マレー半島縦断1800km『深夜特急』の旅⑤:世界遺産ジョージタウン

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DAY 4

2019年12月16日(月)

マレー半島縦断旅4日目。

この日は、まる一日ペナン島デー。

世界遺産の古都「ジョージタウン」の建築巡りグルメビーチと、ペナン島を満喫します。

「アイ・ラブ・ペナン」の記念碑
「アイ・ラブ・ペナン」の記念碑

 


ブルーマンションの優雅な朝


08:00am

■ コートヤードでアラカルト朝食

昨夜は早めに寝たので、目覚めスッキリ、体力も満タン。

「チョン・ファッツィー・マンション」の中庭に面するコートヤード・レストランでの朝食から、一日のスタート。

ブルーマンションこと「チョン・ファッツィー・マンション」の中庭コートヤード

数種類のおかず、麺・パン、サラダ、フルーツのビュッフェがカウンターに並ぶほか、メインはアラカルトで注文する方式。

ブルーマンションこと「チョン・ファッツィー・マンション」の朝食ビュッフェ

ローカル料理からウエスタンフードまで5〜6種類がラインナップされたメニュー。

サーモンの「エッグ・ベネディクト」をチョイス。

「ブルーマンション」の朝食

風水に基づくブルーマンションで、最強のパワースポットとされるコートヤード。

回廊に満ちる清々しい空気を感じながらの朝食で、エネルギーを充填することができました。

08:45am

■ ブルーマンションを一回り

朝食後は、そのまま邸宅内を見学。 

吹き抜けコートヤード2階の欄干は、遥かスコットランドから取り寄せたグラスゴーの鋳鉄技術の粋。精緻な装飾が見事です。

ブルーマンションこと「チョン・ファッツィー・マンション」のコートヤード2階テラス

宿泊エリア2階や、プールのある庭園などは、以前参加したことのある「チョン・ファッツィー・マンション」の見学ツアーでは入れなかった場所

ブルーマンションこと「チョン・ファッツィー・マンション」の内部

「ペナンでブルーマンションに泊まる」ことは、今回のマレーシア縦断旅でやりたかったことの一つ。

ブルーマンションこと「チョン・ファッツィー・マンション」内部の壁もインディゴブルー

芸術的な邸宅で、夢のような時間を過ごすことができました。

Cheong Fatt Tze Mansion

★★★★

地図 14, Leith St, George Town, 10200 Penang, Malaysia

エリア ジョージタウン(ペナン)

空室・料金チェック

Agoda Expedia Booking

 


世界遺産の古都「ジョージタウン」


09:30am

■ 植民地時代の面影が残るコロニアル建築群

朝食も済んだところで、街歩きに出発!

2008年に、マラッカとともにユネスコ世界遺産に登録されたペナン島の旧市街「ジョージタウン」

午前中は、イギリスの植民地時代の街並みが残る北側エリアを散策します。

クリーム色の外観が美しいペナン・タウンホール

噴水のある庭園に、クリーム色の外観が宮殿のような建物は、「タウンホール」

ペナン・タウンホール
タウンホールの優美なファサード

そのすぐ隣に建つ建物は、1903年に完成したエドワード・バロック様式の「ペナン市庁舎(シティホール)」

現在、市議会場として使用されているので、内部の見学は不可。

ペナン市庁舎(シティホール)
青空に映える白亜のペナン市庁舎

さらに周辺には、東南アジア最古の英国国教会「セント・ジョージ教会」や、東インド会社総督のフランシス・ライトが建てた「ローマ・カトリック大聖堂」

ペナンの歴史的なコロニアル建築群

更に港の近くまで進むと、「コーン・ウォリス要塞」「ビクトリア時計台」が大英帝国時代の面影を伝えています。

10:40am

■ インダストリアルなカフェで休憩

1時間以上をかけて回った、ジョージタウンのコロニアル建築めぐりの後、中心部の「オーサム・キャンティーン」でひと休み。

ペナンのおしゃれカフェ「Awesome Canteen」

イベントスペースや写真撮影にも使われるという店内は、無機質でインダストリアルな雰囲気。

素敵なカフェでした。

ペナンのおしゃれカフェ「Awesome Canteen」内部

11:30am

■ ホテルを移動

午前中の散策を終え、ホテルに帰還。

実は「ブルーマンション」での滞在は一日だけで、ペナン島の2泊目は別のホテルを予約。

ブルーマンションをチェックアウト後、次のホテルへとタクシーで移動。チェックインの時間は14時からなので、荷物だけ預けて外出します。

 


キャノン・ストリート周辺


12:30pm

■ 本土とペナン島を結ぶフェリー

ホテルから徒歩10分くらいで、ジョージタウン観光の中心部「アルメニアン・ストリート」に到着。

ペナン島のジョージタウンにある「カピタン・クリン・モスク」
カピタン・クリン・モスク

この周辺には、観光スポットや、ショップ・レストランなど、見どころがいっぱい。

ムガール様式のイスラム寺院「カピタン・クリン・モスク」は外から写真だけパチリ。

 

