チェンギ空港ターミナル2「アンバサダー・トランジット・ラウンジ」
シンガポールのチャンギ空港で、ANAが発着するターミナル2。
日本人の利用も多いこのターミナルにあるラウンジの中で、プライオリティ・パスで入室できる「アンバサダー・トランジット・ラウンジ」をご紹介します。
T2「アンバサダー・ラウンジ」の場所・概要
■ 他のラウンジとは異なる場所に位置
シンガポール航空のラウンジを始め、SATラウンジなど、同じ区画に複数のラウンジが集まっているターミナル2。
しかし、「アンバサダー・トランジット・ラウンジ」は、このエリアとは離れた場所にあるので要注意。

出国審査の後、右手へ進み、「Pay-per-Use Lounge」もしくは「サンフラワーガーデン」の案内看板を目印に、エスカレーターで1つ上の3階へ。
ゲームコーナーやムービーシアターの手前に、ラウンジの入口があります。
■ T2アンバサダー・ラウンジの利用条件
営業時間 | 24時間 |
---|---|
場所 | ターミナル2制限エリア3階(サンフラワーガーデンの隣) |
サイト | https://transit-lounge |
食事 | 軽食・スナック、ソフトドリンク |
アルコール | ビール・ワインなどのアルコールは有料 |
設備 | シャワー、トイレ、喫煙専用エリア |
「アンバサダー・トランジット・ラウンジ」は、誰でも利用できる有料ラウンジ。
通常、最初の5時間が$58.85(約4,700円)、のち1時間延長ごとに$15という大人料金が、「プライオリティパス」のメンバーであれば無料で3時間利用可能(シャワー込)。
受付でメンバーカードと当日の搭乗券を提示して、手続き。
3時間後の退出予定時間を書いたステッカーを渡されるので、服など見える場所に貼っておきましょう。
「プライオリティパス」を無料で作ることができる「楽天プレミアムカード」は、今やトラベラーの必須アイテム。
まだ持っていない人は、旅行前にゲットしておきましょう。
T2「アンバサダー・ラウンジ」の内部
そんなに広くはないものの、壁一面のガラス窓から明るい光が差し込むラウンジ内部。

シートなどのインテリアや内装が、ちょっと古臭いカンジもするけれど、座って寛ぐ分には、問題なし。
ワークステーションやデスクコーナーも設置。
コンセントはいたるところにあり、ユニバーサル電源とUSBポートの両方を完備。
PCユーザーにもスマホユーザーにもやさしいラウンジです。
T2「アンバサダー・ラウンジ」食事・ドリンク
■ アンバサダー・ラウンジのダイニング
ラウンジの片側にあるダイニングエリア。
中央のアイランドカウンターと、壁際キャビネット部分に、軽食・ドリンクが並びます。
パスタやカレーといったメイン系のホットミールに、パンや春巻きなどの軽食類やサラダ。
なかでも、お気に入りはインド風パン「プラタ」。カレーとの相性抜群なので、お試しあれ。
ロールケーキやブラウニー、カップケーキなどデザートも、なかなか豊富。
■ キッチンでホットヌードルも注文可能
シンガポールのラウンジで、ヌードルメニューといえば「ラクサ」が定番ですが、ターミナル2の「アンバサダー・トランジット・ラウンジ」では「フィッシュボール・ヌードル」を提供。
キッチンでオーダーすれば、出来立て熱々をいただけます。
■ アルコールは有料サービス
ドリンクは、コーヒー・紅茶、ジュースなどは無料ですが、アルコール類は有料。
キレイなシャワールーム
■ シャワールームは利用価値あり!
全体的にちょっと古さが目立つ「アンバサダー・トランジット・ラウンジ」ですが、シャワールームはモダンでキレイ。
固定式とハンドタイプの2つのシャワーヘッドが完備。
壁のディスペンサーには、2in1のシャンプー兼コンディショナーと、ボディウォッシュの2つがセット。
もちろんタオルもあり。
シャワーブースの手前に、洗面台と着替えるのに十分なスペースがあるのも○。
ドライヤーは、個々のシャワールームではなく、個室を出た共用の洗面・化粧スペースに置いてあります。
総括
チャンギ空港ターミナル2のラウンジのうち、一つだけ離れた位置にある「アンバサダー・トランジット・ラウンジ」。
アルコールが有料なことと、設備も室内も少し古い点において、他のラウンジと比べると見劣りしてしまいがちですが、シャワールームは清潔でキレイ。
ターミナル2でシャワーを利用したい人にはおすすめのラウンジです。
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