【旅行記】2度目のトルコ!観光&グルメ満喫のイスタンブール1週間

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魅惑の国トルコ。

初めてトルコを訪れたときは、イスタンブール〜トロイ〜パムッカレ〜カッパドキアなど各地を周遊しましたが、2度目となる今回はイスタンブール一点集中

トルコ国旗

歴史、文化、食事のすべてを詰め込んだ、1週間のイスタンブール旅行がはじまります。

 

PREP

2度目のトルコ!旅の計画&準備


■ ベストシーズン:天気の良い6〜9月

アジアとヨーロッパにまたがり、沿岸部から内陸部まで広大な国土をもつトルコは、地域によって気候もさまざま

マルマラ海に面するイスタンブール中心部は、いわゆる「地中海性気候」に属しており、夏は暑く乾燥し、冬は雨が多いのが特徴です。

カドゥキョイの南端に位置する「モダ地区(Moda)」

ガイドブックによると、春(4〜5月)がベストシーズンとのことですが、今回滞在した5月末〜6月初旬でも毎日快晴。汗ばみながらも、気持ちのいい街歩きが楽しめました。

 

■ 持ち物:服装、電源プラグ&WiFiなど

季節・気温にあった服装以外に、役に立ったのが以下3点。

  • 歩きやすい靴
  • (モスク入場時の)長袖・ストールなど
  • 電源変換プラグはCタイプが主流

坂道の多いイスタンブールでの街歩きには、スニーカーなどの歩きやすい靴がベター。

心臓破りの坂道が続く「バラット(Balat)地区」

また、宗教施設などの服装規定(肌・髪の露出NG)に対応するために、パーカー付きの長袖を持って行きました。

WiFiは、楽天モバイルに加入しているため、海外でも2GB無料。イスタンブールでも、問題なくWiFiを使うことができました。

 

■ ガイドブック:本&YouTube

少しでもトルコの歴史を知っていると、イスタンブールの観光がより充実したものに思います。

  • コンスタンティノープルの陥落(塩野七生著)
  • 世界の歴史11ービザンツとスラヴ(井上浩一/栗生沢猛夫著)
  • 深夜特急(沢木耕太郎著)

イスタンブール在住の『アジアねこ散歩ch』さんのYouTubeチャンネル

また、イスタンブール在住アジアねこ散歩ch』さんのYouTubeには、空港から市内への移動方法から、本当に美味しいレストラン、癒やしのネコちゃん動画まで、役に立つ情報がいっぱいです。

 

ARRIVAL

出発〜イスタンブール到着


■ シンガポールから直行便で約11時間

イスタンブールまでは、シンガポール航空の直行便を利用。

シンガポール・チャンギ空港を出発

チャンギ空港のターミナル3から、1時45分発の深夜便で出発です。

 

■ トルコの玄関口!イスタンブール空港

シンガポールからイスタンブールまでは、約11時間のフライト。

機内食は2回サーブされたようですが、寝ていたので、2回ともパスしました。

トルコの国営航空会社ターキッシュ・エアラインズの機体がズラリと並ぶ「イスタンブール空港(IST)」

定刻どおりの朝7時45分、トルコの空の玄関口イスタンブール空港に到着。

2018年に開港したばかりの「イスタンブール空港(IST)」

2018年にオープンしたばかりのイスタンブール空港は、とにかく巨大。

到着ゲートから果てしなく続く通路を進んで、入国審査場へと向かいます。

「イスタンブール空港(IST)」の歓迎看板

イミグレも特に混雑はなく、すんなりと入国することができました。

トルコ入国に必要なもの

90日間以内の観光目的の滞在なら、ビザ(査証)は不要。入国カードもなし。パスポート残存有効期間は150日以上必要です。

 

