半日モデルプラン「シンガポール動物園」見どころ&おすすめの回り方
年間約190万人が訪れるシンガポールの人気スポット「シンガポール動物園(Singapore Zoo)」。
同じくマンダイ野生動物保護区に位置する「ナイトサファリ」・「リバーワンダー」・「バードパラダイス」と並び、シンガポール4大動物園の一つに数えられています。
鬱蒼としたジャングルの奥に広がる園内では、生息地に近い自然な環境で動物の飼育を行う「オープン・コンセプト」を採用。
野生動物たちのありのままの生態を、間近に観察することができます。
今回、広大な「シンガポール動物園」を半日で満喫するモデルプランを作成。
動物はもちろん、ショーにアクティビティー、レストランなど、見逃せないポイントを効率的に回る方法を伝授いたします!
シンガポール動物園の基本情報
■ シンガポール動物園の場所・行き方
シンガポール北部の郊外、マンダイ野生動物保護区に位置する「シンガポール動物園」。
電車を使って行く方法もありますが、周辺には駅がないため、MRTの駅から更にバスに乗り継がなくてはなりません。
よっぽど時間があるという人以外は、手取り早くタクシーで行きましょう。シンガポールの市街中心部から30〜40分ほど。
アクセス方法については、別途詳しく記載していますので、下記をご参照ください。
■ 営業時間とピークシーズンの混雑
- 開園時間 8:30am〜18:00pm
- 定休日 なし
年末年始・旧正月など関係なく、年中無休でオープン。
来園者の多くなる土日やホリデーシーズンは混雑が気になりますが、一旦パークに入ってしまえば、広い園内で気になるほどではありません。
ただし昼食時のレストランが混み合うのは覚悟しましょう。
閉園時間は18時ですが、最終入場は17時までなのでご注意を。
■ シンガポール動物園のチケット料金・購入
入場チケットの料金は、以下のとおり。
シンガポール動物園だけでなく、マンダイ野生動物保護区の複数のパークに入場券がセットになったマルチチケット(7日間有効)もあり。
チケットは、公式ホームページからの購入が可能。
大人 | 子ども | |
---|---|---|
シンガポール動物園 | $49 | $34 |
シンガポール動物園+リバーワンダー | $80 | $50 |
シンガポール動物園+リバーワンダー+ナイトサファリ+バードパラダイス | $110 | $80 |
楽天会員だったら、楽天ポイントが使える・貯まる「楽天トラベル観光体験」での購入が便利です。
予約完了後、メールで送られてくるeチケットのQRコード(印刷不要・スマホ画面でオッケー)を、入口で見せるだけ。
万が一、当日行けなくなっても90日間有効で安心。
Singapore Zoo
シンガポール動物園の地図・楽しみ方
■ 園内マップと所要時間
「シンガポール動物園」の面積は、東京ドームの約5.5倍にあたる26ヘクタール。
世界各地の生態系を再現した12のゾーンに区分けされた園内。貴重な絶滅危惧種を含む約300種4,200匹の哺乳類、鳥類、爬虫類が生息しています。
ゾーン | 主な動物 |
---|---|
オーストラレーシア | カンガルー、ワラビー、ヒクイドリ |
エレファント・オブ・アジア | ゾウ |
フラジャイル・フォレスト | ピグミーマーモセット、オオコウモリ、リュウキュウムラサキ |
エチオピア大地溝帯 | マントヒヒ、ミーアキャット、ヌビアアイベックス |
オランウータンの島・遊歩道 | オランウータン |
霊長類の王国 | クロザル、ジャワラングール、パタスモンキー |
キッズワールド | ウサギ、ヤギ、ポニー |
爬虫類ガーデン | ゾウガメ、コモドドラゴン、イリエワニ |
レプトピア | ジュウジメドクアマガエル、アゴヒゲトカゲ |
カメ・シェルター | ビルマホシガメ、インドホシガメ |
ツリートップス・トレイル | ブラウンキツネザル、シロガオサキ |
ワイルド・アフリカ | ライオン、ヒョウ、チーター、キリン、シマウマ、シロサイ |
シンガポール動物園での所要時間は、アクティビティ(ショー・餌やり)への参加、レストランでのランチを含めると約6時間前後。
