ラッフルズホテル「グランドロビー」英国式の正統派アフタヌーンティー
シンガポール滞在中にやりたいことの一つが、アフタヌーンティー。
中でも最高峰にランクされるのが、「ラッフルズホテル」のアフタヌーンティー。
19世紀コロニアル時代の栄華を伝える名門ホテルで、優雅なティータイムを過ごしてみませんか。
名門ラッフルズの「グランドロビー」
■ シンガポールの至宝!ラッフルズホテル
ビーチロード沿いに面するラッフルズホテルの正面ファサード。
南国の青空に映える白亜のコロニアル建築は、何度見てもため息が出るほどの美しさ!
入口でターバン姿のドアマンに出迎えられて、ホテル本館に足を踏み入れると、そこは別世界。
壮麗な柱に、大理石の床、そして吹き抜けの天井からはシャンデリアと、まさに「グランドロビー」の名にふさわしい圧巻の大空間です。
■ アフタヌーンティーの時間・ドレスコード
ラッフルズのアフタヌーンティーは、このグランドロビーで、毎日正午12時〜17時半まで開催されています。
ドレスコードは、「カジュアル・シック」。サンダルはNGなので、ご注意ください。
大きなガラス窓から差し込む光が柔らかく反射する白亜の空間に、ゆったりと配置されたテーブル席。
非日常のラグジュアリーに身を委ね、昼下がりのティータイムの始まりです。
正統派!英国式アフタヌーンティー
■ アフタヌーンティーのお値段・メニュー
時代を超えた歴史的ホテルの品位をひしひしと感じ、今度は気になってくるのが、お値段。
ここラッフルズホテルのグランドロビーでいただくアフタヌーンティーは、一人あたり$98。
シンガポールの5つ星ホテルにおけるアフタヌーンティーの平均的な価格が、だいたい$60前後ということを考えると、頭一つ分、抜き出たプライス設定。
さすがラッフルズ、値段も別格といったところでしょうか。
飲み物は、フランスの高級紅茶ブランド「マリアージュフレール」のプレミアムティー、またはラッフルズ特製ブレンドコーヒーから選択可能。
ここに$33プラスして、シャンパン付きアフタヌーンティーにバージョンアップすることもできます。
■ 3段トレイのアフタヌーンティー
席について、ほどなく運ばれてきたアフタヌーンティーのセット。
お茶会の要であるティーポットにつづき、お待ちかねのティースタンドが3段のシルバートレイで登場。
そこにスコーンが加わり、これぞ王道といった感じのアフタヌーンティーです。
まず一番下、3段目のトレイはサンドイッチ。
ツナや玉子、サーモンなどの具が入った、一口サイズのフィンガーサンド。
真ん中、中段トレイには並ぶのは、チョコレートタルト、ベリーパフといった、色とりどりのスイーツ類。
そして、最上段には、ロールケーキとグリーンアップル・パンナコッタが鎮座。
アフタヌーンティーに欠かせないスコーンは、プレーンとラズベリー入りの2種。
見てください、この焼き色とツヤを!
別添えのクロテッドクリームとローズジャムをたっぷり塗って、召し上がれ。
ひとくち頬張ると、フワッと鼻に抜けるバターの香り。至福です。
セイボリーからスイーツまで、心ゆくまで楽しめるアフタヌーンティー。
お値段はそれなりにしますが、このグランドロビーでの上質な空間・時間を味わうということだけでも、「ラッフルズホテル」でティータイムを過ごす価値あり。
本物を愛する淑女・紳士の皆さまにおすすめのアフタヌーンティーです。
The Grand Lobby
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