高島屋からラッフルズまで!シンガポールの月餅(ムーンケーキ)2023
【更新】 2023年の情報をアップデート
シンガポールにおいて、秋の風物詩といえば中秋節。
毎年、陰暦の8月15日に祝われる節句で、2023年は9月29日(金)にあたります。

十五夜の満月を鑑賞しながら、秋の豊作を願う伝統行事において欠かせないのが、月を象った「月餅(ムーンケーキ)」。
この時期になると、ホテルやデパート、レストランなどの店頭には、趣向を凝らした月餅が並びます。
シンガポール最大規模を誇る高島屋の「中秋フェア」から、専門店の伝統的な月餅、ラッフルズホテルの高級ムーンケーキまで、イマドキの月餅事情をお伝えします。
シンガポール最大級!高島屋の月餅フェア
■ 中秋節恒例!高島屋の一大イベント
オーチャードの高島屋で毎年開催される「ミッドオータム・フェア」は、シンガポール最大級の月餅フェア。
会場は、B2階の吹き抜け大ホール「タカシマヤスクエア」。
有名ホテルやレストランなど約50ブランド・645種類以上の月餅が集合しています。
■ トレンドはビジュアル系!洋菓子風の月餅
各店のカウンターには、ベイクドタイプあり、スノースキンタイプありと、色も形も百花繚乱。

エッグヨークやロータスといったオーソドックスな味から、チョコレートやストロベリーといった洋菓子風のフレーバーまで、目移りしちゃうほど。

会場を歩きながら、『今年はどこの月餅にしようかな〜』と吟味。
■ パケ買いしたい!豪華なギフトボックス
最近では、月餅のみならず、意匠を凝らしたギフトボックスの豪華さも目を引きます。
お弁当用のティフィン型や、アンティークな宝箱など、思わずパケ買いしたくなるキュートさ。

月餅にも、「ビジュアル重視」の波が押し寄せているようです。

高島屋の月餅フェアは、2023年9月29日まで。
間際になると、人気商品は売り切れてしまうので、お目当のものがある場合、早めの予約・購入をおすすめします。
Takashimaya Mid-Autumn Festive Celebrations 2023
場所高島屋B2階「タカシマヤスクエア」
チャイナタウンにある月餅専門店
■ 伝統の味!老舗店のベイクド月餅
シンガポールにおける中華文化の拠り所である「チャイナタウン」。
中秋節の時期なると、街にある老舗中華菓子店には、昔ながらのベイクドタイプの月餅を買い求める人々で賑わっています。
モスクストリート沿いにある「大同餅家(→地図)」や、サゴストリートにある「大中国餅家(→地図)」。
そして、サウスブリッジロードに面する有名店「東興(Tong Heng)」。
店頭のショーケースには、ベイクドタイプの月餅がズラリ。ハス餡にエッグヨーク(塩漬けアヒルの黄身)が詰まった伝統の味が自慢です。
Tong Heng
■ 一口サイズ&マーライオン月餅「美珍香」
シンガポール国内に約50店舗を展開し、チャイナタウン駅周辺にも2店舗を構えている「美珍香(ビーチェンヒャン)」。
お店の看板商品といえば、バクワ(BBQポークジャーキー)が有名ですが、中華菓子も充実。
美珍香のシェンチー(中国チェス)の駒を模した「チェス・ムーンケーキ」は、直径2cmぐらいの一口サイズ。
マーライオン型がキュートな月餅クッキーも、個包装で1個から購入可能。
大きな月餅は切り分けて、皆んなで食べるのが一般的なシンガポールでは、こういう小ぶりの月餅が少ないので、いろいろ試したい派には嬉しいポイント!
Bee Cheng Hiang
ラッフルズのシャンパン入りムーンケーキ
■ スノースキンの最高峰「シャンパン・トリュフ」
ところ変わって、こちらは名門ラッフルズホテル。
North Bridge Rdに面するラッフルズ・アーケードの1階に、月餅販売の特設ブースを構えています。
毎年、伝統的なベイクドと、生タイプのスノースキンの両方を取り揃えるラッフルズホテルですが、おすすめは断然「スノースキン」。
中でも一番人気、「シャンパン・トリュフ」のムーンケーキは、ラッフルズのシグニチャー。
和菓子の求肥のように、柔らかくてモチモチした食感の皮と、中にくるまれた餡とチョコレート。
ほのかに香るお酒が効いた上品な月餅は、さすがラッフルズ。
ただ、スノースキンタイプの月餅は、ベイクドタイプに比べて、日持ちが5~7日前後と短いので、ご注意を。
ラッフルズホテルの月餅コーナーも、2023年9月29日まで。
通常は、一箱8個入り($97〜)の販売ですが、早い時期には2個入りの購入も可能。
詳細・オンライン予約は、下記ラッフルズの公式サイトを参照してください。
Raffles Hotel Mid-Autumn Celebrations 2023
場所ラッフルズアーケード1階、特設会場
2023年注目のおすすめ月餅
■ 初登場!「PS.カフェ」の月餅
2023年、月餅商戦に初参戦したのが「PS. カフェ」。
PSカフェらしい、シックな黒色の箱(赤箱もあり)に並ぶのは、ベイクドタイプの月餅。

それぞれ、パンダン、スーパーフード、デーツ、ホワイト・トリュフの4種類のフレーバーが楽しめます。1箱$98〜。
PS. Cafe
■ 月餅型チョコ「オーフリー・チョコレート」
シンガポール発のチョコレート専門店「オーフリー・チョコレート」。
ベイクドタイプの月餅もありますが、一押しは「チョコレート・トリュフ・ムーンケーキ」。

かわいい月餅型をしたチョコレート・トリュフは、83%ダーク、烏龍ピーチ、ソルティッド・キャラメル、ホワイトチョコの4種類。
月餅が苦手な人にもおすすめです。
Awfully Chocolate
■ 気軽に試せる「スターバックス」月餅
もはや中秋節の定番となっているのが、「スターバックス」の月餅。

6種類・8個入($65.90)のギフトボックスもありますが、シンガポール内のスターバックス店舗で1個($6.5)から購入できます。
コーヒーのお供に、気軽に試せるのがGood。
Starbucks Singapore
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