シンガポール「4大動物園」どれがおすすめ?基本情報・行き方・チケット

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【更新】2023年5月8日「バードパラダイス」がオープン

超高層ビルが林立する大都会というイメージの強いシンガポール 。

でも、この国があるのは赤道直下。中心部を離れて郊外に向かうと、手付かずの豊かな自然が残されています。

シンガポール3大動物園の看板ゲート

なかでもシンガポール北部、ジャングルの奥に位置するマンダイ野生動物保護区」には、

の4つのパークが集結。

『4つのうち、どれがおすすめ?』『全部1日で回れるの?』『どうやって行けばいいの?』といった、よくある質問に答えながら、シンガポールを代表する4大動物園の全貌をご紹介します!

 


シンガポール北部に位置する「4大動物園」


■ 「マンダイ野生動物保護区」の場所

4大動物園のある「マンダイ野生動物保護区」と市街地との位置関係を、下記のシンガポール地図で、ざっくりと理解しておきましょう。

マリーナベイやオーチャード、チャイナタウンやアラブストリートなど、旅行者の多くが宿泊・観光するエリアが固まっているのは、シンガポールの南部

対して、動物園エリアは、市街中心地から離れたシンガポール北部。マレーシアとの国境にほど近い郊外に位置しています。

 

■ シンガポールで人気の4つのパークが隣接

アッパーセレター貯水池のほとりに広がる熱帯雨林のジャングルに囲まれたマンダイ野生動物保護区

1973年にシンガポール動物園が開園したのを皮切りに、1994年には「ナイトサファリ」、そして2014年にはリバーワンダー(旧リバーサファリ)がオープン。

シンガポール4大動物園の地図

今年2023年5月には、ジュロンから移転した「バードパラダイス」が加わり、4つのパークが隣接する一大野生動物保護区となっています。

 


シンガポール4大動物園への行き方


■ 安いけれど時間がかかる公共交通機関

一ヶ所に固まっているので、シンガポール動物園、ナイトサファリ、リバーサファリ、バードパラダイスへの行き方は一緒。

ここでは、主要なアクセス方法おすすめの行き方について、まとめてご紹介したいと思います。

手段 料金・時間・乗り場
タクシー 片道$20〜30くらい
市内から約30〜40分
一番手っ取り早くて便利。
マンダイ・シャトル $1
市内から約1時間15分
MRTの最寄駅カーティブ(Khatib)駅A出口と動物園を結ぶシャトル・バス「マンダイ・シャトル」に乗車。約15分ほどで到着。運賃支払いは、EZ-Link、NETs、カード(タッチ決済)のみ。現金不可
カーティブ駅発:8:00〜23:40、動物園発:8:40〜24:00。毎日10分間隔(23時以降は20分間隔)で運行。
路線バス(138) 約$2
市内から約1時間30分

  • MRTアンモーキオ(Ang Mo Kio)駅から路線バス138番
  • MRTチョア・チューカン(Choa Chu Kang)駅から路線バス927番。
  • MRTスプリングリーフ(Springleaf)駅から路線バス138番。

 

■ 旅行者はタクシーがおすすめ

マンダイ・シャトルと路線バスは、まず市内中心部から郊外までMRT(電車)で行き、そこから更にバスを乗り継ぐというルート。安上がりですが、時間がかかります。

観光時間が限られている旅行者は、ここでお金を節約するより、手っ取り早くタクシーで行くのがおすすめ。

「リバーワンダー(River Wonders)」タクシー乗り場

行きのタクシーで降車した場所(ドロップオフ・ポイント)の隣に、タクシーの乗車ポイントがあるので、帰りはここからタクシーをピックアップ。

「Grab」などのタクシー配車アプリで使ってタクシーを呼ぶか、列に並んでタクシーを待ちましょう。

 


各パークの特徴と楽しみ方


■ すべてを1日で巡るプランは現実的?

同じエリアに4つのパークが隣接していることがわかったところで、『じゃあ1日で全部を回れるじゃん!』と考える方もいるかもしれません。

日中、シンガポール動物園・バードパラダイス・リバーサファリを駆け足で回って、日没からオープンするナイトサファリに行けば、4つのパークをハシゴすることは理論上は可能

でも、しかし!

