シンガポール建国54周年!今さら聞けない「ナショナルデー」基本のキ

[更新] 2019年の情報をアップデート

8月9日というと、日本では「長崎原爆の日」ですが、シンガポールでは独立記念日。数少ない貴重な祝日の一つです!

初代首相となるリー・クアンユー氏が、マレーシア連邦から正式に分離・独立を宣言したのが、54年前にあたる1965年の今日。

シンガポールの場合、望んで勝ち取った「独立」というより、マレー連邦から切り捨てられ・追い出され、独立せざるを得ないという状況下。

苦渋と無念、そして建国の信念を国民に語りかけるリー・クアンユー氏の名演説は、心に響きます。

「ナショナルデー」はシンガポールにおける国家的一大イベント。

今回、シンガポール国民ではなくとも、在住者なら知っておきたい基礎情報を交えながら、「ナショナルデー」の楽しみ方をご紹介します!

 


愛国心を育むシンガポール国家の象徴


■ シンガポール国旗

この時期になると、公共の場所だけでなく、個人の商店や住宅など、あちこちで目にする「シンガポール国旗」

上半分の赤、下半分が白の2色からなる旗に込められた意味は、それぞれ「人類すべての友愛と平等」を「永久不変の清廉と美徳」。

左上に配された「三日月」は、「発展する新興国家」を表し、その横の「5つの星」はシンガポールのイデオロギーである民主主義、平和、進歩、正義、平等を象徴しています。

イスタナ公園のFestive Arch
国旗が掲げられるイスタナ公園のアーチ

イスタナ公園にあるアーチにも、国旗が飾られ、いつも以上に威風堂々とした雰囲気に。

川沿いに翻るシンガポール国旗
川沿いにたなびく無数の国旗

シンガポール国民の8割が住むと言われているHDB(公営団地)では、各戸のバルコニーや通路に旗が掲げられているのを目にします。

HDBの各戸に国旗

ここまで規則正しく各世帯の国旗が並ぶと、もはやアートの域!?う〜む、お見事! 圧巻です。

HDBの各戸に国旗

■ シンガポール国歌

もう一つ、国家を象徴すると重要なものといえば「国歌」

在住者なら、何度か聞いたことがあるのではないでしょうか。毎朝6時、地元TV局の放送開始時に流れる、あの曲。

『Madulah Singapura』という題名の、シンガポール国歌です。

英語、中国語、マレー語、タミル語の4つの公用語(Official Language)があり、公共機関などでは4ヶ国語の併記が一般的な、多民族国家シンガポール。

では、国歌も各言語のバージョンがあるのでしょうか? 答えは『NO』

国歌で使われるのは、公用語4言語の中でも、唯一「国語(National Launguage)」と認められているいるマレー語のみ。

ここには、国家のルーツであるマレーシアへの深いつながり・リスペクトを感じます。

 


2019ナショナルデー・パレード(NDP)


8月9日当日のメインイベントといえば、「ナショナルデー・パレード」。通称NDP(National Day Parade)。

年ごとに設定されるテーマをもとに、盛大に行われる、このパレードを楽しみにしている人も多いはず。

2019年のテーマは「Our Singapore」

■ 主な見所・タイムテーブル(おおよその時間)

5:50pm – Red Lions Free Fall

6:45pm – 国旗飛行

ナショナルデーのシンガポール国旗飛行

6:46pm – 空軍Bombburstの隊列飛行

6:48pm – 21 Gun Salute

6:57pm – エアバスA330空中輸送機 & F15戦闘機

7:00pm – 空軍F15戦闘機の隊列飛行

ナショナルデーの空軍による隊列飛行

7:01pm – パレード行進

8:08pm – 花火&フィナーレ

ベイ・イースト・ガーデンから見るナショナルデーの花火
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ・イーストから花火鑑賞

■ 会場・おすすめの観覧スポット

2019年のメイン会場は「パダン(The Padang)」。1965年8月9日、シンガポールの独立が宣言された、まさにその場所です。

2019年ナショナルデーのメイン会場「パダン」

シンガポール・ナショナル・ギャラリーは、パダンの真正面に位置するベストスポット。シンガポールの大統領や首相、各国来賓のための貴賓席が設置されています。

シンガポール・ナショナル・ギャラリー側に設置された貴賓席

会場に入るには、チケットが必要ですが、マリーナ周辺からも、十分に航空ショーや花火を楽しむことができます。特に人気の観覧スポットは、下記のとおり。

  • マーライオン公園
  • エスプラネード・ドライブ沿い
  • ウォーターフロントプロムナード
  • マリーナベイサンズ前の広場
  • ザ・プロモントリー@マリーナベイ

花火を見るなら、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」のイーストガーデンがおすすめ。「マリーナベイサンズ」、「シンガポールフライヤー」といったシンガポールを代表するランドマークの間から打ち上がる花火は、壮観の一言。

当日は、テレビでも生中継で放送されるので、人混みが嫌いな方は、ホテルやお家でテレビ鑑賞もあり。

■ 会場周辺への行き方・注意点

どの鑑賞スポットへ行くかによって、アクセスの仕方も変わりますが、MRTの場合、最寄駅は下記の通り。

  • パダン会場:シティホール駅
  • マーライオン公園:ラッフルズプレイス駅
  • マリーナベイサンズ:ベイフロント駅
  • エスプラネード周辺:エスプラネード駅

バスの場合、当日は周辺道路の封鎖などで、ルートが変更になったり、止まらないバス停があったりするので、要注意。

 


以上、建国54周年を迎えるシンガポールの「ナショナルデー」にまつわる基本情報でした。

「日本の建国記念日はいつか?(答:2月11日)」という質問をしたら、何人が正しく答えられるか疑わしい日本人からすると、この国としての一体感には圧倒されるものがあります。

8月9日の記念日に、日本とシンガポール両国の平和と繁栄を願って。

良い祝日をお過ごしください!

National Day Parade

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