インスタで話題の「モザイク寿司」がシンガポール上陸。その実力はいかに?

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皆さん、「モザイク寿司」ってご存知ですか?

そうです。今、インスタグラム(#モザイク寿司)で話題沸騰のフォトジェニックなお寿司のことです。モザイク寿司

 


シンガポールに「モザイク寿司」が登場


その「モザイク寿司」が、ついにシンガポールに上陸したというニュース。

最近、日本のトレンドがシンガポールに流入するスピードは早いので、それ自体に大きな驚きはないのですが、発売元がアノ「Sakae Suhi」だとい聞いて、『え、、、大丈夫?』と一抹の不安を感じる在住日本人は少なくないはずです。

 


「Sakae Sushi」初体験


Sakae Sushiの店舗「Sakae Sushi(栄寿司)」とは地元資本の回転寿司チェーンで、シンガポール国内で20店舗以上を展開しています。

緑のカエルがトレードマークの、明るく清潔そうな店構え。大きなショッピングモールに出店していることが多く、シンガポーリアンを中心にお客さんの入りもまずまずの様子。

にもかかわらず日本人在住者の中では、『見たことはあるけど、入ったことはない』という声が大多数。確かに、そこはかとなく漂ってくる「なんちゃって感」。これが、日本人を遠ざけているのは否めません。

そのSakae Sushiが母の日の特別メニューとして、「モザイク寿司」を限定発売ということで、怖さ半分、興味半分、今回「Sakae Sushi」初デビューと相成りました。

 


見た目・中身・味は?


2段ボックスGETしたモザイク寿司は、母の日のためのギフト仕様で、リボンのついた2段ボックス入り。これでお値段$29.8なり。

Sakae Sushiのモザイク寿司
Sakae Sushiのモザイク寿司(1段目)

約15cm四方の箱の中に、モザイク状にネタが整然と並べられた「モザイク寿司」。見た目はちゃんとそれらしく合格点といったところ。

上に乗っているネタは、サーモン、エビ、タマゴ、キュウリ、カニカマなど、彩りのバランスも悪くはありません。

モザイク寿司のズームアップ

敷き詰められたシャリは、約1cmあるかないか。カニカマのほうが厚いです。

母の日のためという設定なのに、なぜか「鯉のぼり」のモチーフ。おそらく子供の日のために作られたモザイク寿司の写真を元ネタとして、そのまま模倣をしたのかと思われます。

「キューピットの矢」なんかも入っていて、なかなか手は込んでいるんけどね。

果たして肝心のお味はいかに?

少し固めだけど、ご飯自体の味はフツー。しかし、ネタのクオリティーがイマイチ。キュウリやアボガドなどの野菜系はまだしも、魚ネタ、特にサーモンが鮮度が古いのか、ちょっと腐ったような味と匂いがして、これは寿司屋としては致命的と言わざるを得ません。

 


総評:「モザイク寿司」


昨今の日本食ブームのなか、『シンガポール内の寿司レベルも上がってきたかな?』と淡い期待を抱いていましたが、ちょっと残念な結果に終わってしまいました。

流行をいち早く察知し、ビジネスに取り入れる能力・スピード感は素晴らしいのですが…。

我こそはという猛者は、5月14日までの期間限定メニューなので今すぐトライ!

①店内で食べる、②持ち帰り、の他に、③デリバリーもあるみたいなので、詳しくはHPをチェックしてくださいね。

タルトとガーベラの花

一緒にもらったタルト(2段目)とガーベラの花はありがたく頂戴しました。

Happy Mother’s Day!!

[Sakae Sushi]
シンガポール各店舗
http://www.sakaesushi.com.sg/

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