■ 到着ロビーのカフェで待ち合わせ

イスタンブール空港の到着ロビーで、旅の相棒となる従姉妹と待ち合わせ。ヨーロッパ在住の彼女は、11時前に到着する別便でやってくるので、3時間ほど時間を潰します。

トルコ伝統のゴマ付きパン「シミット」

到着ホールの正面にあったカフェで、トルコ名物のごまパン「シミット」をいただきながら待機。

 

TRANSPORTATION

イスタンブールの交通手段・移動方法


■ イスタンブール空港から市内へ移動

無事、従姉妹と合流できたので、さっそく市内中心部へ移動します。

スルタンアフメト地区への行き方

空港バス:アクサライ行きで終点まで(約90分)

トラム1号線:アクサライ駅からスルタンアフメト駅へ(約10分)

到着フロアからエレベーターで2階に降りて、Havaistという空港バスの乗り場へ。

クレジットカード利用の場合には、バスの乗車時に支払うシステムなので、わざわざチケット売り場でバスチケットを買う必要なし。

旧市街スルタンアフメト地区に行くには、「アクサライ(Aksaray)行き」に乗車します。

片道₺204(約900円)でした。

Havaist

 

■ 最強!便利なイスタンブールカード

アクサライに到着したら、トラム乗り場へ。

イスタンブールのスルタンアフメト地区を走る「トラム」T1線

ここでイスタンブールカードを購入。トラムはもちろん、フェリー、テュネル、メトロ、マルマライなど、市内交通のほとんどで利用できる便利な交通ICカード。1枚で5人まで使いまわしが可能。

市内移動で利用できる交通ICカード「イスタンブールカード」

トラム1号線で、「アクサライ駅」から「スルタンアフメト駅」まで4駅です。

空港バスでイスタンブール市内への行き方、イスタンブールカードの買い方などの詳細は、アジアねこ散歩ch』さんの動画を見れば、バッチリ。

 

HOTEL

「ホテル・アリラス」へチェックイン


■ 立地&コスパ最高!旧市街にあるホテル

スルタンアフメト駅から徒歩5分ほどで、今回イスタンブールで宿泊するホテル・アリラスに到着。

ホテル・アリラス

#1ロケーション抜群

#2リーズナブルな価格

#3ツインルーム指定可能

朝食付きで6泊、合計約7万円!つまり1人あたり3万5,000円という驚きの価格。女子二人旅に最適なツインルームあり。

旧市街スルタンアフメト地区の「ホテル・アリラス(Hotel Alilass)」

なによりもアヤソフィアに、ブルーモスク、トプカプ宮殿など、イスタンブールを代表する観光名所まで徒歩数分という最高の立地

観光からグルメまで、イスタンブールを満喫する拠点にぴったりです。

Hotel Alilass

★★★

地図 Cankurtaran, Bayram Fırını Sk., 34122 Fatih/İstanbul, Türkiye

エリア スルタンアフメト地区

空室・料金チェック

Agoda Expedia Booking

 

THINGS TO DO

イスタンブール観光


■ 6泊7日!主なスケジュール

今回、2度目となるトルコ旅行。

前回も訪れたアヤソフィア、ブルーモスク、トプカプ宮殿に加えて、地下宮殿、新市街のガラタ塔、アジア側へのフェリー横断など、まだまだイスタンブールには見所がいっぱい。

イスタンブール旧市街と新市街の地図

曜日 行程
DAY1
  • 【SIN→IST】イスタンブール到着
  • 旧市街
DAY2
  • 地下宮殿
  • 新市街
DAY3
  • アヤソフィア
  • カドゥキョイ
DAY4
  • トプカプ宮殿
DAY5
  • バラット地区
DAY6
  • ブルーモスク
  • バザール
  • トルコ式の朝食
DAY7
  • 【IST→SIN】帰国

滞在は、6泊7日

おおまかなスケジュールとしては、各日の午前中に、ホテル近くのスルタンアフメト地区の観光スポット(アヤソフィア、ブルーモスク、トプカプ宮殿、地下宮殿)を一ヶ所、午後に他の場所へ足を伸ばすというプラン。

