ベストシーズンはいつ?シンガポールの天気・気温と服装について
旅行の計画を立てるとき、気になるのが現地の天気。
楽しみにしているシンガポール旅行の天候が心配で、この記事までたどり着いたというあなた!
今回は、そんな皆さんのために、シンガポールの天気・気温、そして服装について、徹底解説します。
シンガポールの週間天気予報
■ シンガポールの天気予報はアテにならない?
まずは早速、シンガポールの向こう一週間の天気予報を見てみましょう。
『ガーン!雨マークや雷マークがついている⁈』
いえいえ、落ち込むのは早すぎる!
何しろ変わりやすいのが、シンガポールの天気。
青空に雲ひとつない快晴と思っていたら、急に大きな雲がやってきて雷雨がくるというのも日常茶飯事。
雨にしても、長時間シトシトとした雨が降り続く日本と異なり、シンガポールではドバッと降って、サッと止む「スコール」と呼ばれる雨が一般的。
雨マークがついていても、一日中雨が降るという意味ではないので、シンガポールの天気予報をそのまま鵜呑みにする必要なし。
事実、シンガポーリアンには、日本のように毎朝テレビの天気予報をチェックしてから出勤するというような習慣はありません。
『天気予報はあって、ないようなもの』
これくらいの気持ちでいることが、シンガポールのきまぐれな天気と上手くつきあう秘訣です。
年間気温30度前後!シンガポールの気候
■ 赤道直下の熱帯モンスーン気候
天気予報がアテにならないと話したところで、シンガポールの天候について、もう少し詳しく説明しておきましょう。
シンガポールが位置するのは赤道直下。高温多湿の「熱帯モンスーン気候」に属しています。
気温は一年を通して、だいたい30度前後。文字通り「常夏」の国なのです。
データ出典
■ 乾季と雨季に分かれるシンガポールの気候
赤道直下の暑さと、海に囲まれた状況で、不安的な気流が発生しやすい環境にあるシンガポール。もう一つの気候的特徴が、雨の多さ。
乾季といわれる2月〜10月でも、日本の梅雨時期である6月7月と同等レベルの降雨量。
そして雨季にあたる11月〜1月には、更に降水量がグンとあがっているのが分かります。
ただし前述したとおり、シンガポールの雨は短期間にドシャっと降るスコール系。降っている時間が短いため、グラフの降雨量ほど雨が多いとは感じないという印象です。
■ シンガポール旅行のベストシーズンは?
一般的に乾季である2〜10月が、シンガポール旅行のベストシーズンと言われるシンガポール。しかし何度も繰り返しになりますが、雨季であっても乾季であっても、短時間の雨が降る可能性は変わりません。
なので、あまり「ベストシーズン」という言葉にとらわれすぎず、旅行計画を立てるのがおすすめ。
雨が降ったときは、休憩時間だと思って、カフェやショッピングモールで雨宿りしましょう。
シンガポール旅行での服装
最後に、シンガポールでの服装について、まとめておきたいと思います。
■ 夏の服装+羽織もの1枚
年中、気温30度前後ということで、基本的には夏服でオッケー。
ただ外は暑くても、ホテルやショッピングモールなどの屋内では冷房がガンガンに効いており、日本人には寒く感じるほど。エアコン対策として、カーディガンやパーカー、もしくはストールなど、ちょっと羽織れるものを1枚持ってくることをおすすめします。
靴は歩きやすいものであれば何でもいいですが、雨やプールで濡れてもすぐ乾くサンダルがあれば便利。
■ ドレスコードがあるホテルでのディナーなど
海外では、レストランなどに入る際のドレスコードを指定されることがあります。
「フォーマル」のドレスコードは、特別なパーティーなど以外では滅多に指定されることはないので、普通の旅行では不要。
ただし、ホテルに入っている高級レストランやバー、クラブなど、特にディナーの時間帯以降には「スマートカジュアル」が設定されているお店は少なくありません。
そういうときに、男性は襟付きのシャツ、長ズボン、靴、女性はワンピースなどが1セットあるとベター。サンダル、半ズボンでは入店を断られるケースもあるので注意しましょう。
■ シンガポール観光で便利な持ち物・必需品
暑いシンガポールの中では、熱中症・紫外線対策などが必須。
- 帽子や日傘(晴雨兼用であればベスト)
- 水(ペットボトル)
- 日焼け止めクリーム
- サングラス
- ウェットティッシュ(シンガポールのおしぼりは有料)
- 虫除けスプレー(動物園に行く場合)
などの持ち物があると役に立つので、用意しておきましょう。
雨の多いシンガポールでは、街中に地下通路やアーケードが発達。
雨に濡れずに移動できたり、遊べる室内スポットも充実しているので、天気にひるむことなくシンガポールを満喫しましょう!
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