シンガポールで噂の渋谷トーストって何?「Dong Po Colonial Cafe」
【閉店】
アラブストリートの中心地、サルタンモスクからすぐ、カンダハールストリート(Kandahar St)にある「ドンポー・コロニアルカフェ(東坡茶室/Dong Po Colonial Cafe)」。
毎日、朝早くから多くのローカル・観光客が訪れる人気店。
時の流れが止まったレトロ喫茶室
壁には昔のポスターが飾られ、棚にはヴィンテージの小物が飾られている店内。
カフェというよりも、喫茶室といったほうがしっくりくるノスタルジックな雰囲気に溢れています。
シンガポールの朝を彩る定番から新商品まで
お店のシステムは、席をまず確保してから、カウンターに注文しにいく方式。
メニューは、朝食セットが数種類。どれも$5前後という良心的な値段。
練乳がふんだんに入ったコピ(コーヒー)もしくはテ(紅茶)がついてくるのが、シンガポールのお約束。
■ カヤトースト
シンガポール名物「カヤトースト」のセットA。
ドンポーお手製のカヤジャムに、板状バターが挟まった薄切りトースト。一緒に付いてくる半熟たまごをたっぷりつけて、甘じょっぱいハーモニーを楽しみます。
■ スコーン
英国式アフタヌーティーでおなじみの「スコーン」がついたセットE。スコーンだけを提供してくれるお店はなかなかないので、スコーン好きにとっては嬉しいセット。
欲を言えば、クリームがホイップクリームではなく、クロテッドクリームだったら完璧なんだけどなぁ…。まぁ$4.2というお値段ですから、贅沢は言えませんね。
■ 渋谷トースト
そして、セットGにあるのが「渋谷トースト」なるもの。
注文してみれば、何のことはない、いわゆる食パンをブロックのまま使ったハニートースト。昔カラオケ店などで流行ったヤツです。
今、シンガポールをはじめとする東南アジアでは、これがフォトジェニックということで人気なのだとか(インスタで#shibuyatoastで検索するとイロイロ出てきます)。
日本を飛び出し、異国の地で進化し続けるハニートースト。「渋谷トースト」と呼び名は変わっても、トーストにバニラアイスとハニーは万国共通の黄金コンビ。永遠に不滅です!
■ 手作りケーキやパイ類
もちろんセットメニューではなく、ガラスケースに並んでいるケーキやパイ類などを選ぶもことも可能です。
決して洗練されたケーキではありませんが、昔からのレシピで手作りした優しい味にほっこり。どれもリーズナブルなお値段なのも◎。
レトロ喫茶で、昔懐かしい定番トーストを味わうもよし、トレンディー(もはや死語?)な渋谷トーストを楽しむもよし。
たまにはノスタルジックな気分に浸りながら、ゆったりした時間を過ごすのも悪くないですね。
東坡茶室/Dong Po Colonial Cafe
閉店
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