アクティビティをスキップしたり、駆け足で回れば、もっと短縮することも可能です。
■ 無料!4つの乗り場を巡回するトラム
広大な園内の移動には、トラムが便利。トラム乗車は入場料に含まれているので、追加料金は不要。
パーク内の4つの乗り場を反時計回りに巡回しています。
■ シンガポール動物園の回り方
園内を回る順路については、特に決まりはありません。
まずは、参加したいアクティビティ・ショーの時間を確認してから、進む方向・ルートを決めるのがポイント。
ショーは全て無料で、予約不要です。
ショー | 場所 | 時間 |
---|---|---|
スプラッシュ・サファリ | ショー・ファウンデーション・アンフィシアター | 10:30am、17:00pm |
アニマル・フレンズ | アニマル・バディー・シアター(キッズワールド) | 11:00pm、14:00pm |
レインフォレスト・ファイトバック | ショー・ファウンデーション・アンフィシアター | 12:00pm、14:30pm |
対する、餌やり体験は競争率も高く、早めの予約が必須。
餌やり体験 | 場所 | 時間 |
---|---|---|
ゾウ | エレファント・オブ・アジア | 9:30am, 11:45am, 16:30pm |
キリン | ワイルド・アフリカ | 10:45am, 13:50pm, 15:45pm |
シロサイ | ワイルド・アフリカ | 13:15pm |
ゾウガメ | 爬虫類ガーデン | 13:15pm |
シマウマ | ワイルド・アフリカ | 10:15am, 14:15pm |
アクティビティの予約は公式サイトから。餌代として$8がかかります。
Feed the Animals
■ 持ち物や服装について
また、シンガポール動物園はピクニック・エリアがあり、フードやドリンクの外部からの持ち込みがオッケー。屋外エリアが多いので、暑さ・日焼け対策、水分補給のドリンクなどを準備して出掛けましょう。
- 帽子・日傘
- 日焼け止め
- サングラス
- 虫よけスプレー
- 飲み物
見どころと半日モデルプラン
■ 毎朝開催!動物たちとの朝食
毎朝「アーメン・レストラン」で開催されているのが「ブレックファスト・イン・ザ・ワイルド」。
動物たちと一緒に朝食がとれる、またとないチャンスです。
登場するのは、ハナグマ、コンゴウインコ、そしてオラウータンなど、日や天候によって変わります。
座席は、基本的に早いもの勝ちの先着順。動物たちに近い前列中央のテーブルに座りたい場合は、早めに行くべし。
9:30〜10:00の30分間、かわいい動物が登場して、一緒に記念撮影することができます。
朝食はビュッフェ形式。ローカルフードから西洋料理まで幅広いメニューが充実。
要予約です。
Breakfast in the Wild
■ アシカ・ショー「スプラッシュ・サファリ」
次に目指すのは、アーメンレストランから少し歩いたところにある「ショー・ファウンデーション・アンフィシアター(Shaw Foundation Amphy Theatre)」。
毎日2回、アシカのショー「スプラッシュ・サファリ」が実施されています。
ショーは、約20分間。キュートなアシカが水上で跳ねたりジャンプしたりと、華麗なパフォーマンスを見せてくれます。
舞台中央のプール付近に設定されているスプラッシュ・ゾーンは、水がかかる可能性のあるエリア。濡れたくない人は、それ以外の場所に座りましょう。
場所 | 時間 | |
---|---|---|
スプラッシュ・サファリ | ショー・ファウンデーション・アンフィシアター | 10:30am、17:00pm |
ここからは、「霊長類の王国」〜「エレファント・オブ・アジア」〜「オーストラレーシア」、「エチオピア大地溝帯」と、園内の左側をめぐります。
■ 5頭のアジアゾウが暮らすサンクチュアリ
絶滅の危機に瀕しているスマトラゾウを含む、5頭のアジアゾウが暮らす「エレファント・オブ・アジア」。5頭ともすべてがメスという女の園です。
長い鼻をゆらしながら、ゆったりと歩く姿がキュート!
