シンガポールの人気ホテル11選!予算・目的・エリア別おすすめガイド
旅の満足度や充実度を左右する「ホテル」。
シンガポールは観光大国だけあって、ホテルの選択肢には事欠きません。
今回、予算や目的別に、シンガポール在住者が本当におすすめできるホテルをご紹介。
家族旅行、子供連れ、友達グループ同士、一人旅など、あなたの旅にぴったりなホテルを見つけてください。
予約前に知っておくべき基礎知識
個々のホテルを紹介する前に、よく聞かれる質問について、まとめておきたいと思います。
■ ホテルの料金・相場
物価の高いシンガポール。残念ながら、ホテル料金も全般的に高めです。
時期や場所にもよるので一概には言えないのですが、マリオット(シェラトン)やヒルトン、ハイアットといった有名ホテルチェーンで、1泊あたり2万円代後半〜。
マリーナ沿いの5つ星ホテルだと、だいたい3万円前後〜といった感じ。
もちろん、1万円代やそれ以下で泊まれるリーズナブルなホテルもあるので、予算重視の人も諦めないで!
■ 人気エリアは?オーチャードvs.マリーナ
ホテルを選ぶ際、気になるのがロケーション。
シンガポールの場合、ガイドブックによく出てくるのが、『オーチャード』や『マリーナ』という地名。
でも、リピーターならともかく、土地勘のない海外でのホテル選び、『正直どこら辺がいいのか』と迷う人も多いはず。

マップ上で真ん中から少し右下あたりに位置するのが「マリーナエリア」。
マリーナベイサンズや、マーライオン、金融街の摩天楼など、いわゆる「ザ ・シンガポール」な風景が広がるのが、この付近。湾を囲むように4つのMRTの駅が設置されています。
- ベイフロント駅→マリーナベイサンズ
- ラッフルズプレイス駅→マーライオン
- プロムナード駅→シンガポールフライヤー
- エスプラネード駅→ドリアン型シアター
青のダウンタウンライン沿線のベイフロント駅・プロムナード駅からは、「チャイナタウン」「リトルインディア」「アラブストリート」といった主要観光スポットへ、乗り換えなしで数駅。
アクティブな観光の拠点としても、便利な立地です。
対する「オーチャード」は、赤いラインの南北線上。
オーチャード駅と隣のサマセット駅の2駅を結ぶ大通りが、シンガポール随一のブランド街として有名な「オーチャードロード」です。
ショッピング好きには天国のような場所なのですが、各観光スポットからは、少し離れているのが難点。
どこに行くにもMRTで乗り換えが必要&タクシーでも余分に時間がかかるということが、徐々にフットワークを鈍らせる要因に(特に疲れてくる旅行後半)。
グレート・シンガポールセールの期間を除いて、物価の高いシンガポールで敢えて買い物をするメリットは定かではありませんが、ショッピングがメインという人はオーチャードエリアを、それ以外の人はマリーナエリアがおすすめです。
■ シンガポールの予約は地元「アゴダ」強し

個人旅行の場合、ホテルを予約する際、ブッキング・ドットコムやエクスペディアといった予約サイトを使う人が多いと思います。
いろいろ比較した結果、シンガポールを本拠地とする「アゴダ」の価格が、他より安いことが多いです。(もちろん他のサイトや公式サイトが安いときもあります)
いつも使っているサイトもいいけど、シンガポールのホテル予約に限っては、「アゴダ」のチェックをお忘れなく。
シンガポールの新名所「マリーナベイサンズ」
■ マリーナベイサンズ
船が乗ったような奇抜な外観、スマップのCMのロケーションとして起用など、ド派手な登場と同時に、一躍シンガポールの代名詞となった「マリーナベイ・サンズ」。
総客室数2500を超える巨大ホテルであるため、サービスの質や好みに関しては賛否両論あるようですが、『やっぱり一度は泊まってみたい…。』と、指名率ナンバーワン。
実際に宿泊したときの、体験レポートはこちら↓
あの有名なインフィニティプールに入れることができるのは、宿泊者だけの特権。
プール越しに見るシンガポールの煌めく夜景は、息を飲むほどの美しさ。ここでしか体験できないプライスレスな思い出になること、間違いなし。

予算に限りがある場合でも、最終日だけマリーナベイサンズに1泊するというのもおすすめ!
Marina Bay Sands
>> 空室・料金をチェック
マリーナ地区の高級ホテル御三家
たくさんの高級ホテルがひしめくマリーナエリアでも、特におすすめしたいのが、プロムナード駅周辺のホテル。
前述のとおり、他の観光スポットへのアクセスが抜群なダウンタウン沿線であることに加え、近くにマリーナスクエア、サンテックシティ、ミレニアウォークといった大型ショッピングモールがあって何かと便利です。
■ ザ・リッツカールトン・シンガポール
マリーナ沿いに建つ「ザ・リッツカールトン・ミレニア・シンガポール(The Ritz-Carton Millenia Singapore)」。
ロケーション、サービス、眺め、設備と、すべてにおいて超一流のラグジュアリーホテル。

