シンガポールのチキンライス四天王「ロイキー」カフェ風ワンプレート
急激に近代化が進むシンガポールの中で、昔と変わらぬ人々の暮らしぶりを垣間見ることができる下町地区バレスティア。
見るからに年季を感じさせる食堂や商店が、今でも現役バリバリで営業中。
チキンライスの名店「ロイキー・ベストチキンライス」も、そのうちの一つです。
創業から半世紀!チキンライス一筋
■チキンライス激戦区バレスティア
1953年の創業から半世紀に渡り、チキンライス一筋に庶民の味を守ってきた老舗「ロイキー・ベストチキンライス」。
文東記、ファイブスター、チャターボックスとともに、シンガポールのチキンライス四天王に数えられる名店です。
チキンライス激戦区であるバレスティア通りに位置する店舗。
レトロな趣を残しつつ、綺麗にリニューアルされた店内。明るく清潔な雰囲気で、旅行者にも入りやすいレストランです。
おしゃれなカフェ風ワンプレート?
■ ロイキーの全てが味わえるスペシャルセット
注文するのは、もちろんチキンライス。
その名も「ロイキー・スペシャルセット」。
ウッドトレイに、一人分のチキンライスがセットされたワンプレート。
歴史ある老舗で、こんなおしゃれな一皿が出てくるとは! 初っ端から、いい意味で裏切られました。
スチーム、ロースト、そしてソイソースの3種類から選べるチキンの中から、スチームをオーダー。
つやつやとしたチキンは、しっとり柔らか。
惜しむらくは、他のチキンライスの名店と比べると、やや肉厚がなく、量的に少し物足りなく感じてしまうことぐらいでしょうか。
チキンストックと生姜の風味がしっかり付いたライス。一口噛むごとに、味が広がる絶妙なバランス。
■ 野菜にスープ!
チキンの他にセットでついてきたのは、チンゲン菜のオイスターソース炒め。
『野菜も欲しいけど単品を注文するのはなぁ…』と躊躇してしまうことが多いので、この適量サイズのベジが一緒についているのは、ポイント高し。
キャベツ入りで、やさしい味のスープ付き。
チキンライスには欠かせない、ダークソース・チリ・ジンジャーのソース3種類も、デフォルトでセットされています。

チキンライスの有名店の中でも、シンガポール随一の長い歴史を誇る老舗ながらも、時代のニーズを柔軟に取り入れ、進化を遂げていく「ロイキー」。
味はもちろん、綺麗で入りやすい店舗に、おしゃれなワンプレートと、チキンライスビギナーに、自信をもっておすすめできる名店です。
Loy Kee Best Chicken Rice(黎記海南鶏飯)
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