2022年はフルスケール開催!シンガポール建国57周年のナショナルデー
[更新] 2022年の情報をアップデート
8月9日は、シンガポールの独立記念日「ナショナルデー」。
毎年、国を挙げて盛大に祝われる一大イベントです。

縮小開催・パレード延期などの憂き目にあったコロナ禍を経て、ついに今年は完全復活!
3年ぶりのフルスケール開催で盛り上がる、2022年のナショナルデー最新情報をお届けします。
- 在住者なら知っておきたいシンガポール建国の真相
- ナショナルデーの風物詩・景色
- ナショナルデー・パレードの概要・リハーサル日程・見所
知っておくべき!シンガポール独立の裏側
■ 必聴!リー・クアンユー氏の名演説
シンガポールが、マレーシア連邦から分離・独立をしたのは、1965年の8月9日。今から57年前にあたります。

シンガポールの場合、自分たちが望んだ「独立」というよりは、マレーシア連邦から切り捨てられた状況下での、不本意な「独立」。
苦渋と無念を滲ませながらも、新しい国の信念・理想を国民に語りかけるシンガポール初代首相リー・クアンユー氏の演説は心に響きます。
ナショナルデーの風物詩・景色
■ 赤と白!シンガポールの国旗カラー
ナショナルデーの時期になると、あちこちで目にする「シンガポール国旗」。
「人類すべての友愛と平等」を表す上半分の赤と、「永久不変の清廉と美徳」を表す下半分が白。この2色が、国のシンボルカラーとなっています。
■ 風物詩!HDBに掲げられた国旗
シンガポール国民の8割が住むと言われているHDB(公営団地)。ナショナルデーの時期には、各戸のバルコニーや通路に旗が掲げられているのを目にします。
中でも、有名なのセレジーロード沿いに建つ「Selegie House」という公団住宅。
ここまで規則正しく各世帯の国旗が並ぶと、もはやアートの域!?
う〜む、お見事! 天晴れです。
■ ナショナルデー・ライトアップ
毎年、思わぬところで出くわす、赤と白の国旗カラーに染まったイルミネーションも、楽しみの一つ。
代表的なのが、シンガポール国立博物館のナショナルデー・ライトアップ。
荘厳な歴史的建造物に映し出される特大の国旗は、圧巻の一言。
国立博物館以外にも、ブラスバサー・ブギス周辺のライトアップも8月1日からスタート。 グッドシェパード大聖堂やキャセイ(映画館)、中央消防署などが予定されています。
シンガポール国立博物館のライトアップは、7月18日〜8月10日まで。
ブラスバサーのライトアップは、8月1日〜8月27日まで。点灯は19:30〜24:00。
涼しくなった夜に、散歩しながらのライトアップ鑑賞はいかがでしょう。
2022ナショナルデー・パレード(NDP)
■ メイン会場はフロート@マリーナ
ナショナルデーのメインイベントといえば、華やかな「ナショナルデー・パレード」。通称NDP(National Day Parade)。

今年も去年に引き続き、マリーナのフロート(The Float @ Marina)をメイン会場として開催されます。
■ 2022年リハーサル日程
ナショナルデーのリハーサルが始まりを告げるのは、上空で鳴り響くヘリコプターや戦闘機の轟音。
例年、だいたい6月中旬から毎週土曜日、段階的なリハーサルが実施されています。
- 6/11(土) 制限エリアでの飛行訓練 5pm – 7pm
- 6/18(土) Segmented Reheasal 3pm – 8pm
- 6/25(土) CR(Conbined Reheasal)1
- 7/2(土) CR2 / NE(National Education Show)1
- 7/9(土) CR3/NE2
- 7/16(土) NE3
- 7/23(土) Preview 1
- 7/30(土) Preview 2
人混みが苦手な方は、ナショナルデー当日ではなく、パレードはリハーサルで楽しむというのもアリ。
■ 8月9日のNDPの見所・タイムテーブル(予想)
2022年のNDPテーマは、「Stronger Together, Majulah!」。
今までに実施されたリハーサルから、予想される見所・タイムテーブルは下記のような感じ。
変更の可能性もあるので、ご参考まで。
17:55pm |
Red Lions |
---|---|
18:11pm |
Apache Helicopters / F-16 Bomb Burst |
18:45pm |
National Anthem マレー語で歌われるシンガポール国歌『Madulah Singapura』は、こちらで予習! |
18:46pm |
State Flag Flypast 国旗飛行隊は、東回り・西回りの2組に分かれて、島内を巡回します。 |
18:49pm |
F-16 Bomb Burst 戦闘機の隊列飛行も、島内各地を巡回。 |
18:50pm | 21 Gun Salute マリーナ上に出現する大砲から放たれる21発の祝砲 ![]() |
20:15pm |
Fireworks マリーナのメイン会場のほか、島内5ヶ所の会場でも同時に花火があがります。 |
■ NDPおすすめの観覧スポット
会場に入るには、チケットが必要ですが、マリーナ周辺からも、十分に航空ショーや花火を楽しむことができます。特に人気の観覧スポットは、下記のとおり。
- マーライオン公園
- エスプラネード・ドライブ沿い
- ウォーターフロントプロムナード
- マリーナベイサンズ前の広場
- ザ・プロモントリー@マリーナベイ
花火を見るなら、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」のイーストガーデンもおすすめ。「マリーナベイサンズ」、「シンガポールフライヤー」といったシンガポールを代表するランドマークの間から打ち上がる花火は、壮観の一言。
■ お出かけ前の留意点
パレードの詳細は、下記公式ページでご確認ください。
また、ナショナルデー当日だけだけでなく、リハーサルの日も含めて、交通規制や道路封鎖が行われるので、お出かけの際は要注意(詳細はこちら)。
それでは3年ぶりフルスケールのナショナルデー、楽しみましょう!
National Day Parade
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