工場を改装!ハードコアなコーヒーショップ「Chye Seng Huat Hardware」
シンガポールのおしゃれカフェ特集では必ず名前が挙がる「Chye Seng Huat Hardware(再成發五金)」。
何回聞いても、店名の発音が難しく覚えられないので、略して「CSHH」。
独自路線で、シンガポールのサードウェーブを牽引する人気カフェの秘密に迫ります!
オンボロ金物屋の中は、おしゃれカフェ
お店があるのはジャランベサール・スタジアムのすぐ近く。
最寄りのMRTダウンタウン線(青色)のベンデマー(Bendemeer)駅から徒歩4〜5分。もしくはファラーパーク(Farrer Park)駅やラベンダー(Lavendar)駅から徒歩10分前後。
日本で大人気の「ティラミスヒーロー」の本店があることでも知られるTyrwhitt Rdに面しています。
この周辺は、昔から金物屋や工具店が集まるエリアだったようで、この年季の入った建物も、もともとはその一つ。
「Hardware」という屋号が掲げられたゴツい風貌からは、ここがコーヒーショップだとは思わないでしょう。
お店に入るには、ショップハウス正面にある扉ではなく、左側にある錆びついた鉄扉のほうから。
恐る恐る大扉の向こうを覗いてみると、素敵なカフェがあるじゃないですか!
コーヒー専門業者のこだわり抜いた一杯
シンガポールで古くから豆の販売・焙煎を扱ってきたコーヒー専門業者「Papa Palheta」。カフェ「CSHH」は、「Papa Palheta」が本社兼ロースター施設内にオープンしたコーヒーバー。

それぞれのコーヒー豆に合ったベストな焙煎と抽出方法による、「Papa Palheta」こだわりのが一杯が飲める旗艦店です。
店内中央にドーンと配置されたO字カウンターはバリスタさんのステージ。注文ごとに、コーヒーを一杯いっぱい丁寧に入れてくれる姿を見ることができます。
カウンター席以外に、テーブル席が店内壁際と中庭にも数席。フリー・シーティングです。
気分・フードに合わせてコーヒーを楽しむ
■ カフェラテ
クロワッサンとカフェラテは、朝食のゴールデンコンビ。甘みと苦味のバランスがあるカフェラテは、朝の目覚めの一杯として、パーフェクト。
■ デイリーブリュー
マグカップにたっぷりの量が嬉しいデイリーブリューのラージサイズ。ビターなコーヒーのお供には甘いフレンチトーストを。
■ ハンドブリュー
コーヒーでは珍しいデカンタのような瓶と、陶器のコップのセットで運ばれてきたハンドドリップ。少し酸味のあるエチオピア産コーヒー豆「SUKE QUTO」のコーヒーと、甘酸っぱいフローズンベリーチーズケーキで、午後の気分転換に。
■ コールドブリュー
酸味の少ないマイルドな水出しコーヒー。クリーミーなカルボナーラとの相性がバッチリです。
■ アイスラテ
たっぷりのフォームがまろやかなアイスラテ。人気のピリ辛万能調味料「シラチャーソース」がかかったホットドックと一緒にいただきました。
■ ニトロコーヒー
窒素ガスを注入し、ビールサーバーのような専用タップから注がれたニトロコーヒー。クリーミーな泡立ちが、あたかもビールと見間違うようなルックス。屋外の席で飲めば、開放感もひとしお。
コーヒーへの情熱とこだわりに溢れる「CSHH」。美味しいコーヒーが飲みたくなったら、ぜひ、こちらへ行ってみてください。
ちなみに、こちらはWifiがないので、ノマドカフェとしては不向きかも。あと、週末はかなり混むので、落ち着いた雰囲気を楽しむには平日がおすすめです。
[Chye Seng Huat Hardware]
150 Tyrwhitt Rd, Singapore 207563
http://www.cshhcoffee.com/
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