「ジョホールバル」シンガポールからマレーシアへ国境越えの日帰り旅
シンガポールに最も近い国境の街「ジョホールバル」は、隣国マレーシア第2の都市。
マレーシア・リンギット安のおかけで、シンガポールに比べると物価は格安。ショッピングするも良し、食べ歩きするも良し。
ジョホールバルを満喫する日帰り旅に出発します!
マレーシア・ジョホールバルへの行き方
■ クィーンストリートから直行バスが発着
マレーシア・ジョホールへは、様々な行き方がありますが、今回は利用したのは直行バス。
MRTダウンタウン線(青色)のジャラン・ベサール(Jalan Besar)駅から徒歩約5分。
「クィーンストリートバスターミナル」はジョホールバルへの直行バスのほか、国際タクシー乗り場にもなっています(注:普通のタクシーでは国境越えは不可)。
2種類のバス会社のうち、黄色い車体が目印の「Causeway Link」のバスを利用。
往路のバス運賃は、EZ Linkカードであれば$3.3、現金なら$3.5(Tokenをカウンターで購入)。
バスチケットとパスポート(旅行者は入国カードの半券を忘れずに)を確認したら、いざマレーシアへ出発!

■ チェックポイントでの出入国プロセス
シンガポール国境のウッドランズCIQで、直行バスは停車。
乗客はバスを降りて、建物内で入出国審査をします。イミグレーションエリアは撮影禁止のため写真はありませんが、大まかな流れは下記の通り。
①シンガポール側の建物で出国審査
②同じバス会社Causeway Linkのバスに再乗車(CW2の表示と黄色い車体が目印)。
③バスで国境の橋を渡る
④マレーシア側の建物で入国審査
留意点としては、シンガポール側で出国審査後、国境を渡るのに再びバスに乗る必要があります。
CIQビルのバス乗り場には、たくさんのバスが待機していますが、「CW2」の表示と、黄色いバスの車体を目印にして、Cawseway Linkのバス(同じバス会社のバスに乗る)を探してください。
乗車の際、バスチケットのチェックがあるので、クィーンストリートバスターミナルで購入したチケットはなくさないように注意。
これ以外に、迷うようなポイントはないはず。
ジョホールCIQでマレーシアの入国審査を抜ければ、そのまま直通のショッピングモール「JBシティ・スクエア」や旧市街へ繰り出せます!
ジョホールバル旧市街の歩き方
■ 陳旭年通り(Jalan Tan Hiok Nee)
ジョホールバル旧市街のメインストリートとなるのが、「Jalan Tan Hiok Nee」と「Jalan Dhoby」の2つの通り。
新・旧の店舗が混在する古い町並みを、ゆっくりジャラン・ジャラン(マレー語で“ぶらぶら散策する”の意味)しよう!
■ 老舗パン屋「Salahuddin Bakery」
世代を超えて地元の人に愛される「Salahuddin Bakery」は、1937年開業の老舗パン屋さん。見るからに年季の入った佇まいがイイ味を醸し出しています。
■ ストリートアートを探す
『思わぬところでアートに出会う』
これがジョホールにおける街歩きの醍醐味の一つ。

壁やシャッター、建物の2階など、遊び心溢れるストリートアートが、街の至るところで目を楽しませてくれます。
レトロ食堂&今どきカフェでJBグルメを満喫
■ カフェ「Flowers in the Window」
古い建物を改装したおしゃれな店舗のオープンが相次ぐ旧市街。
「Flowers in the Window」は緑に覆われた外観がひときわ素敵なカフェ。厳選食材を使ったヘルシーなドリンクやフードが人気です。

■ 街一番のチキンチョップ「IT Roo Cafe」
開店と同時に、多くの地元客や観光客で賑わうローカル食堂「IT Roo Cafe」。
街一番と評判の「チキンチョップ」は、揚げ(Fried) or 焼き(Grilled)、黒こしょうソース or マッシュルームソースが選べます。

■ 「Sangkaya」のココナッツアイス
暑い日中の街歩きで疲れたら、冷たいアイスクリームでクールダウン。
お皿代わりにココナッツの殻でサーブされるココナッツアイスは、「Sangkaya」のシグニチャー。

これをしなきゃ戻れない!
旧市街から、CIQ前のJBシティ・スクエアに戻ってきました。でもシンガポールに帰る前には、まだするべきことがあるんです。
■ 歩き疲れた足を癒す格安マッサージ
シティ・スクエアの3階にある「タイ・オデッセイ(Thai Odyssey)」。一日中歩いた足に、本格タイマッサージが効きます。
60分のフットマッサージがRM93.3(3,000円弱)と激安!
■ 台湾発の人気カステラ「Original Cake」
巨大カステラを目の前で切り分けるパフォーマンスが人々の視線を釘付けにする、台湾発のカステラ専門店「オリジナル・ケーキ(源味本舗/Original Cake)」。
2017年9月にオープンしたばかりのシンガポールWestgate店は、連日の長蛇の列。
JBシティ・スクエア3階にあるジョホール店で、行列の少ない平日に人気カステラをお持ち帰り!

シンガポールへ帰るまでが遠足です

マレーシアからシンガポールに戻るときは、出入国プロセスを逆に繰り返すだけ。
復路のバス運賃は、RM3.4(約100円)。行きと同じく、「CW2」のバスに乗れば、クィーンストリートバスターミナルに戻れます。
シンガポールから往復約400円の国境越え。
人の行き来が多い週末や連休時には、バスやイミグレが大混雑するので要注意。できれば普通の平日に行くのがおすすめです。
アクセスの手軽さに加え、物価の安さ、エキゾチックな街並みで、シンガポーリアンの「遊び場」として、大人気のジョホールバル。シンガポールとは、また違った魅力を発見してください!
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