香港発エッグタルトの有名店「タイチョン・ベーカリー(泰昌餅家)」
中華スイーツの代表格、「エッグタルト」。
シンガポールでも、街の飲茶屋さんや菓子店などでよく売られている、ごくごく一般的なオヤツです。
そんなエッグタルトのために、シンガポーリアンが行列をなすお店「タイチョン・ベーカリー(泰昌餅家)」。
1954年に、香港で創業したエッグタルトの名店です。
タイチョン・ベーカリーの店舗・場所
■ シンガポールに10店舗
香港では知らない人がいないという老舗ベーカリーが、満を持してシンガポールに進出したのは、2016年。

ホランドビレッジにオープンした1号店は、テイクアウトだけでなく、店内で食事が楽しめるカフェスペースも併設。多くのファンがつめかけ、長い行列が話題となりました。

その後、オーチャードの「高島屋」や、ハーバーフロントの「VivoCity」など店舗を拡大し、今では、シンガポール国内に10店舗を展開。
ほとんど店舗が、駅前のショッピングモール内に位置しており、アクセスも便利です。
クッキー生地の香港式エッグタルト
■ 手土産にもぴったり!名物エッグタルト
まず入手したのは、タイチョン・ベーカリー名物の「エッグタルト」。
手土産にも使える、エメラルドグリーンが綺麗な持ち帰り用ボックス。
1箱には、エッグタルトやパイが4つまで入ります。
箱の中から現れたのは、直径約5cmほどのツヤツヤと光り輝くエッグタルト。
黄色がオリジナルで、緑がパンダンフレーバー。各$2。
外側は、一般的なパイ生地とは異なる、しっかりとしたクッキー生地。
西洋菓子のテクニックを取り入れたという「タイチョン・ベーカリー」発祥のスタイル。以降、香港式エッグタルトの特徴の一つと言われています。
中のエッグ・カスタード部分は、滑らかなプリンのような感じ。スルッとした喉こしで、さっぱりとした甘味が広がります。
甘さ控え目のエッグタルトは、午後のティータイムのお供にぴったり。
シンガポールで味わう香港の味
■ ホランドビレッジ店のみ!食事メニュー
ホランドビレッジ店のみで提供されるフードやドリンクメニュー。
フカフカの厚切りパンで作られた「フレンチトースト」。

丸型パンに練乳をかけた「トースト・バン」は、香港式の朝食の定番。

こちらは、卵でとじた具材が、ライスの上にのせられた「三色滑蛋飯」という名前の料理。
プリッとしたエビや、しゃきしゃきした野菜、甘みのあるチャーシューといった、たっぷりの具材と、トロっとした卵のハーモニー。
そこに醤油ベースの味付けが加わって、美味しくないわけがありません。
その他、チーズたっぷり熱々の「ドリア」や、大振りのチキンやビーフを使った「カレーライス」など、ボリュームたっぷりなメニューもあり。
一品、$15以内のものが多いので、サクッとしたランチにぴったりです。
Tai Cheong Bakery
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