【おすすめ9選】シンガポールで行きたい!人気アフタヌーンティー2023

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19世紀、ヴィクトリア朝時代の上流階級で始まったされる「アフタヌーンティー」。当時イギリスの植民地だったシンガポールにも、紅茶文化の一つとして広がりました。

現在でも、シンガポールではアフタヌーンティーを提供するホテルやレストランが多く、観光客・地元客を問わず、優雅なティータイムを楽しむ人々で賑わっています。

今回、数えきれないアフタヌーンティーの中から、シンガポールでおすすめのアフタヌーンティーを厳選。

王道からインスタ映えNo.1、知る人ぞ知る穴場まで、バラエティー豊かなアフタヌーンティー9選をご紹介します!

 


アフタヌーンティーの豆知識


■ アフタヌーンティーとハイティーの違い

一口に「アフタヌーンティー」といっても、いわゆる3段トレイ形式の店舗もあれば、ビュッフェ形式の店舗もあり、各店により内容・サービス・メニューは様々。

しかし本来、アフタヌーンティーとビュッフェは全くの別物「アフタヌーンティー(Afternoon tea)」「ハイティー(High tea)」と、厳密には異なる発祥・位置づけ・定義があります。

アフタヌーンティー ハイティー
始まり ヴィクトリア朝時代のイギリス貴族階級 産業革命以降、北イングランドやスコットランドの労働者階級
時間帯 15時前後 17時以降
位置づけ ディナー前の間食 夕食兼用
セッティング ソファ&コーヒーテーブル(ローテーブル) ダイニングテーブル(ハイテーブル)
メニュー サンドイッチ、スコーン、ケーキ、ペストリーなどの軽食 料理がメイン(ビュッフェなどを含む)

今回ご紹介するのは、あくまでも紳士・淑女スタイルの「アフタヌーンティー」。

ビュッフェは登場しないので悪しからず。

 

■ アフタヌーンティーは予約必須

基本的に、ほとんどのアフタヌーンティーは事前予約が必須です。

一部のカフェやレストランなどでは、予約なしでアフタヌーンティーが可能なこともありますが、ケースとしては例外的。

行きたいアフタヌーンティーが決まったら、早めに予約しておきましょう。ほとんどの場合、HPから簡単に予約可能です。

 

■ アフタヌーンティーのマナー・服装

シンガポールにおいて、アフタヌーンティーが行われている場所は、高級ホテルのラウンジなど。

そうなるとドレスコードが気になりますが、過度に心配する必要はありません。

日本人は男女ともにキレイ目な服装の人が多いので、昼間のアフタヌーンティーならカジュアルな普段着でもオッケー。正直、驚くほどラフな格好の人が多いです。

ただ、短パンやビーサン等については、NGとしているホテルもあるので要注意

念のために、ホテルのHP等でドレスコードをチェックしておきましょう。

 


❶ ラッフルズホテル「グランドロビー」


■ 王道!正統派の英国式アフタヌーンティー

1887年開業、東洋随一の歴史と格式を誇る名門ホテル「ラッフルズホテル」

美しいコロニアル様式の本館は、時代を超えて世界中の旅人を魅了し続けています。

シンガポールの至宝!白亜の「ラッフルズホテル(Raffles Hotel)」

館内に足を踏み入れると、壮麗な柱に大理石の床、そして天井に輝くシャンデリアと、まばゆい白亜の空間が広がるグランドロビー

シンガポールの名門ホテル、ラッフルズホテル「グランドロビー」の雰囲気

ここでいただけるのは、英国統治時代の伝統を受け継ぐ正統派アフタヌーンティー

ラッフルズホテル「グランド・ロビー(Grand Lobby)」のアフタヌーンティー

「グランドロビー」のアフタヌーンティーは、毎日12時から18時まで。

ドレスコードはカジュアル・シック(男性は襟付きのシャツとズボン推奨。ビーチサンダル不可)。

お値段1人$98(1万円超え!)と安くはありませんが、ラッフルズでしか味わえない上質な時間 ―――まさに一生に一度の体験です。

 


❷ 絶景「ザ・ランディングポイント」


■ マリーナ湾を一望「フラトンベイ・ホテル」

マリーナ湾に突き出したクリフォード埠頭跡に建つフラトンベイ・ホテル

マリーナベイサンズが真正面という最高のロケーションを誇るラグジュアリー・ホテルです。

「ザ・ランディングポイント(The Landing Point)」マリーナベイサンズを正面に望む、最高のロケーション

ホテル1階にあるロビーラウンジザ・ランディングポイントは、モダンで洗練された雰囲気。

シンガポールらしい景色とアフタヌーンティーを一緒に楽しめる人気のスポットです。

「ザ・ランディングポイント(The Landing Point)」アフタヌーンティー

アフタヌーンティーは12:00~14:30と15:30〜18:00の2部制で毎日開催。料金は、大人$68/子ども$34です。

ドレスコードはセミ・カジュアル(短パン・ビーチサンダル・スポーツウェア不可)。

 


❸ 華麗なるアフタヌーンティー「アトラス」


■ 圧巻!アール・デコ様式のバーラウンジ

ゴッサムシティとの異名をもつオフィスビル「パークビュー・スクエア」の1階ロビーにあるアトラス

アジア・ベストバー50のランキングに常連のラウンジ・バーですが、女子に人気なのがアフタヌーンティー

Atlasのアール・デコ調インテリア

華やかなローズゴールドの2段トレイに並ぶスイーツとセイボリーの数々。一つ一つ丁寧に作られた料理を味わいながら、アール・デコ様式の空間で夢のようなひとときを!

