中国茶道を体験!英国女王陛下が愛した老舗茶館「ティーチャプター」
シンガポールにいると、中華レストランなどで、ジャスミン茶やプーアル茶といった中国茶を飲む機会も増えてきます。
『せっかくだから中国茶道の世界を本格的に体験したい!』
そんなときにおすすめしたいのが「ティーチャプター(茶渕)」。
伝統の「茶芸(ティーセレモニー)」のスタイルでいただけるティーサロンです。
英国女王エリザベス2世もご来店
■ 1階がショップ、2〜3階がカフェ
チャイナタウンの端(マックスウェル・フードセンターのすぐ近く)のニールロード沿いに建つ歴史あるショップハウス。
ここに、かの英国女王エリザベス2世も訪れたこともある、由緒ある中国茶館があります。
1階が茶葉や茶器を販売するショップ、2・3階がカフェとなっている店舗。
カフェサロンは、中国式のテーブル席、韓国式の掘りごたつ席、日本式の座敷席といった、3つの座席スタイルがあり。
室料$10で、エリザベス女王がお茶を召し上がった「クイーンズルーム」に座ることも可能。
どのスペースも、レトロな雰囲気に溢れた素敵な空間。
さあ、いよいよ中国茶芸に挑戦です。
奥深い中国茶道!ティーセレモニー
■ 茶葉は40種類以上!点心もあり
まずは、お茶を選び。
白茶・緑茶・烏龍茶・紅茶・黒茶・花茶など、40種類以上の茶葉が揃います。
どれにしようか迷ったら、エリザベス女王が楽しまれた「御用黄金桂(最高級烏龍茶)」や、香りの高い「茉莉銀毫(ジャスミン茶)」などがおすすめです。
■ 中国式茶道「茶芸」に挑戦
茶器が用意されると、ティー・マスターが中国茶道「茶芸」の手順・作法を説明しながら、お茶を入れてくれます。
おおまかな手順は以下のとおり。
- 茶器を温める:ティーポット〜カップにお湯を回しいれて、捨てる
- 茶葉を洗う:ポットに茶葉を入れる。注いだお湯はすぐ捨てる
- お茶を入れる:一煎目は25秒蒸らす(二煎目は30秒と、5秒づつ増やしていく)
- お茶を飲む:3口で飲む
お湯足しのためのポットも置いておいてくれるので、1つの茶葉で好きなだけお代わり可能です。
■ お茶請けと一緒にティータイム
メニューには、お茶と一緒に楽しめる点心やお茶菓子(デザート)もあり。しかも$4からとリーズナブル!
長寿のシンボルである桃をかたどった「桃まんじゅう(寿桃)」。
漢方・花・フルーツといった数種類の素材を、茶葉にブレンドした「八宝茶」。
こちらは、透明ガラスのティーポットでサーブされるので、茶葉の美しさも楽しむことができます。
チャイナタウンの喧噪から離れ、時の流れも止まったような空間で、芳香豊かな中国茶をゆっくり味わう贅沢な時間。
日本の茶道とはまた違う、中国伝統の茶道「茶芸」を体験してみてはいかがでしょうか。
Tea Chapter(茶渕)
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