最もお金がかかる都市ランキング1位!シンガポールの生活費ハウマッチ?
[更新] 2018年版のレポート発表
先日、英経済誌「エコノミスト」の研究機関エコノミスト インテリジェンス ユニットが発表した「2018年版 世界主要都市の生活費ランキング」。
シンガポールが5年連続でトップになったということで、シンガポール界隈では何かと話題になっていたので皆さんも既にご存知かもしれません。
2018年版、生活費かかる国トップ10はこちら。
1位 | シンガポール(シンガポール) |
---|---|
2位 | パリ(フランス) |
2位 | チューリッヒ(スイス) |
4位 | 香港(香港) |
5位 | オスロ(ノルウェー) |
6位 | ジュネーブ(スイス) |
7位 | ソウル(韓国) |
8位 | コペンハーゲン(デンマーク) |
9位 | テルアビブ(イスラエル) |
10位 | シドニー(オーストラリア) |
昨年、4位と5位にランクされていた東京と大阪は、2018年版ではトップ10圏外へ。またニューヨーク、ロサンゼルスといった北米の大都市も姿を消しました。
シンガポールと日本の生活費を比較
経済的観点の分析などは専門家におまかせするとして、在住者としては正直『その生活費がいかほどなのか』ってほうがが気になるところ。
…ということで、シンガポールとついでに日本の「生活費」について調べてみました!
データについて、シンガポールは「Household Expenditure Survey」の2012/13版、日本は「家計調査年報」2015年版のものを参照しています。また、シンガポールドルは、比較便宜上、S$1=¥80で円換算してることご了承ください。
一世帯当たりの消費支出は、日本が1ヶ月平均287,373円だったのに対し、シンガポールは平均S$4,724(約37.8万円)。その差は約10万弱。
支出の内訳の1位を占めるのは?
シンガポールの支出の内訳をみると、食費の占める割合が最も高く、次に交通費となっています。
住居にかかわる金額が少ないのは、シンガポールも日本も同様ですが、これは持ち家や家賃の低い住宅などに住んでいる国民全世帯の平均だからということでしょうか。
異常なほど高いシンガポールの家賃を払っている外国人在住者からすると、にわかには信じられない数値で、実感とのズレを大きく感じます。それ以外は、『まあ、そんなものかな』という印象でした…。
支出がわかったところで、最後に収入に関しても参考までに。一世帯当たりの平均月収、シンガポールはS$10,503(約84万円)、日本は525,669円だそうです。
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