芸達者なゾウたちが多彩な技を披露してくれるショー「エレファント・プレゼンテーション」は、一時休止中です。
場所 | 時間 | |
---|---|---|
エレファント・プレゼンテーション | エレファント・オブ・アジア | 一時休止中 |
■ おなじみの動物から貴重種まで
「エレファント・オブ・アジア」を抜けると、「オーストラレーシア」と、「エチオピア大地溝帯」周辺。
おなじみカンガルーやワラビーから、見たことのない動物たちまで、次から次へと出会えます。
■ 白い毛皮にブルーの瞳!ホワイトタイガー
「ホワイトタイガー」のエリアにやってきました。
白い毛皮に、クリスタルブルーの瞳。気高く美しい姿に目が釘付け!
池に飛び込んだり、ボールで遊んだり、珍しい姿を見せてくれたサービス精神旺盛な?ホワイトタイガー。
■ 「アーメン・レストラン」でランチ
ホワイトタイガーの施設から、園内の中央にある「アーメンレストラン」周辺に戻ってきたところで、ランチタイム!
レストラン内には、ローカルフードから中華、ウエスタンまで、いろんな料理が揃っています。
そんなにお腹が空いていないなら、キュートな動物型の蒸しまんじゅうはいかが?
パンダはあんまん、ホッキョクグマはコーンカスタードのクリームが入り。
■ サバンナの世界「ワイルド・アフリカ」
今度は、園内右側にある一大ゾーン「ワイルド・アフリカ」へと出発。
ここは、チーター、ライオン、シマウマ、ヒョウなどの肉食獣と、シロサイ、シマウマ、キリンなど、アフリカのサバンナに生息する野生動物の宝庫。
■ 予約必須!ドキドキの「餌やり体験」
動物たちと触れ合える「餌やり体験」は、「シンガポール動物園」の人気アクティビティの一つ。
餌やり体験 | 場所 | 時間 |
---|---|---|
ゾウ | エレファント・オブ・アジア | 9:30am, 11:45am, 16:30pm |
キリン | ワイルド・アフリカ | 10:45am, 13:50pm, 15:45pm |
シロサイ | ワイルド・アフリカ | 13:15pm |
ゾウガメ | 爬虫類ガーデン | 13:15pm |
シマウマ | ワイルド・アフリカ | 10:15am, 14:15pm |
今回は、13時50分からワイルド・アフリカで実施されるキリンの餌やりに挑戦。
動物の顔が近づくドキドキの瞬間。シャッターチャンスをお見逃しなく!
■ 「レインフォレスト・ファイトバック」
もう一つの人気ショー「レインフォレスト・ファイトバック」を観覧。
「スプラッシュ・サファリ」と同じショー・ファウンデーション・アンフィシアターで開催されます。
20分ほどのショーの最後は、ショーで活躍した動物との写真タイム。
動物たちとの至近距離での記念撮影は、忘れられない思い出になりますね。
場所 | 時間 | |
---|---|---|
レインフォレスト・ファイトバック | ショーファンデーション・アンフィシアター | 12:00pm、14:30pm |
このショーを見終わると、時刻はだいたい15時前後。午前中から約6時間に及ぶ「シンガポール動物園」半日プランの終了。
暑い中での散策、お疲れさまでした!
帰路につく前に
■ 「ギフトショップ」でお土産さがし
帰る前に、入口ゲート近くにあるギフトショップをチェック。
ぬいぐるみやTシャツといったお土産の定番から、デザイン性の高い雑貨小物まで、動物をテーマにした素敵な商品が揃っています。
シンガポール動物園のお土産さがしにぴったりです。
■ 帰りのタクシー乗り場
往復送迎付きのツアーなどで来ていない場合、気になるのが帰りの足。
Grabなどの配車アプリで車を呼べればベストですが、なかなかつかまらない時間帯・時期も。
その場合、駐車場エリア(往路で降ろされた場所)に、タクシー乗り場があるので、ここでタクシーを拾いましょう。
「シンガポール動物園」総評
「シンガポール動物園」、「ナイトサファリ」、「リバーワンダー」と、シンガポールに3つ動物園の中で、まさに王道をゆくのが「シンガポール動物園」。
- 熱帯ジャングルに囲まれた自然の環境
- ホワイトタイガーやアジアゾウ
- エンターテインメント性の高いショー
- 餌やりなどの貴重な体験
など、子どもから大人まで楽しめる魅力がいっぱい。
ただ、広大な園内を歩き回るのは、思った以上に体力を消耗するので、無理のないプランで楽しんでください!
Singapore Zoo
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