「チャイニーズ・ニューイヤー」シンガポールの旧正月で運気アップ

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【更新】2024年の情報を追加

グレゴリオ暦の1月1日ではなく、旧暦で元日を祝う旧正月(春節)。2024年は2月10日(土)・11日(日)にあたります。

CNYの佛牙寺

70%を中華系で占めるシンガポールにおいて、新年の始まりである旧正月は一大イベント。

この時期になると、頻繁に目にする「縁起の良い」伝統や風習を交えながら、「チャイニーズ・ニューイヤー」の楽しみ方をご紹介します。

 

CHINATOWN

旧正月で盛り上がるチャイナタウン


シンガポールにおける中華文化の本拠地といえば、やはりチャイナタウン

CNY時期のチャイナタウン
チャイナタウンは旧正月のお祝いムード一色

 

■ シンガポール版アメ横で正月の買い出し

チャイナタウン駅の出口Aから一本横に入ったテンプルストリートや、その隣のサゴストリートは、シンガポール版のアメ横といったところ。

旧正月用の出店が両脇に並ぶテンプルストリート
正月準備の買い物客で賑わうTemple St

旧正月前には、通りの両脇に出店や屋台が立ち並び、食材や飾りを買い出しにくる人々でごった返します。

チャイニーズ・ニューイヤーの飾り付け

お店に並ぶのは、赤とゴールドを基調にした正月用の飾り。

出店で売られている旧正月グッズ

ソーセージ、パイナップルタルトなどのスナック菓子、ナッツなどの乾きもの、花や植物といった、お正月には欠かせないものばかり。

 

■ 恒例!大通りに鎮座する干支の動物

New Bridge RdとCross Stの交差点では、毎年恒例、干支をモチーフにした飾り付けがお出迎え。

毎年恒例、チャイナタウンの干支装飾

 

■ 夜のライトアップは必見

夜(19時から24時)になるとイルミネーションが点灯し、一層華やかな雰囲気に。

チャイナタウンCNYのライトアップ

チャイナタウンのライトアップは、2023年2月19日(日)まで開催されています。

 

LUCKY CHARMS

開運!旧正月の必須アイテム&慣習


シンガポールで新年を過ごしてみると、『これはどんな意味があるのかな?』と思う風習に出会うこともしばしば。

日本人には馴染みのない文化・作法も、その裏にある意味を知るだけで、楽しさ倍増。「運気」「縁起」を大切にする中華圏の習慣をとりいれて、ご利益アップを狙いましょう!

 

■ アンパオ(紅包/Ang Pow)

日本でもお正月には「お年玉」が配られますが、シンガポール(中華圏)でも赤い袋にお金をいれて渡す「アンパオ」という習慣があります

「福を分け与える」という意味で、年長者が子供や独身の人に渡すのが慣例。

金額は偶数で、2や8など縁起が良いとされる数が好まれます。ただ4は「死」と同音で不吉な数字なので、避けたほうが無難。

お年玉のような習慣アンパオ

 

■ 正月飾り

旧正月前後に、店舗や家の入り口や軒先に、華やかな正月飾りが施されます。

それぞれが、どういう意味・由来を持つのか、知っていますか?

旧正月の飾り付けがされた門構え

「倒福(とうふく)」:上下逆さに貼られた「福」の文字。「倒」の発音が「到」と同じことから、「倒福(福が逆さ)」=「到福(福が到る)」に転じたもの。

「キンカン(金橘)の鉢植え」:マンダリン・オレンジと同じ「橘」の字がつき、黄金のような実がたくさんつくことから、金運を呼ぶラッキーアイテム。日本の門松のように、門の両脇に一対で置かれます。

旧正月の飾り付けアイテム

「パイナップル飾り」:福建語でパイナップル「鳳梨」は、オンライと発音。繁栄が来るという意味を持つ「旺來」と同音であることから、縁起の良いものとされる。

「春聯(しゅんれん)」:門や柱などに飾る縁起の良い対句。

 

■ ユーシェン(魚生/Yu Sheng)

旧正月は、家族・親族などで集まる機会の多いシーズン。

その宴会に決まって出てくるのが「魚生(ユーシェン)」。これは、魚、コショウ、人参、ダイコン、ゴマ、ピーナッツ、プラムオイルなど、それぞれ金運・健康運・仕事運を象徴する食材を盛った大皿料理。

旧正月にReunionには欠かせないローヘイ

これをみんなで囲みながら、「ローヘイ(Lo Hei)」という掛け声とともに、箸で中身をすくうように持ち上げながら、かき混ぜるというもの。

「ローヘイ」とは漁師が網を引き上げる動作を意味する広東語「撈起」に由来するもので、大漁(=お金を儲ける)を祈願する旧正月に欠かせない儀式です。

 

■ バクワ(Bak kwa/肉干)

干し肉を甘辛いタレにつけて炭火で焼いたポークジャーキー「バクワ」も、旧正月の定番。

チャーニーズ・ニューイヤーに欠かせないバクワ

多くのバクワ専門店が集まるチャイナタウンの中でも、一番人気が「林志源」

バクワ専門店の林志源・美珍香
バクワ専門店の林志源(左)・美珍香(右)

店の前から伸びる長蛇の列は、旧正月シーズンの名物でしたが、コロナ後はオンラインでの購入もできるようになりました。

 

■ マンダリン・オレンジ

中国語で「橘子」と書いて、ミカン(マンダリン・オレンジ)

広東語の「橘(ju)」の発音が「吉(ji)」と似ているということから、おめでたいと重用される縁起物です。

オレンジの箱売り
箱売りされているマンダリン・オレンジ

正月回りの挨拶時には、訪問者がみかんを2個持っていき、帰りには訪問宅から2個もらって帰るのがシンガポール流。

みかんの交換によって、「良い運気を回す」という意味があるらしいです。

旧正月に欠かせないアイテム(オレンジ・バクワ・パイナップルタルト・アンパオ)

 


迫力のあるドラゴンダンス
迫力のあるドラゴンダンス

知れば知るほど、『なるほど〜』と奥の深さに驚く中華文化。

皆さまも、運気や縁起を味方につけて、卯年の2023年がピョンと飛躍する一年になりますように。

Gong Xi Fa Cai (恭喜發財)!!

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