ラウンジバー「アトラス(Atlas)」のアフタヌーンティー

火曜日~土曜日、15時・16時の2スロットで、1人$64。

アフタヌーンティーの時間帯はドレスコードなし(17時以降はスマート・カジュアル)。

 


❹ ピクニックお茶会「ポートマンズ・バー」


■ 鳥の巣ガーデンでピクニック・アフタヌーンティー

マリーナ沿いに建つ高級ホテル「パークロイヤル・コレクション・マリーナベイ(旧マリーナ・マンダリン)」

『ガーデン』をテーマに改装したばかりのホテルは、光と緑に溢れて、開放感いっぱい。

「ポートマンズ・バー(Portman's Bar)」森の中にある鳥の巣をイメージしたスペース
鳥の巣のようなスペース

ホテル4階にあるポートマンズ・バーでは、アフタヌーンティーがピクニック・バスケットで登場。

鳥のさえずりが聞こえる屋内ガーデンで、ピクニック・パーティーはいかが?

「ポートマンズ・バー(Portman's Bar)」ピクニックボックスで登場するアフタヌーンティー
「ポートマンズ・バー」のアフタヌーンティーは1人$58。13:00〜15:00もしくは15:30〜17:30の2部制で毎日開催。

ドレスコードは、スマート・カジュアル。

     


    ❺ キラキラ宝石箱「アンティドート」


    ■ インスタ映えNo.1アフタヌーンティー

    シンガポールで最もインスタ映えするアフタヌーンティーといえば、アンティドート

    MRTシティホール駅に直結した「フェアモント・ホテル」の1階に位置するラウンジ・バー。

    アンティドート(Anti:dote)のインテリア

    テーブルに恭しく運ばれてきたのは、3段トレイならぬ、3段のジュエリーボックス

    見た目も美しいケーキ・サンドイッチ・スコーンなど、女子の好きなものばかりが詰まった宝石箱アフタヌーンティーです。

    アンティドート(Anti:dote)のジュエリーボックスに入ったアフタヌーンティー

    アフタヌーンティーは毎日15時〜17時。1人$58〜。ドレスコードはスマート・カジュアル。

     


    ❻ 秘密の花園「ホルトゥス」


    ■ 入場無料!フラワードームでアフタヌーンティー

    マリーナベイサンズの裏手に広がる近未来型植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

    2つあるガラスドーム型の屋内施設のうち、フラワードーム内にあるホルトゥスは、知る人ぞ知るアフタヌーンティーのスポット。

    「ホルトゥス(Hortus)」フラワードーム側の入口

    ガラス越しに降り注ぐ陽光と、美しい草花に囲まれた店内は、まさに秘密の花園。

    ここでアフタヌーンティーをいただいた後は、フラワードームを無料で見学できる特典付き!

    フラワードーム2階にあるレストラン「ホルトゥス(Hortus)」のアフタヌーンティー

    「ホルトゥス」のアフタヌーンティーは、土・日の15時〜17時のみ実施。1人$58。

     


    ❼ 「TWG」でアフタヌーンティー


    ■ シンガポールを代表する高級紅茶ブランド

    シンガポール発祥の高級紅茶ブランドTWG。シンガポールを代表するお土産を求めて、滞在中に一度は店舗を訪れる人も多いことでしょう。

    どうせだったら、お買い物と一緒に、TWGのティーサロンでアフタヌーンティーはいかが?

    グリーンの壁紙が素敵な「TWG」ティーサロン

    TWGのアフタヌーンティー・メニューは、お茶はもちろん、スコーンやマフィン、サンドイッチ、ケーキにマカロンなど、数種類の中から組み合わせや品数を選ぶことが可能。

    TWGティーサロンのアフタヌーンティー"Chic"

    ティータイムは、毎日14時〜18時。

    通常、事前予約が必要なホテルとは異なり、予約なしでアフタヌーンティーを楽しめる貴重なスポットです。

     


    ❽ 「バシャコーヒー」アフタヌーンコーヒー


    ■ 新定番!シンガポールの高級コーヒー

    近年、シンガポール土産として人気急上昇中なのが、TWGの姉妹ブランドとして誕生したバシャコーヒー

    20世紀初頭、コーヒーの聖地だったモロッコのダール・エル・バシャ宮殿のカフェ文化を蘇らせた高級コーヒー専門店です

    「バシャコーヒー(Bacha Coffee)」カフェスペース

    白黒チェックのタイル床に、格子柄の壁など、異国情緒溢れるマリーナベイサンズの新店舗

    こちらでは、アフタヌーンティーならぬ、アフタヌーンコーヒーが終日注文可能(予約不要)。

    「バシャコーヒー(Bacha Coffee)」アフタヌーンティー

    アフタヌーンコーヒーは、フレンチトーストとデザート(クロワッサン・パウンドケーキ・ケーキから選択可能)にコーヒーがセットで$44〜

     


    ❾ ティーサロン「アーティスティック」


    ■ 人気カフェでお手軽アフタヌーンティー

    オーチャード、ドビーゴード、チャンギ空港などに店舗を構える人気店アーティスティック(Arteastiq)」

    ArtとTeaを掛け合わせた店名が示すとおり、絵画スタジオティーサロンが合体したユニークなお店です。

    「アーティースティック(Arteastiq)」オーチャード店の入口

    鳥かごモチーフのゴールド・トレイでサーブされるアフタヌーンティーは、料理・内容の異なる3種類から選べます。ドリンクは、アーティスティックの名物である「ライチ・ティー」がおすすめ。

    「アーティースティック(Arteastiq)」のアフタヌーンティーセットとライチティー

    アフタヌーンティーは毎日13時〜17時まで。1人用$32〜、2人用$58〜と、他のアフタヌーンティーに比べて、リーズナブルな価格設定もGood!

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