自慢の薪がま料理!カトンのベーカリーレストラン「ファイヤーベイク」
【閉店】
カトンにある人気レストラン「ファイヤーベイク(Firebake)」。
大型ショッピングモール「I12Katong」が建つ交差点から、更に東へ4〜5分ほど。イーストコーストロード沿いに広がる繁華街の一番端に位置します。
2017年にオープンするやいなや、薪窯を使ったパンや料理で、瞬く間に評判になった注目株です。
店内に流れるヨーロッパの田舎時間
テーブルを4〜5席おけば一杯になるほど、こじんまりとした店内。
それを補うように、キッチンを周りのカウンター席と、テーブルが配置されたアウトドア席があり。
ゴテゴテとした余計な飾りのない店内。素朴で実直な印象を与える、木造りのテーブルやカウンター。
ヨーロッパの小さな田舎町に迷い込んだような、ゆったりとした心地よい空気が流れています。
薪がまで焼き上げる自慢のパン
店内の棚に並ぶ、こだわりパンの数々。お店の薪窯で、一つ一つ素材にこだわって焼き上げられた自慢の品。
ハード系パンの他に、ドームケースの中には、ミルクパンやスコーンなども並んでいます。
■ 卵、ポルトベッロ、ベーコンのオーブン焼き
熱々のスキレットで運ばれてきたのは、「ポルトベッロ」というキノコとキャラメリゼされた玉ねぎ、その上に2つの目玉焼きを乗せて、軽く焼き上げたオーブン料理。
横に添えられているのは、「WAVE」という名がついたサワードウ・ブレッド。クセのない味で、どんな料理にも合いそうな白パンです。
■ ボリュームたっぷり「ミートパイ」
もう一品、ブランチやランチにおすすめなのが「ミートパイ」。
こんがりした焼き色と、縁のひだ模様が美しすぎて、ナイフを入れるのをためらうほど。
ずっしりと重量のあるパイの中には、ボリュームのあるお肉がゴロリ。
付け合わせのマッシュポテトとグレービーソースが、料理に奥行きをプラス。いい仕事しています。
■ ミルクソフトパンの「カヤトースト」
こちらは、ファイヤーベイク流「カヤトースト」。バターとカヤジャムと合わせるのは、何とミルクソフトパン!
パンのほのかな甘みが、カヤとバターと引き立てます。
ドリンク付き(コピ or テ)で$4.5のモーニングセットとして、大人気だったこちらのメニュー。
残念なことに、ファイヤーベイクの営業時間が11時半から(土日は10時〜)に変更になったことで、朝食しては食べられなくなったので、ご注意を。
引き続き、平日のランチメニューの一つとして、ミルクバン(バター&カヤ付き)の注文は可能です。
■ 「スコーンセット」でアフタヌーンティー
昼下がりのティータイムにぴったりなのが、「スコーンセット」。
お皿とお揃いのティーポットが登場し、思わずテンションアップ!
小ぶりなスコーンは、タルトとスコーンの間のような、ちょっと固めの食感。クロテッドクリームとジャムがついてきて、優雅なアフタヌーンティーが楽しめます。
■ 芳しい香りとコク「ギリシャ式コーヒー」
最後にご紹介するのは、ドリンクメニューからお気に入りの「ギリシャ式コーヒー」。
カップに注がれるときに漂ってくる、芳しい香り。これがコーヒーの「アロマ」というものに違いない!
長い柄のついた専用の鍋「ジェズベ」で煮出したコーヒーは、濃厚でコクのある味わい。イガイガとした粉っぽさはありません。
お口直しに、チェイサー(水)とギリシャの伝統菓子ルクミ(Loukoumi)が一緒にサーブされる心憎い気遣い。
本格的なグリーク・コーヒーを堪能しました。
自慢の薪がまを使った、こだわりのパンや料理。
いつもとちょっと趣向を変えたブランチやディナーにぴったりのレストラン。
カトン散策のついでに、ぜひ寄ってみてください。
Firebake – Woodfired Bakehouse & Restaurant
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