ヘリックス・ブリッジを渡って、マリーナベイサンズへ歩いていけるものGOOD。
大きな窓からマリーナを一望しながらのバスタイムは至福のひととき。日本人スタッフ常駐。

ザ・リッツカールトン・シンガポール
>> 空室・料金をチェック
■ マンダリン・オリエンタル
左手側にはマリーナベイサンズ、右手側には金融街の摩天楼と、どちらのビューも堪能できるベストスポットに位置する「マリーナ・マンダリン(Mandarin Oriental)」。
老舗一流ホテルならでのサービスと雰囲気には、定評あり。

大型ショッピングモール「マリーナスクエア」内にあるので、ちょっとした食事や買い物に便利。
エスプラネード駅とプロムナード駅の2駅2路線利用可能で、交通も至便。

Mandarin Oriental Singapore
>> 空室・料金をチェック
■ パンパシフィック・シンガポール
大型ショッピングモール「マリーナ・スクエア」に連結した「パンパシフィック・シンガポール(Pan Pacific Singapore)」。

最寄りのプロムナード駅とエスプラネード駅の2路線の利用可能の好立地。
日本の旅行会社JTBのラウンジが2階にあるので、オプショナルツアーの申し込みや滞在中の各種手配が現地で可能なのもポイント。
実際に4泊したときのホテル宿泊記「パンパシフィック・シンガポール」は、こちら↓をチェック。
マリーナ地区の便利な立地、リーズナブルな値段、日本人に安心のサービスと、3拍子揃った高級ホテル。
Pan Pacific Singapore
ランク ★★★★★
エリア マリーナ(プロムナード駅まで徒歩約5分)
地図 7 Raffles Blvd, Marina Square, Singapore 039595
料金目安2万5000円〜(1泊1室)
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こだわりのプールで、ホテル滞在も満喫
『観光も大事だけど、ホテルも妥協したくない!』
そんな欲張りな人におすすめなのは、素敵なプールがあるホテル。
南国シンガポールの暑さで疲れたときには、プールサイドでゆっくりするのが一番です。
■ フラトン・ベイホテル
マリーナベイに残るクリフォード桟橋は、その昔、数多くの物資や人を迎え入れてきた海の玄関口。その歴史的建造物を5つ星ホテルとして蘇らせたのが「フラトン・ベイホテル」。

今、ホテルの前に広がるのは、現代シンガポールのランドマーク「マリーナベイサンズ」。フラトン・ベイホテル自慢の屋上プールは、この絶景を独り占めできるベストスポット。
ホテルの隣はマーライオン公園。前も横もシンガポールの象徴に囲まれて、シンガポール気分を満喫するのにぴったりのホテルです。

The Fullerton Bay Hotel
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■ JWマリオットホテル・シンガポール・サウスビーチ
エスプラネード駅にオープンしたばかりの「JWマリオットホテル・シンガポール・サウスビーチ」。
18階にあるインフィニティプールは、マリーナ方向の摩天楼を望む特等席。
そして水面の上に配置されたテーブルやソファがアートのような、絵になるプールです。

プールだけでなく、外観、ロビー、部屋など、モダンなインテリアで美術館のような雰囲気。

エスプラネード駅に直結。大型ショッピングモール「サンテックシティ」や「ラッフルズシティ」へも地下街で繋がっていて便利。
トイレは海外では珍しいウォシュレット付。
JW Marriott Hotel Singapore South Beach
ランク ★★★★
エリア シティ(エスプラネード駅直結)
地図 30 Beach Rd, Access via Nicoll Hwy, Singapore 189763
料金目安 2万円〜(1泊1室)
>> 空室・料金をチェック
子連れに大人気のホテル
■ フェスティブホテル
シンガポールで一番人気のファミリーホテルと言えば、「フェスティブホテル」。

秘密基地のようなロフトベットやソファベッドなど、子供がワクワクする仕掛けがいっぱいのデラックスファミリールーム。
大人2人&子供2人の、4人家族にぴったりです。

子供が喜ぶアトラクション満載のリゾートワールド・セントーサ(セントーサ島)の中心に立地。
ユニバーサルスタジオや、アドベンチャーコーブ・ウォーターパークなどへは徒歩すぐ。
1日遊び疲れた後、タクシーやMRTに乗らずにホテルに戻れるのは、子供連れには安心。
Festive Hotel
>> 空室・料金をチェック
■ シャングリラ・シンガポール
世界中から訪れる各国首脳やスターの定宿として知られる「シャングリラ・シンガポール」。
上品な雰囲気漂うラグジュアリーホテルであると同時に、キッズフレンドリーなホテルとしても高い評価を得ています。

タワーウィングにある家族専用フロア、かわいいテーマで飾られたファミリースイート、総面積1,872㎡を超える屋内・屋外のプレイスペースなど、子供連れにうれしい充実の設備。

Shangri-La Hotel Singapore
>> 空室・料金をチェック
少し記事が長くなりすぎたので、第1回目のホテル特集はこの辺で。
その他にも、シンガポールのホテルを紹介しているので、ご参照ください!
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