ガーデンズ・バイ・ザ・ベイに恐竜が出現「ジュラシック・ワールド」
この夏の映画といえば、日本ではアニメ『鬼滅の刃』がスクリーンを席巻しているようですが、ハリウッド超大作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』も忘れてはなりません!
6月から公開が始まっているシンガポール(日本は8月8日公開)では、映画に合わせて、スペシャル企画「Jurassic World – The Experience」が、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで開催されています。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで開催中
■ クラウド・フォレストが恐竜の森に
マリーナベイサンズの裏手に広がる「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」は、シンガポールが誇る近未来型植物園。MRT最寄り駅の「ベイフロント(BayFront)駅」から、地下道を通ってアクセスすることができます。
アクセスの詳細については、下記の記事を参照してください。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの園内には無料で入れるものの、温室ドームや展望台など一部の施設への入場は有料。
今回、「Jurassic World – The Experience」が開催されているのは、2つあるドームの一つ「クラウド・フォレスト」になります。
大人 | 子供 | |
---|---|---|
フラワードーム +クラウド・フォレスト |
$46 | $32 |
フローラル・ファンタジー | $24 | $16 |
OCBCスカイウェイ | $14 | $10 |
スーパーツリー展望台 | $14 | $10 |
大迫力!ジュラシック・ワールドの世界
■ よみがえる!太古の時代の恐竜たち
クラウド・フォレストに一歩足を踏み入れると、そこは映画『ジュラシック・ワールド』の世界。
クラウドフォレストのシンボルでもある雲霧林の滝では、約8.5mの「ブラキオサウルス(Brachiosaurus)」がお出迎え。長い首を伸ばして、我々人間どもを見下ろしています。
「Evolution Walk(進化の道)」と名付けられたルートを巡り、雲霧林の周囲を探検。
突然、鳴り響く警告アラートとともに、「ティラノサウルス(Tyrannosaurus)」が出現!
最強の肉食恐竜との異名どおり、するどい牙を光らせながら咆哮する様子は迫力満点。
廃棄されたコンテナから顔を出すのは、「スティギモロク(Stygimoloch)」。シリーズ第5作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』に登場した堅頭竜の一種です。
続いて、「ブラキオサウルス(Brachiosaurus)」と再び遭遇。
草食恐竜ということで、草むらから首をニョキと伸ばした姿は、どことなく愛嬌があります。
恐竜以外にも、ジュラシック・パークのジープが乗り捨てられていたり、映画の世界観が至るところで再現されています。
■ 空中遊歩道(クラウド・ウォーク)を探検
地上を回遊したら、今度はエレベーターで雲霧林の頂上へ移動。
ここからクラウド・ウォークと呼ばれる空中回廊を巡って、雲霧林を下っていきます。
今まで、恐竜に夢中になりすぎていましたが、クラウド・フォレストは高山植物の宝庫。
目を楽しませてくれる色鮮やかな草花に混じって、発見したのは「ピッチャープランツ」。
消化液をためたピッチャーのなかに、獲物をおびき寄せるという食虫植物ですので、ご注意を。
おなじみの「ジュラシック・パーク」のゲートは、絶好の写真スポット!
地上からとは異なる景色が楽しめる空中回廊。
滝の横からブラキオサウルスの後ろ姿を眺めたり、周囲を旋回しているプテラノドンも目撃。
危険なティラノサウルスも、安全な上空からなら、じっくりと観察することができます。
プテラノドンが羽を休めている踊り場で、空中回廊は終了。
ここからエレベーターで下に降りて、ジュラシック・パークのバックオフィスに潜入していきましょう。
■ 細部までこだわった展示&ショー
屋外での恐竜以外にも、まだまだ見所がいっぱい。
雲霧林の中腹フロアで行われているMeet & Greetは、キュートなミニ恐竜と一緒に写真を撮れるチャンスです。
恐竜の卵と、保育器でスヤスヤと眠る恐竜ベビーたち。タッチパネルで、恐竜6種のベビーの姿を見ることができます。
地下の倉庫で暴れているのは、ディロフォサウルス(Dilophosaurus)。エリマキを広げて威嚇する姿が特徴的です。
さらに進むと、小型肉食恐竜「ヴェロキラプトル(Velociraptor)」が繋がれたパドックに到着。
4頭のうち、ブルーだけが見当たりません。
飼育スタッフのお姉さんが扉を開けると、ブルーが登場するというミニ・ショーも必見です。
番外編:寄り道スポット
■ お土産ショップ!ジュラシック・グッズ
クラウド・フォレストを出て、正面にあるガーデンズ・バイ・ザ・ベイのお土産ショップ。
ジュラシック・ワールド関連のグッズも揃っているので、要チェック!
■ ジャイロスフィアに乗って記念撮影
クラウド・フォレストの外に置かれているのは、実物大の「ジャイロスフィア」。
映画『ジュラシック・ワールド』でザックとグレイ兄弟が乗った球体型の乗り物です。
実物操作パネルなど、詳細に作られた内部。椅子に座って、記念撮影することができます。
■ フードコート「ジュラシック・ネスト」
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで食事をするなら、スーパーツリー・グローブの端にある「ジュラシック・ネスト」へ。
今回の「Jurassic World – The Experience」が始まるずっと前、2022年に誕生した恐竜をテーマにしたフードコート。
店内にいる15体の恐竜たちと一緒に、ミシュランお墨付き店の味を召し上がれ。
総評
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイでは定期的に様々なイベントやコラボが企画されていますが、今回の「Jurassic World – The Experience」は特に秀逸。
鬱蒼としたクラウド・フォレストと恐竜という組み合わせが、完璧にシンクロして作り上げられたジュラシック・ワールドの世界観。恐竜や展示物は、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールの「ロスト・ワールド」と遜色ないほどのクオリティの高さ。
子どもも大人も夢中になって楽しめる非日常の冒険に、ぜひ出かけてみてください!
Jurassic World – The Experience
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