ヒンドゥー教のお正月!光の祭典「ディパバリ」をシンガポールで体験

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【更新】2023年のディパバリは11月12日(日)

多民族国家シンガポールで、祝日の一つに設定されている「ディパバリ/ディワリ(Deepavali/Diwali)」

ヒンドゥー教において、新年を迎える一年で最も重要な行事です。

別名「光の祭典」とも呼ばれるディパバリの主役は、「光」

月のない新月の夜「ディヤ」と呼ばれるオイルランプで闇夜を照らし、光(善)が闇(悪)に打ち勝つことを祝います。

ディパバリの象徴「ディヤ」
新月の夜を照らす「ディヤ」の神聖な光

西暦(グレゴリオ暦=太陽暦)とは異なるヒンドゥー暦に基づくため、ディパバリの日付は毎年変動しますが、2023年は11月12日(日)に本番を迎えます。

大通りのライトアップや特設バザールが始まったリトルインディアでは、毎日がお祭り状態。

いつも以上に賑わう街の様子を交えながら、ディパバリの楽しみ方・見所をレポートします。

 


毎年恒例!ディパバリのライトアップ


■ リトルインディアに行こう!

シンガポールでディパバリが一番盛り上がるのは、インド系の人々やお店が集まるリトルインディア

この時期になると、街をあげてお祝いムード一色です。

ディパバリの装飾がされたリトルインディア駅

MRTのリトルインディア駅に降り立った瞬間から、色鮮やかな装飾が目を引きます。

ディパバリの飾り付けで盛り上がるリトルインディア

 

■ 光の回廊!夜のライトアップは必見

ディパバリの風物詩となっているのが、ライトアップ

ディパバリ(Deepavali)昼のセラングーンロード
昼のSerangoon Rd

リトルインディアを貫く2つの大通りセラングーンロードレースコースロードは、毎年趣向を凝らしたアーチ装飾で華やかに彩られます。

ディパバリでライトアップされたセラグーンロード

ハイライトは夜!

イルミネーションが点灯すると、約1.5kmにわたって続く、光のトンネルが出現。

輝く光のトンネル

その他、カラフルな電飾で彩られたクジャクやオイルランプなど、ディパバリのシンボルも登場。

孔雀やランプなど、ディパバリのシンボルを象ったライトアップ

「光の祭典」と称されるディパバリにふさわしい、幻想的な光景は一見の価値あり。

ディパバリでライトアップされたセラグーンロード
夜のSerangoon Rd

ディパバリのライトアップは毎日19時から、12月3日まで実施されています。

 


体験!ディパバリのイベント


■ ディパバリ用の特設マーケット

例年、リトルインディアにオープンするディパバリ特設マーケット

今年は、リトルインディア・アーケード横のキャンベル通り(Campbell Lane)を中心に、お祭り用の特設バザールがオープン。

ディパバリ・フェスティバル・ビレッジ

さながら正月前のアメ横のように、ディパバリ用の買い出しするインド系の人々と観光客でごった返します。

Deepavali特設バザール

「ディヤ」と呼ばれるランプ皿、お菓子、新年に着るための服、カラフルな飾り付けなど、ディパバリに欠かせないアイテムがズラリ。

Deepavali用グッズ

見ているだけでも、お祝い気分を味わえます。

 

■ ダンスや文化体験などのイベント

キャンベル通りを奥に進むと、インドの文化・歴史を紹介する博物館「インディアン・ヘリテージ・センター」があります。

ディパバリのダンス

ここでは、ディパバリの時期には、ダンス・パフォーマンスや文化体験などのイベントが盛りだくさん。

11月12日(日)〜14日(火)には、オープンハウスも開催予定。

ぜひ、下記ホームページをチェックしてみてください。

Indian Heritage Centre

 


新年の参拝で賑わうヒンドゥー寺院


ディパバリの当日は、朝早くからお参りする人で賑わうヒンドゥー寺院。

日本でいう、初詣みたいなものでしょうか。

ディパバリ当日、早朝から大勢の人がお参りに訪れるヒンドゥー寺院

 


日本人には、なかなか馴染みのないインド文化。

お祭りを通して、ヒンドゥー教の世界を垣間見ることができるディパバリを、楽しんでください。

Happy Deepavali!!

Deepavali

 

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