 

■ 世界遺産!イスタンブール歴史地区

ローマ帝国、ビザンティン帝国、オスマン帝国と、3つの帝国の都として、2000年以上もの間、政治・文化・宗教の中心地となった旧市街は、世界遺産の宝庫。

見所 入場料
イスタンブールを代表する観光スポット「アヤソフィア(Hagia Sophia)」

アヤソフィア

ビザンティン帝国時代に建造された大聖堂(現在はモスク)

€25(約4,000円)

イスタンブールを代表する観光スポット「トプカプ宮殿(Topkapi Palace)」

トプカプ宮殿

オスマン帝国の歴代スルタンが居住した壮麗な宮殿

₺1,700(約7,500円)

イスタンブールを代表する観光スポット「ブルーモスク(Blue Mosque)」

ブルーモスク

6本のミナレットと青いタイル装飾が特徴の美しいモスク

無料

イスタンブールを代表する観光スポット「地下宮殿(Basilica Cistern)」

地下宮殿

古代ローマ時代に建設された巨大な貯水槽

₺900(約4,000円)

イスタンブールを代表する観光スポット「ヒッポドローム(Hippodrome)」

ヒッポドローム

オベリスクや蛇の柱などが残る古代ローマ時代の競技場跡

無料

スルタンアフメト地区に集まる歴史的建造物群は、絶対見逃せないイスタンブール観光の目玉です。

 

■ イスタンブール新市街の散策

金角湾を挟んで、旧市街の向かいに位置する「新市街」

イスタンブール新市街

小高い丘の上にそびえる「ガラタ塔」と、イスタンブール随一の繁華街「イスティクラル通り」を中心に、観光、グルメ、ショッピングのすべてが揃うエリアです。

 

■ 『深夜特急」的イスタンブールの休日

ボスフォラス海峡を隔てて、ヨーロッパ側とアジア側に分かれているイスタンブール。

「フェリー」から見えるガラタ塔

旧市街(ヨーロッパ側)のエミノニュ埠頭から、市民の足となっているフェリーに乗って、アジア側の街「カドゥキョイ」を目指します。

イスタンブール名物「さばサンド」

さらに、イスタンブールを代表するB級グルメ「サバサンド」に舌鼓。

バックパッカーのようにローカルに混じって過ごす、『深夜特急』的イスタンブールの休日のすすめ。

 

■ 追憶のオリエント急行

19世紀、パリからイスタンブールまで、ヨーロッパ大陸を駆け抜けた豪華列車「オリエント急行」

オリエント急行の終着駅「シルケジ旧駅舎」

終着駅「シルケジ旧舎」と、アガサ・クリスティーが『オリエント急行殺人事件』を執筆したといわれる「ペラ・パレス・ホテル」。

イスタンブールに残るオリエント・エクスプレスの足跡を巡ります。

 

■ バラット地区&コーラ修道院

イスタンブール滞在5日目は、少し離れた「バラット地区」へ。

カラフルな傘で飾られたバラット地区のカフェ「Balat Antik Cafe」

カラフルな街並みにおしゃれなショップなど、スルタンアフメトの歴史地区とは異なる魅力に溢れたエリアです。

「カーリエ博物館(Kariye Mosque)/コーラ修道院(Chora)」パレクレシオン

行く途中に、テオドシウス城壁コーラ修道院(カーリエ・モスク)を見学と、盛りだくさんな一日となりました。

 

■ 2大バザール&スレイマニエ・モスク

帰国前日、お土産探しにイスタンブールの2大バザール巡り

活気あふれる市場には、エキゾチックな商品が並んでいます。

イスタンブールの2大バザール、「グランドバザール(Grand Bazaar)」と「エジプシャン・バザール(Egyptian Bazaar)」

廃墟のような元隊商宿(キャラバンサライ)に寄り道しながら、迷路のようなバザールを探検。

ミマール・シナンの最高傑作とされる「スレイマニエ・モスク(Suleymaniye Mosque)」景色

「グランドバザール」「エジプシャン・バザール」の中間地点に位置するスレイマニエ・モスクは、オスマン帝国を代表する建築家ミマール・シナンの最高傑作。

高台に建つモスクからは、ボスフォラス海峡が一望できます。

新市街のカフェ「Lucy Pera」でトルコ式の朝食

旅のフィナーレとして、憧れのトルコ式の朝食に挑戦!

