世界3大料理!イスタンブールで食べるべきトルコ名物&絶品グルメ15選
世界3大料理の一つに数えられるトルコ料理。
でも実は、前回トルコに来たときは、食事が全く合わなかったという苦い経験が…。
今回、評価の高いレストランを調べるなど、万全の態勢で望んだところ、大当たり!
6泊7日のイスタンブール滞在で、食べに食べ尽くしたトルコ名物のなかから、本当に美味しかった絶品グルメ15選を一挙公開。
必食ベスト3!絶品グルメ
美食の街イスタンブールにあふれる絶品グルメの数々。そのなかでも、独断と偏見で選ぶベスト3を大発表!
ラム肉や香辛料が苦手でも、『これは美味い!』と感激した必食の3品です。
① 人気店の絶品ケバブ
トルコで絶対にハズせない名物といえば、「ケバブ」。
シルケジ駅から徒歩5分ほどの場所に位置する「Şehzade Cağ Kebap」は、イスタンブール在住『アジアねこ散歩ch』さんが動画で紹介していたケバブ専門店。
お店の看板メニュー「Cağ Kebap(ジャーケバブ)」は、トルコ東部のエルズルム地方発祥の名物で、水平回転で焼くのが特徴。
直火で炙られたラム肉は香ばしく、獣臭さは全くなし。焼き加減も、外はカリカリ、中はジューシーと絶妙な仕上がり。
付け合せのトマトや玉ねぎと一緒に、薄焼きのパン(Lavaş)に包んでいただきます。ラム嫌いが、滞在中2回行くほどの美味しさです。
Şehzade Cağ Kebap
② トルコ風ハンバーグ「キョフテ」
トルコ風ミートボール、もしくはハンバーグなどと呼ばれる「キョフテ(Köfte)」は、ケバブと並んで、トルコを代表する肉料理。
またまた『アジアねこ散歩ch」』さんのおすすめに従って、「Tarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Usta」へ。
こんがりとした焼き目がついた100%のビーフパティ。細長い短冊型に成形されており、食べやすいサイズも◎。塩と香辛料のシンプルな味付けが、肉本来の美味しさを引き立ています。

スルタンアフメト地区のド真ん中にあるので、観光途中のランチやディナーにぴったり。このお店にも2回、行きました!
Tarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Ustat
③ 屋台グルメ「サバサンド」
バックパッカーのバイブル『深夜特急』ファンであれば、イスタンブールといえば「サバサンド」を思い浮かべる人も多いはず。
美味しいサバサンドを求めて向かったのは、レストランではなく、即席感あふれる露店。旅ブログ『さぼわーる』の小山のぶよさんが絶賛していた屋台で、カラキョイ側のフィッシュマーケットの近くにあります。
炭火で焼き上げたサバに、食欲そそそるソースとたっぷりの野菜。
海を見ながらパクついた「サバサンド」は、イスタンブールの忘れられない思い出になりました。
肉料理だけじゃない!トルコ名物
トルコ料理は、ケバブやキュフテだけではありません!
多彩なグルメの数々は、肉料理が続いたときの気分転換としても最適です。
④ ゴマたっぷりのパン「シミット」
イスタンブールの街を歩くと、至るところで見かけるキュートな赤い屋台。
ここで売られているのが、朝食やおやつとして、人々に愛されている「シミット(Simit)」。
ゴマたっぷりのリング型パンは、外はカリッと、中はふんわりとした食感。
小腹が空いたときに、サクッと手軽に食べられるストリート・フードです。
⑤ ムール貝ピラフ「ミディエ・ドルマ」
海に面するイスタンブールでは、新鮮なシーフードを使ったグルメも豊富。
なかでも定番なのが、ムール貝のなかにライスを詰めて炊き上げた「ミディエ・ドルマ(Midye Dolma)」。
貝の旨味が染み込んだピラフと、フレッシュなレモンの風味。米が主食の日本人垂涎のローカルフードです。
⑥ 舟型ピザ「ピデ」
「ピデ」と呼ばれるトルコ風ピザは、円形ではなく、舟のような細長い形をしているのが特徴。
ひき肉やスジュク(トルコのソーセージ)、ほうれん草、トマトなど、具材は選択可能。
クセもないので、香辛料の強い料理が苦手な人にもおすすめ。
⑦ 豪華!トルコ式の朝食
家族や友人たちと過ごす時間として、トルコで大切にされている朝食。
テーブルいっぱいに、卵料理、パン、チーズ、ソーセージ、オリーブ、トマトやキュウリなどの野菜、ジャム、蜂蜜といった小皿料理がズラリと並びます。
レストランやカフェによっては、朝以外でもトルコ式朝食を提供しているところもあるので、ランチとして楽しむのもアリ。
⑧ 朝食の定番メニュー「メネメン」
