「ドラえもん」がやってきた!シンガポール国立博物館で50周年展
日本の国民的キャラクター「ドラえもん」。
ここシンガポールでも、1980年代にTVアニメ放送が始まり、多くの人に親しまれています。
2020年は、漫画連載スタートから50周年目にあたるアニバーサリー・イヤー。
シンガポール国立博物館で展覧会「ドラえもん・タイムトラベリング・アドベンチャーズ」が開催されています。
博物館の前庭を占拠?13体のドラえもん
企画展のコンセプトとしては、ドラえもんのタイムマシーンに乗って、過去と未来のガジェットをめぐるというもの。
館内の一角では、ドラえもんのひみつ道具と一緒に、シンガポールで使われていた昔の製品・装置を紹介しています。
ただ、今回の特別展における一番のハイライトは、館内展示ではありません。
博物館の前庭に設置された等身大のドラえもん像―――その数、なんと13体!
皆んな思い思いのポーズで、ドラえもんと一緒に写真を撮るのに夢中です。
しかも、この屋外スペースは入場無料というから太っ腹。
あまりの人気に、特に週末は行列ができることもありますが、ソーシャルディスタンスが徹底されているので、安心して楽しめますよ。
メモ
前庭エリアの観覧は無料ですが、館内の展示を見るには入館料(非シンガポーリアンは$15)が必要。
何個知ってる?ドラえもんのひみつ道具
ドラえもんの魅力といえば、夢や想像をかき立てるひみつ道具の数々。
今回、博物館前のドラえもんが携えているアイテムは、全14種類。
メジャーなものからマニアックなものまで、あなたは全部答えられますか?
■ コロナ禍で一番欲しい!どこでもドア
記念撮影のスポットとして、博物館の入口に設置されているのが、説明不要の「どこでもドア」。
コロナ禍で自由な行き来ができない今、欲しいアイテムNo.1。
そして、ドラえもんが持っているのピンクのバッグも、ひみつ道具の一つ。どこにある物でも取り寄せられる「とりよせバッグ」です。
■ 宿題やテストに!頭脳系チート・アイテム
勉強が苦手なのび太くんのために、ドラえもんがポケットから取り出すのが頭脳系チート・アイテム。
パンに転写した内容を、たちまち暗記できるという「アンキパン」。でもパンを食べたあと、消化・排出すると記憶も一緒に消えてしまう…。
こちらの鉛筆の形をしているアイテムは、宿題やテストの答えを自動的に記入してくれる「コンピューターペンシル」。
■ ヒーローになれる!パワーアイテム
いつもジャイアンに泣かされて帰ってくる、のび太くんをヒーローに変身させるひみつ道具がこちら!
おちょぼ口のドラえもんが構える日本刀は、敵を自動的に倒してくれる「名刀電光丸(メイトウデンコウマル)」。
はめると力が強くなる「スーパー手ぶくろ」は、腕力だけでなく、全身の筋力・持久力などにも効果あり。
■ しずかちゃんのハートをゲットせよ!
片想いのしずかちゃんを振り向かそうとして、のび太くんが繰り広げるドタバタ劇も、お決まりのパターン。
5分間、相合い傘をすると、右側に立つ相手のハートをゲットすることができる番傘「あいあいパラソル」。
好かれるのとは逆に、墨をかけられると周りの人から嫌われてしまう「スカンタコ」も登場。
■ 定番!キャップ系アイテム
ひみつ道具で多いのが、頭に装着する帽子型アイテム。
かぶって物を投げると、的に必ず当たる「エースキャップ」。
矢印がついた発信帽側から、アンテナがついた受信帽側に命令することができる「いいなりキャップ」。
ドラえもんのひみつ道具は、使い勝手も抜群です。
■ その他
覆われたものが目に見えなくなる「透明マント」。
頭に乗せると、周囲の人間を化かすことができる「ドロン葉」。狸の脳に合わせて作られているため、人間が使っても効果はなし。
「タイムベルト」は、ベルト型の簡易タイムマシン。タイムマシンやどこでもドアとは異なり、時間を移動するだけで、場所指定ができないのが難点。
最後は、「郵便ロボット」は、宛先を記入すると、空を飛んで自動的に配達してくれる小型ロケット。
以上、ドラえもん13体と、ひみつ道具14種類の全紹介でした。
即席ドラえもん検定、いかがでしたか? 14個全てのアイテムを正解したあなたは、ドラえもん博士です!
このドラえもん展は、2020年12月27日まで。
旅行することが難しい今年のホリデーシーズンは、ドラえもんと一緒にタイムトラベルに出かけましょう!
National Museum of Singapore
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