テーブルいっぱいに並ぶ豪華な料理を堪能しました。

 

FOODS

世界3大料理!美食のトルコ


■ ケバブ&キョフテ!トルコ名物を堪能

世界3大料理の一つに数えられるトルコ料理

トルコ名物「ケバブ(Kebab)」

ケバブ

回転するロースターで焼かれた肉を削ぎ落として提供するトルコを代表する肉料理

トルコ風ハンバーク「キョフテ(Kofte)」

キョフテ

ひき肉に香辛料やハーブを混ぜて作ったトルコ風ハンバーグ

イスタンブール名物、ムール貝ピラフ「ミディエ・ドルマ(Midye Dolma)」

ミディエ・ドルマ

スパイスで味つけしたピラフをムール貝に詰めたストリートフード

トルコ風ピザ「ピデ(Pide)」

ピデ

舟形の生地に、肉、チーズ、野菜などの具材をのせて焼いたトルコ風ピザ

トルコ伝統の「砂煎りコーヒー(Turkish Coffee)」

砂煎りトルココーヒー

熱い砂の中で金属製の鍋を回しながら煎れるトルコ伝統のコーヒー

トルコを代表する伝統菓子「バクラヴァ(Baklava)」

バクラヴァ

何層にも重なる薄いパイ生地に、甘いシロップをかけたトルコを代表する伝統菓子

ブルーモスクを間近に望む「ルーフトップ・レストラン」で、絶景と美食を堪能したひとときは、旅の忘れられない思い出となりました。

イスタンブールのトルコ料理レストラン「Turgut」ブルーモスクが目の前のテラス席

肉料理からシーフード、デザートまで、6泊7日の滞在で食べ尽くした絶品グルメの数々は、下記の詳細記事をチェック。

 

GO HOME

シンガポール航空便で帰国


■ 空港バスでイスタンブール空港へ

とうとう帰国日。

朝食後、ホテルをチェックアウトし、来たときとは逆に「アクサライ(Aksaray)」から空港バスに乗車。

11時すぎにはイスタンブール空港に到着しました。

「イスタンブール空港(Istanbul Airline)」の制限エリア内(Air Side)

フライトまで、空港内のショッピングゾーンでお土産品をみたりして、時間潰し。

イスタンブール空港のスターアライアンス・ラウンジ「Miles&Smiles」

ターキッシュ・エララインのラウンジ「Miles&Smiles」も、スターアライアンス・ゴールド以上であれば利用可能。

オープンキッチンで作られる豊富な食事に加えて、デザートコーナーに並ぶデメルのケーキなど、料理に対する評価が高いラウンジです。

 

■ シンガポール航空のフライトで帰国

シンガポール航空の帰国便は、時間通り13時半に出発。10時間半かけて、シンガポールまで戻ります。

シンガポール航空(Singapore Airline)の座席

ラッキーなことに隣に乗客がおらず、1列3席すべてを一人で使うことができたので、長時間のフライトも快適。

機内食のチキンも、美味しくいただきました。

シンガポール航空(Singapore Airline)の機内食

翌日、早朝5時にチャンギ空港に到着。

 


王道の観光スポットから、穴場なエリアまで、自分たちのペースでゆっくりと散策した1週間。

歴史や文化はもちろん、食事(ラム肉)も克服できたし、ますますトルコが好きなった2度目のイスタンブール。楽しかったです。

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