朝食の定番メニューとして親しまれている「メネメン(Menemen)」は、もともとイズミル地方のメネメンで発祥したとされる郷土料理。
ピーマンや玉ねぎ、卵をトマトソースで煮詰めたシャクシュカような料理で、パンとの相性もバッチリです。
甘〜い誘惑!極上のデザート
イスタンブールは、甘いもの好きにはたまらないスイーツ天国。時代や国境を超えて愛される伝統菓子から、カフェの名物ケーキまで、甘〜い誘惑がいっぱいです。
⑨ トルコ菓子の代名詞「バクラヴァ」
オスマン帝国時代の宮廷で広まった「バクラヴァ(Baklava)」は、何層にも重なった薄いパイ生地(フィロ生地)に、シロップをたっぷり染み込ませた甘美なデザート。
本場のバクラヴァを堪能するなら、イスタンブールNo.1と謳われる「カラキョイ・ギュルオール」へ。
最高級ピスタチオを使用したバクラヴァは絶品です。
Karaköy Güllüoğlu – Nadir Güllü
⑩ チーズたっぷり「キュネフェ」
トルコ南部、ハタイ県アンタキヤが発祥の地として知られる伝統菓子「キュネフェ (Künefe)」。
「カダイフ(Kadayıf)」と呼ばれる極細麺の生地に、チーズを挟んで焼き上げたもの。
外はパリパリ、中はトロリとした食感と、シロップの甘さとチーズの塩気という2つのコントラストがクセになるデザートです。
Tatlıcı Safa
⑪ 話題のサンセバスチャン・チーズケーキ
インスタのカフェ投稿で目を引いたのが、こちらの「サンセバスチャン・チーズケーキ」。バスク・チーズケーキの上から、チョコレートソースたっぷりとかけられたが禁断の味。
ガラタ塔やイスティクラル通り、旧市街のシルケジや、アジア側のカドゥキョイなど、10店舗以上を展開するカフェ「Viyana Kahvesi」で食べることができます。
Viyana Kahvesi
チャイ派 vs コーヒー党、どっち?
イスタンブールの街角で、トルコの日常に欠かせない2つの飲み物―――チャイとコーヒーを飲み比べ!
⑫ トルコの紅茶チャイ
「チャイ(Çay)」の平均飲用杯数は1日約5杯と、「1人当たりの紅茶消費量」世界トップを誇るトルコ。
持ち手のないチューリップ型の小さなグラスでいただくのがトルコ流。
ボスポラス海峡を横断しながらフェリーで飲んだチャイは、最高の一杯でした。
⑬ 砂煎りトルココーヒー
ユネスコの無形文化遺産にも選ばれている「トルコ・コーヒー」。
なかでも、伝統的な「砂煎りコーヒー」は、イスタンブール滞在中に体験したいことの一つ。
熱した砂の上で、ジェズべと呼ばれる小さな金属製の鍋をゆっくりと回すと、ジュワっと沸き立つコーヒー。
儀式のような神聖さを感じる所作にウットリ。
イスタンブール在住の『アジアねこ散歩ch』さん、おすすめのコーヒー店「Kahvechi Serif」は、タクシム広場から約5分ほど。
新市街の中心部にあるので、観光途中のコーヒーブレイクにぴったりです。
最高のルーフトップ・レストラン
世界3大料理に輝くトルコの美食と、眼前に広がる歴史的な街並み。イスタンブールで最高の思い出を作るなら、食事と絶景を同時に堪能できるルーフトップ・レストランへGo!
⑭ Seven Hills Restaurant
イスタンブールで「ルーフトップ・レストラン」と検索すると、真っ先に出てくるのが「Seven Hills Restaurant」。
スルタンアフメト地区にある「セブンヒルズ・ホテル」の最上階に付設されたレストランです。
右手側に「アヤソフィア」、左手側に「ブルーモスク」と、イスタンブールの2大ランドマークが一望できる絶好のロケーションが自慢。
- 人気店だけあって、人の出入りが激しい
- 観光客がエサをあげるため、カモメが飛んでくる
落ち着いて食事をするというよりも、サクっと写真を撮るためと割り切って、カフェだけ利用するのが得策かと…。
Seven Hills Restaurant
⑮ Turgut Kebab Restaurant
同じくスルタンアフメト地区にあるトルコ料理レストラン「Turgut Kebab Restaurant」。
宿泊ホテルから近いということで、たまたま入ったお店でしたが、屋上のテラス席は知る人ぞ知る絶景スポット。
ブルーモスクを眺めながら、ゆっくりと食事を楽しむことができる穴場ルーフトップ・レストランです。
朝食〜ランチ〜ディナーと、いつでも利用できる24時間営業も、うれしいポイント。
Turgut Kebab Restaurant – Sultanahmet
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