【チャイナタウン】美食の宝庫!シンガポールB級グルメを食べ尽くせ
シンガポール川の南側に位置する「チャイナタウン」。
古くから、広東・福建・潮州といった中国本土からの移民が集まる華人居住区として発展。
周囲に近代的な高層ビルが立ち並ぶようになった現在でも、チャイナタウンには古いショップハウスが残り、中華文化・伝統が息づいています。
今回、シンガポールを代表する観光名所「チャイナタウン」を徹底解剖。
歴史・文化を伝える名所に、安くて旨いB級グルメ、プチプラな中華土産、イタ気持ちいい足つぼマッサージなど、チャイナタウンを120%満喫する方法を伝授します!
チャイナタウンの基本情報
■ アクセス:MRTチャイナタウン駅下車
最寄りのチャイナタウン(Chinatown)駅へは、MRTのダウンタウン線(青色)もしくはノースイースト線(紫色)で行くことができます。
駅のA出口から上がると、そこがチャイナタウンの目抜き通り「パゴダ・ストリート」です。
■ 地図:モデルコース・所要時間
ダウンタウン(市街中心地)のド真ん中に残る歴史地区「チャイナタウン」。
シンガポール経済の中核である金融街(CBD)の裏手側に位置しています。
主要な見所は近くに集まっているので、ゆっくり散策と食事をしても所要時間は2〜3時間といったところ。
見て・食べて・買う!活気のある中華街
■ にぎやかな大通り「パゴダ・ストリート」
いつも多くの観光客で賑わっている「パゴダ・ストリート(Pagoda St)」は、チャイナタウンのメインストリート。
通りの両脇に軒を連ねるのは、ショップハウスと呼ばれる伝統的な家屋。
色とりどりのカラフルな街並みが、目を楽しませてくれます。
■ お土産に!プチプラ中国雑貨
ショップハウスの1階に、ズラリと並ぶお土産屋さん。
茶器やお箸、扇子といった日用雑貨から、チャイナドレスやアクセサリーなどの衣料品、中華食材や漢方薬まで、多岐にわたる品揃え。
価格帯も、チープなものから高級品までピンきりです。
シンガポール土産を物色しながら、パゴダ・ストリートを進んでいきましょう。
チャイナタウンの観光スポット
■ ヒンドゥー寺院「スリ・マリアマン寺院」
パゴダ・ストリートの突き当たり、T字路の一角にあるのが、「スリ・マリアマン寺院」。
1827年に建立されたシンガポール最古のヒンドゥー寺院で、現在は国定文化財に指定されています。
チャイナタウンで一際異彩を放つ正面の塔門(ゴープラム)は必見。インド南部ドラヴィダ様式による5層構造で、無数のヒンドゥーの神々で飾られています。
入場は無料。ただ写真やビデオで撮影する場合のみ撮影料が必要。
寺院内は土足厳禁なので、入口の横で靴を脱いでから入場しましょう。
Sri Mariamman Temple
■ 中国仏教寺院「佛牙寺龍華院」
スリ・マリアマン寺院の角を右手に曲がり、しばらく進むと見えてくる巨大な赤い楼閣。
仏陀の聖遺物(仏歯)を祀るために建てられた中国仏教寺院「佛牙寺龍華院」です。
金と赤の緻密なパターンで埋め尽くされた寺院内部は、仏教で悟りの境地を表す「曼陀羅」を模したもの。
3階に仏教文化博物館、4階に仏歯が収められた仏舎利殿があり、屋上は庭園となっています。
Buddha Tooth Relic Temple and Museum
食い倒れ!シンガポール・グルメ
■ マックスウェルのNo.1チキンライス
佛牙寺の向かい側に位置する「マックスウェル・フードセンター」は、約100軒ものストール(屋台)が一堂に集まるホーカーセンター。
朝から夜まで、地元客・観光客の胃袋を支えるチャイナタウンの台所です。
マックスウェルで一番長い行列が目印の「天天海南鶏飯」は、現地のグルメ通によってベスト・チキンライスに選ばれた超有名店。
鶏の出汁が効いたライスに、特製ソースがかかった滑らかなチキンは、シンガポールで必食の一皿です。
チキンライス以外に、マックスウェルでおすすめのホーカー飯は、下記をチェック。
■ 餃子と小籠包なら「京華小吃(ジンホア)」
ニールロード沿いにある「京華小吃(ジンホア・シャオチー)」は、日本人にもファンの多い中華の老舗店。
こちらの名物餃子は、皮の両端があいた筒型が特徴。一口サイズで、パクパクと何個でもいけちゃいます。
その他、小籠包やジャージャー麺など、どれも美味しい上にリーズナブル。
