最果てのイーシュン!湖畔のブックカフェ「静思書軒」でティータイム
ある晴れた日、北部の町「イーシュン(Yishun)」におでかけ。
安全な国シンガポールにあって、何かと物騒なウワサの多い地区ですが、真っ昼間なら大丈夫だろうということで、Let’s Go!
シンガポール最果ての町イーシュン
■ イーシュンへの行き方・アクセス
シンガポール北端に位置するイーシュンへは、交通機関でアクセス可能。
MRTの場合、南北線のイーシュン駅で下車。バスの場合、駅前のバスターミナル「イーシュン・バス・インターチェンジ」を目指せばいいかと。
初めて降り立ったイーシュンは、思った以上にキレイに整備された街並み。
駅前の巨大なショッピングモールに、人々の暮らしが息づくHDB(公団)―――典型的な郊外のローカルタウンといった印象。
治安の悪い無法地帯といった雰囲気は、全くありません。
■ 緑に囲まれた、美しいイーシュン湖
駅前から8〜9分ほど歩いたところで、イーシュン湖に到着。
Yishun Pondと呼ばれているので、正しくはイーシュン池といったほうがいいのかな?
満々と水を湛える池に、映り込む青空と緑。吹き抜ける風が、静かに水面を揺らしていきます。
超高層ビルが林立する市街中心部にはない豊かな自然。
これを見るだけでも、わざわざイーシュンまで来た甲斐があったってもんです。
湖畔のブックカフェ「静思書軒」
■ WiFi完備!青少年センター
イーシュン池のほとりに建つのが、慈済人文青年センター(Tzu Chi Humanistic Youth Centre)。
仏教精神に根ざした非営利団体が運営する青少年センターのような施設で、誰でも出入り自由。
中にはミーティングルームや自習スペースなどが完備。WiFiも利用可能と、至れり尽せりのスポットです。
■ ミニマルなブックカフェ「静思書軒」
このセンターの1階にあるのが、ブックカフェ「静思書軒」。隣には、ベーカリー・カフェ「スローベイクス」があります。
3辺を一面ガラスに囲まれた店内に、燦々と差し込む光。
直線的な白木の木製家具が、クリーンでミニマルな感じ。
店内には、茶葉や茶器、健康食品などの物販スペースもあり。
中央の平台には書籍も並んでいるのですが、内容は青少年センターの母体である仏教団体の関連本が中心。
その点は、TSUTAYAみたいなブックカフェとは異なるので、ご注意を。
本を読みたい場合、自分のお気に入りを持っていきましょう。
入口と反対側には、大きな窓から湖を一望できるカウンター席があります。
■ お茶と本で、まったり過ごす自分時間
カウンターもいいけれど、一番のおすすめは屋外のテラス席。
目の前に広がる、この美しい景色。
いや〜、疲れた心が洗われるようです。
カフェのメニューは、お茶をベースにしたドリンク類がメイン。
パッションフルーツのほのかな甘味と爽やかな香りを生かした「パッションフルーツ・ティー」。
エアコンの効いていない屋外で飲むアイスティーは、美味しさも倍増。
グラスの縁に寄りかかったネコのスプーンに、ほっこり。
ドリンクに付いてきたビスケットも、美味しくいただきました。
そのときどきで、ラインナップが変わるというデザート。
3種類のデザートの中から選んだ「セサミ・ペースト」は、濃厚な胡麻の味を楽しむ中華甜品。
こちらは、ハイビスカスに似た花を使った「ローゼル・ティー(洛神花茶)」。
真っ赤なルビー色をしたハーブティーは、ビタミンC・クエン酸・リンゴ酸など、美容にいい成分がたっぷり。
冷たいドリンクで一息ついたところで、ゆったりとした自分時間のスタート。
持参していた本で読書でも思っていたけど、快適なWiFi環境だったため、ついついiPadを広げてしまった…。
デジタル・デトックスとはいかなかったけど、いつもと違う大自然の中でリフレッシュできました。
Jing Si Books & Cafe
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