ホテル宿泊記①「ラッフルズ・シンガポール」全室スイートの客室紹介
時代を超えて、世界中の旅人が憧れるシンガポールの至宝「ラッフルズホテル」。
ついに、この若輩者にも宿泊するときがやってきました!
ラッフルズ宿泊記の第1弾となる今回は、部屋紹介を中心に、チェックインからルームツアーまでをお届けします。
ラッフルズホテルにチェックイン
■ 伝説のドアマンがお出迎え
シンガポール在住歴ウン年、アフタヌーンティーやロングバーなど、今まで何度もラッフルズホテルを来たことはありましたが、本日は正真正銘「ゲスト(宿泊客)」としての初訪問。
タクシーで本館正面の車寄せに到着すると、さっとドアを開けてくれるのが、白いターバンを巻いたシーク教のドアマン。
今やラッフルズホテルの顔ともいえるドアマンさんに出迎えられて、初っ端から大感激です。
入口でベルボーイに名前をつげると、部屋でチェックイン可能とのことなので、早速お部屋に案内していただきます。
■ お部屋でのチェックイン
本館を囲むように建つラッフルズアーケードの2階には、レジデンス・スイートが5室あります。
各部屋につけられた「Odeon」、「Alhambra」、「Diamond」、「Marlborough」「Theatre Royal」という名前は、1900年代初頭〜中期にわたってラッフルズ周辺に立ち並んでいた映画館に由来しているのだそう。
そのなかで、今回2連泊するのは、「Odeon」。
ラッフルズの向かい、ノースブリッジ・ロード沿いにあったオデオン・シアターにちなんで名付けられた部屋です。
■ ウェルカムドリンクは、あの名カクテル
チェックインをしてもらいながら、ウェルカム・ドリンクがいただけるとのことなので、回廊のテラス席でいただくことに。
運ばれてきたのは、シンガポールを代表する名カクテル「シンガポール・スリング」!
ここラッフルズのロングバーで誕生した一杯を、ウェルカムドリンクとしていただけるのは格別です。
チェックインもスムーズに完了し、無事カードキーをゲット。それでは、ルームツアーとまいりましょう。
レジデンス・スイートの部屋紹介
■ 2ベッドルームのレジデンス・スイート
5室あるレジデンス・スイートのなかで、唯一の2ベッドルームとなっている「Odeon」。
370と371の部屋が繋がったコネクティング・ルーム仕様になっています。
どちらの部屋からも入れるのですが、370側の両開きになっているメインドアから中へ。
■ 簡易キッチン付パーラー
入ってすぐの部屋は、パーラー。リビング&ダイニングスペースを兼ねた、いわゆる応接間。
ダイニングセットとテレビの向かいには、カウチソファが一つ。
ソファの隣は、簡易キッチンというレイアウト。
■ ベッドルーム
奥に進むと、ベッドルーム。
レースカーテン越しに差し込む柔らかな光が、部屋全体を包んでいます。
直線的な4柱式ベッドフレームも、モダンでエレガント。
壁には、クラシックなスイッチも残っていますが…、
照明、室温、カーテン、テレビなどの室内の操作は、タブレットでコントロールできるようになっています。
■ リビング&ダイニングルーム
続いて、コネクティング・ドアから、隣の371側へ。
廊下の先に、広々としたリビング&ダイニングルーム。
他の部屋同様、上質でモダンなインテリアでまとめられています。
■ 充実すぎるキッチン
リビングの向かいには、オープンキッチンが鎮座。
コーヒーメーカーに、電気ケトル、オーブンや電子レンジ。
スナックに、ソフトドリンクやアルコール(有料)や、ラッフルズ特製の紅茶(無料)も備えられています。
2泊3日のホテルステイでは十分すぎるほどの、本格派キッチンです。
奥には、もう一つのベッドルームがあります。
■ 高級感溢れるバスルーム
370、371それぞれの部屋にあるバスルームは、広々としたスペース。洗面台のあるメインエリアとは別に、シャワーブースとトイレ設けられています。
白い大理石と黒い調度品のモノトーンでまとめられた浴室は、高級感溢れるシックな雰囲気。
パターン模様のある床も素敵です。
2ボウルある洗面台の前には、アメニティ各種も揃っています。
全室スイートを誇る「ラッフルズ・ホテル」。
2019年に完了した大改装で、従来のクラシックな雰囲気を守りながらも、さらにモダンで洗練されたホテルへとグレードアップしました。
ゆったりとお風呂に入ったり、リビングでくつろいだりと、非日常のひとときを満喫しました。
ラッフルズの朝食や、レストランや施設、ヒストリーツアーといったホテルでの過ごし方は、別記事でレポートします。
Raffles Hotel
★★★★★
地図 1 Beach Rd, Singapore 189673
エリア シティ(シティホール駅・エスプラネード駅すぐ)
空室・料金チェック
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