■ 邱(クー)一族の先祖を祀る「クーコンシー」

ペナン島の有名観光スポット「クーコンシー」は、「アルメニアン・ストリート」と直角に交わる細道「キャノン・ストリート」に位置しています。

キャノン・スクエアにある「クーコンシー」の入口
見過ごしてしまいそうな入口に注意

中国語で「邱公司」と書く「クーコンシー」。中国福建省からの移民である邱(クー)一族が歴代の先祖を祀るために建てた廟です。邱(クー)一族の先祖を祀る廟「クーコンシー」

正面2階にあるのが、本堂

建物の1階は、650年以上にわたる邱一族の系譜を示した展示室になっています。近代シンガポールの金融・財界で重要な役割を果たした人物も、この一族に列なる子孫だったことなど、とても興味深い発見がありました。

邱(クー)一族の先祖を祀る廟「クーコンシー」の内部

眩いばかりの金で装飾された彫刻に、寓話を描いた絵画など、贅を凝らした建物は、一見の価値あり。入場料10リンギット(約270円)。

13:15pm

■ ペナン風「アッサム・ラクサ」に挑戦

クーコンシー観光後、キャノンストリートのすぐ向かいにある「My Own Cafe」で、軽くランチ。

ペナンのカフェ「My Own Cafe」の外観

ペナン島の名物「アッサム・ラクサ」に初挑戦。

ココナッツベースのシンガポール・ラクサとは全く異なる魚介ベースのスープ。

今までに体験したことのない酸っぱさと辛味が、一気に口と鼻腔に広がります。

ペナンのカフェ「My Own Cafe」のアッサム・ラクサ

正直、この酸っぱさと臭みは苦手だったけど、とりあえずペナン名物を食べるという目的はクリア。

 


ペナン随一のビーチ「バトゥ・フェリンギ」


14:30pm

■ ビーチ直結のスターバックス

Grabタクシーで向かったのは、ジョージタウンから約30分の「スターバックス」

ここは、ただのスタバじゃありません!

ペナン屈指のビーチリゾート「バトゥ・フェリンギ」沿いという、最高のロケーションに建つ店舗なのです。

「バトゥ・フェリンギ」のスターバックス

テラス席の奥に設けられたゲートを抜けると、目の前はビーチ。

「バトゥ・フェリンギ」のビーチ

パラセーリングやジェットスキーなどのアクティビティを楽しんでいる人を眺めながら、束の間のリゾート気分を満喫しました。

 


ブティックホテル「セブン・テラシズ」


16:00pm

■ プラナカン風の隠れ家ホテル

ビーチから戻ってきたのが、16時ごろ。改めてホテルにチェックインします。

ブティックホテル「セブン・テラシズ」の入口外観

2日目に泊まる「セブン・テラシズ」は、スチュワート・レーンに位置するブティックホテル
ブティックホテル「セブン・テラシズ」のラウンジ

チェックインの際、ちょうど隣のラウンジでアフタヌーンティーが振る舞われているいうことで、伝統的なニョニャ菓子をいただきました。

ブティックホテル「セブン・テラシズ」のラウンジでいただくアフタヌーンティー

低層2階建のホテルは、1階がフロントやラウンジ、プール、レストランやギフトショップ、2階が客室という造り。

ブティックホテル「セブン・テラシズ」の内部

案内された部屋は、メゾネットタイプ。ベット、ソファセット、バスルームが配置された1階。

中国式とプラナカン・スタイルを組み合わせたインテリアが素敵。

ブティックホテル「セブン・テラシズ」のメゾネット部屋

2階の屋根裏は、リビングルーム。

ブティックホテル「セブン・テラシズ」の部屋2階

シャワーを浴びて、夕食までしばしの休憩タイム。

Seven Terraces

★★★★

地図 14a, Stewart Ln, 10200 George Town, Penang, Malaysia

エリア ジョージタウン(ペナン)

空室・料金チェック

Agoda Expedia Booking

 


ワンタンミーを求めて彷徨う


18:30pm

■ 屋台で並ぶ「チュリア・ストリート」

日が沈んで、辺りも暗くなってきた頃、夕食を食べに外出。

バーが並ぶペナン島の「ロロン・チュリア」

バーが集まる「ラブレーン」を通り抜け、突き当たりの「チュリア・ストリート」へ。

たくさんの屋台が並ぶなか、とても美味しそうなワンタンミーのストールを発見。

ここで食べたかったのですが、すでに注文し、出来上がりを待っている人が多く、待ち時間が読めなかったので、泣く泣く断念。

夜になるとチュリア通りに並ぶ屋台

■ 地元で人気のワンタンミー「鴻記雲呑麺」

屋台を後にしても、一度食べる気満々だった頭はワンタンミー一色。

Googleで検索して、評判の良さそうだったキャンベル通りのお店に行くことに。

ペナン島のワンタンミーの有名店「Hong Kee」

それがここ、「Hong Kee Wan Thun Mee」。ローカルのお客さんで賑わう店内に、期待大。

「Hong Kee」のワンタンミー

早速お目当てのワンタンミーを注文。

ツルツルとしたコシのある麺に、しっかり絡む甘辛のタレ。文句なしに美味しかったです。

20:30pm

■ 就寝

ホテルに帰って、4日目も無事終了。

 

>> マレー半島縦断旅⑥へつづく

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