暑いシンガポールで、早朝から深夜まで歩きつづけるのは、かなりの体力を消耗します。特に小さなお子さん連れの場合には、1日で4パーク全部巡るというプランは、非現実的

疲れ切った中、無理して回るよりも、楽しめる範囲内でプランすることを断然おすすめします。

 

■ 4つの動物園のなかで、おすすめはどれ?

1日で回るのが難しい場合、次に気になるのは『4つのパークのうち、どこに行くのが一番か?』ということ。

これは見たい動物で選ぶのもよいし、体験したいアクティビティやショー、行ける時間帯によって決めるのもアリです。

パーク 特徴
シンガポール動物園
8:30〜18:00

約4,200匹が生息する動物の王国

  • キリンや象への餌やり体験
  • イルカや動物たちのショー
  • 動物たちと一緒の朝食
  • ホワイトタイガーやチーター
  • 園内トラム

おすすめ➡︎幼稚園・小学生くらいの子供連れの家族

ナイトサファリ
18:30〜24:00

野生が躍動する夜のジャングル

  • ファイヤー・パフォーマンス
  • 芸達者な動物たちのショー
  • ウォーキングトレイル
  • 園内トラム

おすすめ➡︎大人同士、もしくは中学生以上の子供がいる家族

リバーワンダー
10:00〜19:00

大河で暮らす生物たちの世界

  • 世界最大級の淡水水槽
  • パンダやマナティにあえる
  • アトラクション「アマゾン・リバークエスト」

おすすめ➡︎子供から大人までオールマイティ。屋内も多いので雨の日もおすすめ

バードパラダイス
9:00〜18:00

華麗なる鳥たちの楽園

  • 2023年5月にソフトオープンしたばかり
  • 鳥たちへの餌やり体験
  • ショー・パフォーマンスあり
  • 園内シャトルあり。

おすすめ➡︎鳥が好きな人。他の3パークに既に行ったことのある人

日本では体験できない「夜の動物園」というフレコミで、一番人気なのは「ナイトサファリ」

ただし、口コミでよく聞くのが、

  • 夜間なので、動物が見えにくい
  • トラムに乗車するために行列・混雑がすごい

ということ。

小さな子供連れにとっては、夜の眠くなる時間帯に、人混みの中を長時間並んだり、歩き回ったりするのは大変。無理をすると、翌日からの体調やスケジュールに響くかもしれません。

そういう意味で、小学生以下のお子さんがいる場合は、「ナイトサファリ」よりも、昼間のシンガポール動物園がおすすめ。

 

また、冷房の効いた室内での展示も多く、園内の大部分に屋根があるリバーワンダーは、雨の日の観光にもぴったり。ちなみに、パンダがいるのも「リバーワンダー」です。

1〜2時間でも回れる「リバーワンダー」から「ナイトサファリ」へ行くという流れなら、掛け持ちも可能かもしれません。

既に「ナイトサファリ」・「シンガポール動物園」・「リバーワンダー」に行ったことがある人は、新しくオープンした「バードパラダイス」に行ってみましょう。

 


4大動物園のチケット料金・予約・購入


■ 入場チケットはオンライン購入が便利

シンガポールの野生動物保護区への入場券には、1つのパークに入れる「シングルパーク・チケット」と、他のパークとセットになった「マルチパーク・チケット」があります。

シンガポール動物園・リバーサファリのチケットカウンター

各パーク単体の入場チケットの料金は以下のとおり。公式ホームページから予約・購入が可能です。

※子供料金は3才~12才
パーク  料金 楽天で購入
シンガポール動物園
(園内トラム付)

大人$48
子供$33

チケット購入

ナイトサファリ
(英語トラム付)

大人$55
子供$38

チケット購入

リバーワンダー
(アマゾンリバークエストは別売$5)

大人$42
子供$30

チケット購入

バードパラダイス
(園内シャトル付)

大人$38
子供$23

チケット購入

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