パンダやマナティーに出会う!雨の日も楽しめる「リバーワンダー」
シンガポール北部のマンダイ自然保護区に集まる3大動物園の中で、「シンガポール動物園」、「ナイトサファリ」に続き、最後にオープンした「リバーワンダー(旧リバーサファリ)」。
長江流域のジャイアントパンダや、アマゾン川のマナティーなど、世界の7つの大河をテーマに、その周辺に生息する約240種類・約7500匹の動物や淡水生物を飼育・展示。
園内のほとんどに屋根があるので、雨の日でも楽しめるパークです。
今回は、基本情報、地図、見所など、「リバーワンダー」の魅力を紹介します!
リバーワンダーの基本情報
■ 営業時間と定休日
- 開園時間10:00am〜19:00pm
- 定休日なし
リバーワンダーは、年中無休。年末年始・旧正月もオープンしています。
閉園時間は午後7時ですが、最終入場は午後6時まで。
River Wonders
■ リバーワンダーの入場料・チケット購入
リバーワンダーの入場料は、以下のとおり。
大人 | 子供(3〜12才) | |
---|---|---|
リバーワンダー入場券 | $40 | $28 |
アマゾン・リバー・クエスト | $5 | $5 |
チケットは、公式ホームページからの購入が可能。
楽天会員だったら、楽天ポイントが使える・貯まる「楽天トラベル観光体験」での予約・購入が便利です。
■ リバーワンダーの場所・行き方
シンガポール北部郊外のマンダイの森に位置する「リバーワンダー」。シンガポールの市街中心部からは、タクシーで30〜40分、シャトルバスで約1時間ほど。
アクセス方法については、別途詳しく記載していますので、下記をご参照ください。
■ リバーワンダーの地図と所要時間
「リバーワンダー」は、約12ヘクタール、およそ東京ドーム約2.5個分の広さ。
園内を縦断する川(アッパーセレター貯水池の水流)を挟んで、左岸と右岸に分かれています。

順路としては、入口から時計回りに進み、ちょうど折り返し地点となる橋を渡って、対岸を回るというのが、通常ルート。
所要時間は、おおよそ2時間前後。じっくり見て回っても、3時間くらいあれば十分かと。
リバーワンダーの見所
■ リバーズ・オブ・ザワールド
園内の各エリアは、世界最長のナイル川や、インドの聖なる河ガンジス、アメリカの大動脈ミシシッピなど、世界の名だたる河川の生態系を忠実に再現。
水中に暮らす淡水生物はもちろん、鳥やリスなどの陸生動物など、多彩な生き物が集まっています。
■ ジャイアント・パンダ・フォレスト
中国大陸を横断する「長江」流域に生息するのが、皆んな大好きジャイアント・パンダ。
リバーワンダー随一の人気者がいるのは、屋内施設「ジャイアント・パンダ・フォレスト」。

カイカイ(♂)とジアジア(♀)、そしてシンガポールで初めて生まれた赤ちゃんパンダ、ルァルァ(Le Le)の3頭が暮らしています。
パンダ舎の後は、軽食レストラン「ママパンダ・キッチン」に寄ることをお忘れなく。
キュートなパンダ饅とカプチーノで、しばしの休憩タイム。
■ 折り返しのデッキ橋はビューポイント
「ジャイアント・パンダ・フォレスト」を通り抜けると、全長約180mのデッキ橋が見えてきます。
ちょうど折り返し地点にあたる橋の上は、絶好のビューポイント。
満々と水をたたえるアッパーセレター貯水池と、その周囲を取り囲む豊かな緑。
シンガポール市街地ではなかなか見られない美しい景色を楽しみながら、対岸へと渡りましょう。
■ アマゾン・リバー・クエスト
園内の右岸(南側)は、南米の熱帯雨林を流れるアマゾン川のゾーン。
このエリアでの目玉は、2013年に完成したボートライド型アトラクション「アマゾン・リバー・クエスト」!
アトラクション乗り場は、テーマパークそのもの。
休日やピークシーズンには、長い列ができることもあります。
約10人(2人掛けx5列)ほどが座れる小型ボートに乗り込み、いざ出発!
ゆっくりとアマゾンの熱帯雨林を進んでいきます。
バクにカピバラ、ペッカリー、グアナコなど、次々と現れる動物たち。
こちらをジッと見つめるジャガーに、鮮やかなピンクが緑に映えるフラミンゴの群。
探検気分で、たくさんの動物たちに会える「アマゾン・リバー・クエスト」。
入場料とは別に、$5の乗車券が必要ですが、文句なしに面白いので、絶対お見逃しなく。
メモ
身長制限は1.06m以上。
また雨天の場合、中止の可能性もあり。
■ リスザルの森
「リスザルの森」は、リスザルとシロガオサキモンキーの楽園。
可愛いリスザルたちが自由に動き回るようすを、間近で見ることができます。
■ アマゾン浸水林
出口付近に位置する、最後のゾーンが「アマゾン浸水林」。
水中トンネルを通って、熱帯雨林の水中に広がる神秘の世界へ。
カラフルな熱帯魚に誘われて、奥へ奥へと進んでいくと、高さ4m・幅22mの巨大な水槽が出現。
幻想的な浸水林をゆったりと泳ぐのは、人魚伝説のモデルとなったといわれるマナティー。
そんじょそこらの水族館顔負けのパノラマ水槽で、アマゾンの深淵を体感できました。
家に帰るまでが遠足です
■ 「リバーワンダー」のお土産ショップ
帰る前に、「リバーワンダー」の入口広場にあるギフトショップで、お土産探し。
ぬいぐるみやナノブロック、アニマル・フェイスパックなど、キュートな動物キャラクターのアイテムがいっぱい。
■ 帰りのタクシー乗り場
往復送迎付きのツアーなどで来ていない場合、気になるのが帰りの足。
Grabなどの配車アプリで車を呼べればベストですが、なかなかつかまらない時間帯・時期も。
その場合、駐車場エリア(往路で降ろされた場所)に、タクシー乗り場があるので、ここでタクシーを拾いましょう。
「リバーワンダー」総評
「シンガポール動物園」、「ナイトサファリ」、「リバーワンダー」と、3つあるシンガポールの動物園の中で、どこに行くべきか悩む人は多いと思います。
リバーワンダーは、
- 水族館
- 動物園のスター「パンダ」
- テーマパーク的アトラクション「アマゾン・リバー・クエスト」
と、各々の良いところをコンパクトに集約したところ。
限られた時間で、いろいろ楽しみたい人にぴったり。
他の2パークと異なり、ほとんどの場所に屋根があり、エアコンの効いた屋内での展示も多いので、雨の日はもちろん、疲れやすい小さいお子さんやお年寄りが一緒の場合にもおすすめのスポットです。
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