最高の滞在!マーライオン公園に隣接「フラトンベイ・ホテル」宿泊記

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日本人旅行者の間で人気のシンガポールのホテルというと、必ず名前が上がるのがマリーナベイサンズ「リッツカールトン」

この2トップに比べると、知名度は若干劣るものの、ホテルクラス・立地・サービスの全てにおいて最高級なのが「フラトンベイ・ホテル」

「フラトン・ベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」の外観

今回、このフラトンベイ・ホテルに2泊。

マリーナベイの一等地に建つ5つ星ホテルでの、ラグジュアリーな宿泊体験記をお届けします。

 


シンガポール黎明期の「海の玄関口」


■ マリーナ湾に突き出るクリフォード桟橋

「フラトンベイ・ホテル」が建つのは、マリーナベイに突き出したクリフォード桟橋

20世紀初頭、「海の玄関口」として、シンガポールにやってくる多くの移民や貿易商たちを迎え入れてきた歴史的な場所。

歴史的に重要なクリフォード桟橋に建つ「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」

2006年、埠頭としての役目を終えたクリフォード桟橋跡に誕生したのが、この「フラトンベイ・ホテル」です。

 

■ 見事な天井梁が残る!豪華なロビー

クリフォード桟橋の建物を修復・改装したホテル本館

桟橋のころの面影を残す天井梁が、鏡のように磨かれた床に反射して、トンネルのような大空間を現出する正面ロビー。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」のロビー

洗練されたインテリアで、高級ホテルにふさわしいゴージャスでエレガントな雰囲気に生まれ変わりました。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」のフロント
本館の右側(南側)にある通路から、新館のフロントに向かい、チェックイン。すぐ部屋に入ることができました。

 


フラトンベイ・ホテルの部屋


■ 最高の眺め!正面はマリーナベイサンズ

フラトンベイ・ホテルの客室総数は、約100室。

新館の2階から6階が、ゲストルームのフロアとなっています。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」の部屋

これから2泊3日、お世話になるのは、2階の「0216号室」。

カテゴリーでいうと、「ベイビュー・ルーム」というタイプのお部屋になります。

「フラトン・ベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」のベッドルーム

部屋は43〜53㎡と、キングサイズのベットを置いても、十分な余裕が感じられる広さ。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」の部屋から見えるマリーナベイサンズ

そして、「ベイビュー・ルーム」という名前のとおり、マリーナベイに面した部屋からは、マリーナベイサンズがバッチリ

これは、テンションがあがります!

■ マリーナベイサンズを見ながらのバスタイム

入浴中も景色を楽しむことができる、一面ガラス張りになったバスルーム(パーテーションを降ろすことも可能なので、ご安心を)。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」のバスルーム

総大理石の広々としたスペースに、バスタブ、洗面台、シャワーブース、トイレがそれぞれ設けられています。「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」のアメニティ

アメニティは、フランスの高級ブランド「バルマン」のもの。

バスソルトもあって、ゆったりとしたバスタイムが過ごせます。

 

■ バルコニー付!誰にも邪魔されない絶景

外のバルコニーにも、出てみましょう。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」バルコニー付

幅4m・奥行き1mほどのスペースに、アウトドアカウチとテーブルが置かれています。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」部屋からの眺め

朝から晩まで、刻々と変わりゆくマリーナの絶景を、誰に邪魔されることなく、部屋のバルコニーから独り占め。最高の贅沢です。

 

■ 部屋の備品・設備

ミニバーには、TWGの紅茶ネスプレッソのコーヒーが用意されています。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」部屋のミニバー

その他、部屋に備え付けのものは、以下のとおり。

  • 電気ケトル
  • ネスプレッソ
  • ヘアドライヤー
  • セーフティボックス
  • アイロン&アイロン台
  • 無料インターネット
  • LCD TV
  • ハーマンカードンBluetoothスピーカー

旅行者として快適に過ごすには、十分な設備が揃っています。

 


観光もバカンスも思いのまま


■ 歴史を見守ったクリフォード桟橋

部屋で少し休憩したら、周辺の探索に出発!

本館北側の出入口から、マーライオン公園へと伸びるプロムナード・デッキに沿って歩いていきます。

かわいい赤のトライショーとマリーナベイサンズ

まず、クリフォード桟橋の先端部にあるのが、かつて庶民の足として活躍したトライショー(自転車式の人力車)

マリーナベイサンズを背景に映える、真っ赤な車体がキュート!