ランチにもディナーにも使えるお店です。
■ エリザベス女王も訪れた中国茶館「茶渕」
同じくニールロードに位置する「茶渕(ティーチャプター)」は、英女王エリザベス2世も訪れたこともある中国茶館。
1階は茶葉や茶器の販売、2〜3階がティーサロンになっています。
カフェでは、中国の伝統的な「茶芸(Tea Ceremony)」を教わりながら、中国茶がいただくことができます。
■ エッグタルトの老舗店「東興」
中国伝統菓子の老舗店「東興(トンヘン)」で、食後のデザートを買い食い。
ショーケースの中には、エッグタルトに、餡入りパイ、カリーパフやBBQパイといったペストリーが並びます。
大人気のエッグタルト(1個$2.2)はひし形で、一般的なものの約1.5倍の大きさ。外はサクサク、中はトロトロ。甘さ控えめなので、ペロッと食べられます。
Tong Heng(東興)
■ 「味香園」のスノーアイス(かき氷)
パゴダストリートの1本隣、テンプルストリート沿いにある「味香園」。
中国語で「甜品(ティエンピン)」と呼ばれる中華デザートを専門とする甘味処です。
キメ細かくて、口に入れた瞬間にフワっと溶ける新食感かき氷「スノーアイス」が名物。
20種類以上のフレーバーの中で一番人気は、瑞々しいマンゴーの美味しさがそのまま味わえる「マンゴー・スノーアイス」。
シンガポールの暑さにバテ気味のときに、ひんや〜りスノーアイスでリフレッシュ。
■ チャイナタウン周辺のおすすめカフェ
ゆっくりとくつろいだコーヒーブレイクがしたいなら、チャイナタウン周辺のおしゃれカフェへGo!
マックスウェル・フードセンターから約2分ほどの位置にある「ファイブ・オールズ・コーヒー・ロースターズ」や、クラブストリートにある人気カフェ「メルシー・マルセル」がおすすめ。
歩き疲れたら!格安マッサージ
チャイナタウンといえば、忘れてはならないのがマッサージ。
観光で歩き疲れた足には、足裏からふくらはぎ全体を揉みほぐす中国式フット・リフレクソロジーが効果てきめん!
■ テオチュウミン・リフレクソロジーセンター
チャイナタウンの駅前に建つ「ピープルズパーク・コンプレックス」は、超ローカルな雰囲気漂う古いショッピングセンター。
数多くのマッサージ店が集まっている3階フロアの中でも、ひときわ人気を集めているのが「テオチュウミン・リフレクソロジーセンター」。
45分のフットマッサージが、$18という激安価格。
店内は雑然としていますが、マッサージ師さんの技術はピカイチ。
TeoChew Meng Reflexology Centre
チャイナタウン周辺ホテル
■ モノクロでスタイリッシュ「ホテル・モノ」
チャイナタウンのメインストリートの一つ隣、モスク通りにある「ホテル・モノ」。
外観からロビー、部屋にいたるまで、モノクロに統一されたスタイリッシュなホテルです。
チャイナタウン駅まで徒歩3分という抜群のロケーション。近くにコインランドリーもあるので、長期滞在者にもおすすめです。
実際に泊まったときの詳細レポートは、「ホテル・モノ」宿泊記をチェックしてください。
Hotel Mono
★★★
地図 18 Mosque St, Singapore 059498
エリア チャイナタウン(チャイナタウン駅まで徒歩約3分)
空室・料金チェック
Agoda | Expedia | Booking |
■ 2023年オープン「KINNスタジオ」
ケオンサイク・ロードの入口付近に建つ「KINNスタジオ」は、2023年にオープンしたばかりのブティックホテルです。
部屋もロビーも、やさしいアースカラーで統一。フレンドリーなスタッフが出迎えてくれる、アットホームな雰囲気が魅力。
3路線が乗り入れるアウトラムパーク駅まで、徒歩約4分。チャイナタウンにも歩いて約7分ほどと、便利なロケーションです。
KINN Studios
★★★
地図 69 Keong Saik Rd, Singapore 089165
エリア チャイナタウン(アウトラムパーク駅まで徒歩約4分)
空室・料金チェック
Agoda | Expedia | Booking |
チープで、美味しいものの宝庫「チャイナタウン」。
お腹を空かせて、食い倒れグルメツアーに出発しよう!
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