【保存版】シンガポールでも食べたい!日本の国民食「ラーメン」8店
本日は、シンガポールで食べるラーメンの話。
特段ラーメン好きというわけではありませんが、シンガポール在住⚪︎年ともなると、たまにはラーメンが恋しくなるときもあるわけで…。
そんなときに行ったシンガポールのラーメン店をまとめてみました。
普段、インスタントヌードル「マルちゃん正麺」で満足しているラーメンのド素人が、気の向くままにシンガポールで食べ散らかしたラーメン記録です。
無知による思い込みや、看板メニューよりも自分の気分を優先した注文など、傍若無人なふるまいがありますがご容赦を!
シンガポールで大人気!豚骨ラーメン
シンガポールで、いや東南アジアでは、ラーメンといったら「豚骨」。
圧倒的な豚骨愛を、シンガポールに根付かせたパイオニアといえば、この2店に間違いありません。
① ラーメン界の王者「一風堂」
一風堂がシンガポールに進出したのは、2009年。
市内中心部から郊外に至るまでシンガポールの津々浦々に出店し、現在では14店舗(一風堂エクスプレスを含む)を展開中。
一風堂の代名詞「白丸」・「赤丸」は、ここでも健在!
サイドも、餃子などのラーメン屋の定番アイテムだけでなく、唐揚げやタコ焼きなど、居酒屋メニューが充実しているのが、海外では地味に嬉しい◎!
Ippudo
② 豚骨ひとすじ「博多一幸舎」
タンジョンパガーとチャイムスに2店舗を構える「博多一幸舎」。
細い平打ち麺に絡む、コクのある濃厚なスープ。どんぶりを覆いつくす、大ぶりのチャーシューもボリュームたっぷり。
豚骨ラーメンの真骨頂。
Ramen Hakata Ikkousha
威力抜群!ミシュラン・ラーメン
シンガポール進出の先陣を切った博多豚骨ラーメン勢に続き、シンガポールに押し寄せてきたのは、ミシュラン・ラーメン勢。
「ミシュラン」という伝家の宝刀を掲げ、シンガポール上陸を果たした3店です。
③ ミシュラン・ラーメン第1号「蔦」
2016年のミシュランガイド東京で1つ星に輝いた「蔦(つた)」。
世界初のミシュラン1つ星ラーメンという、これ以上ないキャッチフレーズとともに、シンガポールに乗り込んできました。

蕎麦を思わせる風味の麺に、醤油の風味と黒トリュフの香りが合わさった透明感のあるスープ。
「ジャパニーズ・ソバ・ヌードル」という、今までにないラーメンの新境地に出会えます。
④ 担々麺が名物「創作麺工房・鳴龍」
「鳴龍」は、2017年の初選出から最新版の2023年まで、なんと6年連続でミシュラン1つ星に選ばれているラーメン店。
2023年1月、ドビーゴート駅直結のショッピングモール「プラザ・シンガプーラ(Plaza Singapura)」内にシンガポール1号店をオープンしたばかり。
名物は「担々麺」というのは承知の上で、あっさりとしたものが食べたかったので「醤油ラーメン」を注文。
上記の「蔦」同様、独特の風味のある蕎麦系の細麺。黒色スープは濃口丸大豆醤油を使用。かなり濃く見えるけど、醤油の風味・出汁・油のバランスが絶妙。
薄切りでしゃぶしゃぶ風のチャーシューも美味でした。
⑤ 「金色不如帰(こんじきホトトギス)」
2019年と2020年のミシュランガイド東京で1つ星を獲得したのが、「金色不如帰(こんじきホトトギス」。
ミシュラン系の主流なのか、麺は蕎麦系全粒粉麺。鴨肉・丸鶏・牛肉を使った動物系スープに、ハマグリと和風ダシをブレンドしたトリプルスープ。
そこに黒トリュフペーストの芳醇な香りが加わった贅沢な一杯です。
シンガポールには3店舗ありますが、看板メニューの「蛤(はまぐり)ラーメン」を食べられるのは、旗艦店のチャイムス店だけなので要注意。
Konjiki Hototogisu
集結!日本全国の有名ラーメン
最後に紹介するのは、日本全国各地のラーメン店。
北の大地「北海道」から、米どころ「新潟」、そして我が街「神戸」と、シンガポールに人気ラーメン店が集結!
⑥ 北海道旭川発祥「らーめん山頭火」
ラーメン界において、博多が南の横綱だとしたら、北の横綱といえるのが北海道!
『塩ラーメンも有名だし、味噌ラーメンも捨てがたい』と期待を膨らませて来店した「ラーメン山頭火」のクラークキー店。
小ぶりのどんぶりで登場した「しおらーめん」。一面を覆う白スープの上に、ちょこんと乗った赤い梅干しがキュートです。
スープを一口飲むと、『?!(驚愕)』。なんと塩ラーメンでも、豚骨ベースのスープだったのです。
豚骨ラーメンばかりのシンガポールで、久しぶりに塩ラーメンが味わえると思ってたのに、『ブルータス、お前もかっ!』…。
いやいや、これは自分の勝手な思い込みが間違っていたというだけの話で、山頭火さんには何の罪もありません。美味しいラーメン、ご馳走様でした!
Ramen Santouka
⑦ 新潟仕込み「らーめん三宝亭」
オーチャードとホランド・ビレッジに2店舗を構える「三宝亭」。
もともと新潟を中心に、飲食店を展開するチェーングループのラーメン専門店です。
「醤油らーめん」は、旨味たっぷりの煮干しダシに、新潟醤油を使用。
自家製の小麦麺も、もっちりした弾力と歯応えが◎。
醤油ラーメン派の自分にとっては、ドンピシャの味。豚骨帝国シンガポールで、末長く頑張ってほしいと切に願います。
⑧ 神戸まぜそば坦々麺「縁(えにし)」
タンジョンパガーの「インターナショナル・プラザ」は、オフィス街のラーメン激戦区。
二郎系の「ブラザーラーメン」が店を構える1階フロアを通り抜けてやってきたのは、2階にある神戸発祥の行列店「縁(えにし)」。
「汁なし担々麺」が名物のお店ですが、注文したのは「だしヌードル」。
煮干し、マグロ節、鰹、いりこ、うるめといったオールスターが織りなす美しいスープ。ダシの旨味を余すことなく味わう一杯です。
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