1948年に暗殺されたマハトマ・ガンジーの遺灰の一部が、クリフォード・ピアから散灰されたことを記すプレート

湾岸を彩る草木の中にある円形プレートには、インドの指導者マハトマ・ガンジーの遺灰の一部が、ここクリフォード桟橋から散灰されたことが記されています。

 

■ マーライオンはすぐ隣!マリーナ観光の中心

クリフォード桟橋の隣は、マーライオン公園。

プロムナードをまっすぐ進んでいくと、マーライオン御大のお出ましです。

シンガポールを象徴する景色:マーライオンとマリーナベイサンズ

マーライオンと、岸の向こうのマリーナベイサンズは、シンガポール随一の観光名所

いつも大勢のツーリストで混雑しているスポットですが、ゆっくりと写真を撮るなら、まだ人の少ない午前中がおすすめ

朝も夜も、気軽に寄ることができるのは、マーライオン公園に隣接する「フラトンベイ・ホテル」ならではの特権です。

マーライオン公園に建つ「マーライオン像」

マーライオン以外にも、見どころがいっぱいのマリーナベイ地区の巡り方は、こちらをチェック。

 

■ 屋上プールでアーバンリゾート

観光で疲れたらホテルに戻って、ひと休み。

暑いシンガポールでのリフレッシュに一番効くのは、プールでしょ!!

フラトンベイホテルの「ランタン(Lantern)」マリーナを望む人気No.1ルーフトップバー

ということで、新館・屋上に位置する「フラトンベイ・ホテル」のプールにやってきました。

サイズ自体は長さ25mと標準的な大きさですが、視界がひらけているため開放感が抜群

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」のプールエリアにはジャグジーやテラス席もあり

北側サイドには、ジャグジーやテラス席も完備。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」のプール

ゆったりと寛げる都会のオアシスで、バカンス気分を満喫できます。

 


ダイニングも充実!おすすめ食事プラン


■ 「ラ・ブラッセリー」での優雅な朝食

旅行で楽しみなのが、食事。

「フラトンベイ・ホテル」では、1階のフレンチ・レストラン「ラ・ブラッセリー」が朝食会場となっています。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」の「ラ・ブラッセリー(La Brasserie)」

大きなガラス張りの窓から差し込む光で、明るい店内。

高い天井に、ヘリンボーン床、洗練されたインテリアと、ヨーロッパのシックな雰囲気が漂います。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」の朝食

クロワッサンやパン・オ・ショコラ、マフィンなどのパン詰め合わせと、フルーツの盛り合わせからスタート。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」の朝食

メインの卵料理には、スモークサーモンの「エッグ・ベネディクト」をオーダー。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」朝食のエッグ・ベネディクト

ヴィーガンやグルテン・フリーの料理も充実しており、「ホワイト・オムレツ」を頼むことも可能。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」朝食のホワイト・オムレツ

2日目の朝食には、「ワッフル」「ロティプラタ」にもトライ。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」朝食のワッフル

ウエスタンの朝食メニュー以外にも、おかゆ、点心、ラクサなど、ローカルフードも豊富で、ついつい欲張って食べすぎてしまいました。

「フラトンベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)」朝食のプラタ

 

■ 「ザ・ランディングポイント」でアフタヌーンティー

朝食以外に、「フラトンベイ・ホテル」で見逃せないのが、女子に人気のアフタヌーンティー

「ザ・ランディングポイント(The Landing Point)」アフタヌーンティー

ホテル本館と新館を結ぶ回廊に位置するザ・ランディングポイントで、マリーナベイサンズを一望できるロビーラウンジ。

お茶とシンガポールらしい景色、両方を同時に楽しむことができるスポットです。

 

■ 夜はルーフトップバー「ランタン」へ

プールと同じ屋上にある「ランタン」は、シンガポールで人気No.1のルーフトップ・バー

フラトンベイホテルのバー「ランタン(Lantern)」マリーナを望みながらの一杯

正面にはマリーナベイサンズ、横には金融街の摩天楼と、キラキラ・バブリーな雰囲気に囲まれながら、シンガポールの夜に乾杯!

 

■ ホテル周辺のおすすめ食事スポット

フラトンベイ・ホテルの周辺には、高級レストランから、リーズナブルなホーカーまで、食事の選択肢が豊富。

ワン・フラトン

マーライオン公園に併設された「ワン・フラトン(One Fullerton)」は、フラトン系列のダイニング施設。

シンガポール名物チリクラブで有名なパームビーチや、おしゃれカフェPS. Cafe、アメリカン・ダイナーOverEasy、定番のコーヒーチェーンスターバックスなど、人気のレストラン・カフェが揃っています。

 

ラオパサ

ホーカー(屋台街)で食事を楽しみたいなら、ホテルから徒歩7〜8分ほどのラオパサ(Lau Pa Satへ。毎日19時頃になると、ラオパサ横の歩道に「サテ(串焼き)」の屋台が並ぶ「サテ・ストリート」も有名。

 


マリーナベイ地区でも、マーライオンの隣、マリーナベイサンズの向かいという絶好のロケーションを誇る「フラトンベイ・ホテル」

観光・食事・バケーションと、シンガポールを120%満喫できるおすすめホテルです。

フラトンベイ以外にも、予算・目的・エリア別にシンガポールのホテルを紹介するホテル完全ガイドをご覧ください。

Fullerton Bay Hotel

★★★★★

地図 80 Collyer Quay, Singapore 049326

エリア マリーナ(ラッフルズプレイス駅まで徒歩約7分)

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