NYで一番のパンケーキ「クリントンストリート・ベイキングカンパニー」
【閉店】
ここ数年、日本のパンケーキ専門店の進出もあいまって、ふわふわしたスフレタイプのパンケーキが人気のシンガポール。
そんな中、忘れてはいけないのが「クリントンストリート・ベイキングカンパニー」。
ニューヨーク発祥、「キング・オブ・ブランチ」のプライドにかけて、あくまでもアメリカで愛される朝食としてのパンケーキにこだわるお店です。
ハイソな外観!白亜のショップハウス
■ ラッフルズホテルの裏側!パービス通り
エスプラネード(Esplanade)駅、もしくはシティホール(City Hall)駅から徒歩数分。
ラッフルズ・ホテルの1ブロック先にあるパービス通りは、新旧の飲食店がひしめくグルメ・ストリート。
一際目立つ白亜のショップハウスに真っ赤な日除け。ニューヨークの高級地区にありそうな洗練された店構えです。
ハイソな外観と打って変わって、店内はアメリカン・ダイナーといった雰囲気。
明るい色のシンプルでカジュアルなインテリアで、気負いなく入ることができるのがいいですね。
キング・オブ・ブランチの実力
「キング・オブ・ブランチ」と称賛されるクリントンストリート・ベイキングカンパニー。
アメリカの朝食やブランチに欠かせない定番メニューを、オールデイ・ブレックファストとして終日提供しています。
■ 絶対食べたい!名物パンケーキ
ここで、絶対オーダーしたいのは、ニューヨークマガジン誌で2度もベスト・パンケーキに選ばれた「ブルーベリー・パンケーキ」。
どどーんと、3枚に重ねられたパンケーキは、まさにアメリカンサイズ。
たっぷり掛けられたブルーベリーソースには、キラキラと輝く大粒のブルーベリーがふんだんに使われ、零れ落ちんばかり。
丁寧に焼き上げられた生地は、口当たりの良いしっとりとした食感がGood。
パンケーキの横にあるのは、温められた特製メープルバター。
最初からシロップをかけるのもいいですが、まず最初はブルーベリーソースだけ食べ、途中からメープルバターを投入するのがおすすめ。
ブルーベリーの甘酸っぱさから、メープルバターのまろやかな甘さへと変貌する一粒で二度美味しいパンケーキです。
■ オールデイ・ブレックファスト
All Day Servedのメニューから朝食の定番「エッグベネディクト」をチョイス。
形よく鎮座した2つのポーチドエッグに、覆うように流れる滑らかなオランデーズソース。
まさに、お手本のようなエッグベネディクトです。
ただ一つ、普通のエッグベネディクトと大きく違うのは土台部分。
イングリッシュ・マフィンやパンの代わりに、お店のスペシャリティでもあるバターミルクビスケットが土台として使われているのが特徴。
ビスケットのほのかな甘みと、ハムの塩気。トロトロの黄身が絡むオランデーズソース。
全てが溶けあうハーモニーを味わえる一皿です。
ニューヨーカーが行列しても食べたいと絶賛する本場の味。週末のブランチ時間は混んでいるので、平日が狙い目です。
Clinton St. Baking Company
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