シンガポールで最も高価なチキンライス「チャターボックス」徹底検証
チキンライス特集 第5弾(今までの記事は→こちら)にして、ついにこの時がやってまいりました。
ガイドブックには必ず載っている有名店「チャターボックス(Chatterbox)」。シンガポールのチキンライスを語る上で、避けて通るわけにはいきません。
旅行者に入りやすい清潔度・安心感
■ 店舗の雰囲気とサービスは、さすがホテル
お店があるのはオーチャードの大通り、サマセット(Somerset)駅寄りに建つホテル「マンダリンオーチャード」の5階。
明るいグリーン色の椅子がアクセントに使われたモダンなインテリア。ホテルのダイニングにふさわしい清潔で綺麗な店内。
確かに、ローカルなお店に免疫のない観光客の方には入りやすい雰囲気です。
店員さんも丁寧な物腰で、『チキンはモモ肉にされますか?胸肉がいいですか?』と聞いてくれます。
こういうキメ細やかなサービスは、さすがホテル!
シンガポールで一番高いチキンライス
■ チャターボックス名物のチキンライス
程なく運ばれてきたのが、チャターボックス名物「マンダリン・チキンライス(Mandarin Chicken Rice)」。
お値段なんと$27。一般的なチキンライス$4〜6というなか、相場の約3〜5倍という驚愕の値段設定。シンガポールで一番高いチキンライスです(おそらく)。
一人分ずつ、黒いトレイの上に美しく配されたチキンライスのセット。
柔らかくしっとりしたチキン。醤油ベースのサラサラしたタレがかかっています。味がしっかりついたご飯との相性もGOOD。
スープは鶏がらの出汁を消すような味付けがイマイチでしたが、それ以外は満足。全体的にボリュームもあり、美味しいチキンライスでした。
■ 「エクスプレス by チャターボックス」
『高すぎる!』という声に答えて、チャターボックスの味を手軽に(=安く)味わえる「エクスプレス by チャターボックス」が登場。
残念ながら、「エクスプレス by チャターボックス」は2021年5月に閉店しました。
シンガポールを代表する国民食「チキンライス」。
「庶民の味」を、「高級料理」の域に押し上げた「チャターボックス」。
確かに味は美味しかったです。
ただ他の人気店と比べて、特に際立つものがあるかといわれると、どうでしょうか…。
そもそも、チキンライスは$27出して食べるものなのか…。
イロイロ思いを巡らしながら、完食したチャターボックスのチキンライスでした。
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