ダークホースが大当たり「Co Hai Banh Mi」の病みつき美味バインミー
【更新】再訪時の情報・写真を追加
ホーチミンに行って以来、すっかり虜になってしまったバインミー。
今回ご紹介するのは、「Co Hai Banh Mi（コーハイ・バインミー）」。
2017年のオープン後、入れ替わりの激しいシンガポール飲食業界の荒波と、コロナ禍の大打撃を乗り越えてきた実力派バインミーのお店です。
パンが絶品！本格派ベトナム・バインミー
■ アラブストリートにあるベトナム料理店
「Co Hai Banh Mi」があるのは、アラブストリートエリアの東端。
ビーチロード（Beach Rd）に並ぶ小さなショップハウスの1つに、お店を構えています。
黒い外壁と看板が目印。
店内は、間口が狭く、奥に長いショップハウス独特の間取り。
天井から吊るされた観葉植物に、壁にかけられたベトナムの民芸品、ウッド調のテーブルなど。
どこか垢抜けない店内は、最先端のおしゃれカフェにはかないませんが、手作りながらも心地よい空間にしようという、店側の努力のたまものです。
絶品バゲットでつくられるバインミー
■ メニューの主役はバインミー！
早速メニューを拝見。
「Co Hai Banh Mi」と店名に付くあたり、バインミーがウリなのだろうと想像していたとおり、メニューにはバインミーがズラリ！！
数あるバインミーの中から、最初に注文したのは店員さんイチオシの「Co Hai Baguette」。
■ 美味しさに驚愕！異次元のバゲット
一口食べて、びっくり。何コレ、すごく美味しいんですけど！！
特に秀逸なのがバゲット。カリっ・パリッとしたバゲットならではの食感はそのままに、フワッと軽やかな空気感。全然アゴが疲れない！
今までのバゲットは何だったのかと思うほどの「目からウロコ」の衝撃！
そこに、野菜（なます）のシャキシャキ感、パクチーとニョクマム（魚醤）のエスニックな風味、ボリュームのある具が加わって、絶品ベトナム風サンドイッチの出来上がり！
あまりの美味しさに、あっという間に完食してしまいました。
それからスタートした怒涛のバインミー通い。
「BBQポークバインミー」「ベジタブルバインミー」「BBQビーフバインミー」に「チキンバインミー」と食べる！ 食べる！！ また食べる！！！
炒めた牛肉を挟んだ「Stir-fried beef & onion baguette」、個人的にNo.1のお気に入り。
何回食べても、最初に食べたときの感動が薄れることはありません。本当に病みつきになる美味しさです。
シンガポールで味わう定番ベトナム料理
■ ベトナムの米麺「フォー」
ベトナム料理といわれて、一番に思い浮かぶのが「フォー」。あっさり軽い米麺と優しいスープが、日々酷使した胃に染み渡ります。
フォーはガラスの器でサーブされるのが、このお店のスタイルのよう。
一瞬『そうめんか？』と思ってしまいますが、安心してください、フォーですから！
別添えの香草をたっぷりのせていただきます。
フォーの味は美味しいですけど、普通レベルですかね。
バインミーの美味しさが衝撃すぎて、フォーが普通に感じてしまうのかもしれません。
■ ベトナムの庶民料理「コムタム」
「コムタム（Com Tam）」とは、精製の段階で割れてしまって出荷できなくなった米「ブロークン・ライス」に、おかずを添えたワンプレート料理。
ベトナムの食堂の定番メニューは、見た目もカラフルで栄養バランスもGood！
■ フレッシュな野菜がたっぷり「生春巻き」
小さなカゴから、フレッシュなハーブと野菜がブーケのように溢れている「生春巻き」。
日々の野菜不足の解消に、ヘルシーで美味しいサイドディッシュです。
■ たっぷり大容量の「ドリンク」
ベトナムコーヒーから、アボガドジュース、レモングラスティーなど、ベトナムらしい飲み物が豊富に揃ったドリンクメニュー。
しかもリーズナブルな価格設定がうれしい！
とりあえず、このお店のおすすめは一にも二にもバインミー。
毎日お店で焼いているというバゲットは本当に絶品ですから、バインミー好きの人も、そうでない人も、是非ご賞味あれ！
Co Hai Banh Mi
広告
