カード(SG Arrival Card/アライバルカード)の書き方

このセクションで最重要なのが、QRコード付きワクチン接種証明書をアップロードすること。

あらかじめ、海外渡航用に使えるワクチン接種証明書を入手しておきましょう。

マイナンバーカードがあれば、スマホの専用アプリで発行可能です。

ワクチン接種証明書アプリ(無料)

 

最後に、レビュー画面ですべての情報が正しいことを最終確認したら、送信ボタンをクリック!

入力したメールアドレス宛に、入国カード提出完了メールが送られてきます。

 


空港での流れ:入国審査〜税関


■ 外国人は指紋スキャンが必要

チャンギ空港に着いたら、「Arrival(到着)」の矢印に従って、入国審査場へと向かいましょう。

チャンギ空港到着後は、「Arrival」の標識に従って入国審査場へ

電子入国カード・ワクチン接種証明書は、前述のオンラインで提出済みのはずなので、イミグレのカウンターで必要なのはパスポートのみ。

係官に質問されるのは、「滞在期間」くらい。

あとは、カウンターのスキャン台に両方の親指を一緒に載せて、指紋をスキャン登録。

この流れさえ抑えておけば、大丈夫。

メモ

シンガポールでは、パスポートに押すスタンプ(認証)を入国時・出国時ともに一律廃止。代わりにe-Pass Visa(電子訪問パス)が、入国カードに記載したメールアドレス宛に送られてきます。

■ 荷物受け取り

入国審査を通り抜けた後は、荷物の受け取りへ。

自分のフライトの荷物が何番のターンテーブルで返却されるか、モニターで確認しましょう。

■ 税関

荷物をピックアップしたら、最後は税関検査。

    • 申告ナシ ➡︎「緑」の扉から、そのまま抜けるだけ
    • 申告アリ ➡︎「赤」の扉のところで申告

これで空港でのプロセスは終了。さっそく市内へとGO!

シンガポール税関(Singapore Customs)

 


シンガポール現地のマスク事情


■ 電車・バス乗車時はマスク着用

続いて、市内を移動・観光するときに気になる、シンガポールのコロナ感染対策ルールについて、ご紹介します。

現在シンガポールでは、ソーシャル・ディスタンスや、イベント・集会における人数制限は、すでに撤廃。

残るマスクの着用に関しても、屋外・屋内に関わらず原則的には任意。唯一、以下の場合においてのみ着用が義務づけられています。

  • 電車・バス(タクシーは任意)
  • 指定の医療・ヘルスケア施設(老人ホームや介護施設などを含む)
  マスクの着用
電車(MRT)・バス 必要
タクシー 任意
商業娯楽施設(ホテル/モール) 任意
飲食施設(レストラン/バー) 任意
屋外 任意
医療・ヘルスケア施設 必要

日常生活においては、電車とバスに乗車するとき以外、マスクが不要になったシンガポールですが、街を見渡すと、マスク着用率はまだ高いのが実情です。

シンガポール保健省(MOH)

サイトwww.moh.gov.sg/

 


日本帰国時の手続き・必要書類


■ ワクチン3回接種者は陰性証明不要

現在、日本国籍・外国籍を問わず、日本へ入国(帰国)する際の、到着時検査・入国後待機は不要。

ただし、ワクチンの3回接種が完了していない人は、出発前検査(陰性証明書)が必要となります。

有効なワクチン接種証明書を保持していない18歳未満に対する特例は、こちらをチェック。

  ワクチン3回接種者 ワクチン未接種者
未完了者
ワクチン接種証明書 必要
出発前検査 不要 必要
出発前72時間以内の陰性証明書
到着時の検査・待機 不要 不要

日本の水際対策についての最新情報は、厚生労働省の公式ホームページでご確認ください。

厚生労働省

サイトwww.mhlw.go.jp/

 

■ ファストトラックで入国手続きを簡略化

アプリやウェブ上で検疫事項・質問票に事前登録しておくことで、到着空港でのプロセスを簡略化できる「ファストトラック」

これにより、スムーズに入国することができるので、帰国前(搭乗便到着予定日時の6時間前まで)にセットアップを完了しておきましょう。

ファストトラック利用方法

にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へ