シンガポールに上陸した「串カツ田中」日本人サラリーマンのオアシス
【閉店】
飲み会文化のないといわれるシンガポール。
しかし日本のサラリーマンたるもの、『仕事帰りのちょっと一杯』で会社や上司の愚痴をこぼすのも、嗜みの一つ。
今度の花金(死語?)に、久しぶりに気の置けない仲間たちと一杯いきませんか?
シンガポール・クラークキーに上陸「串カツ田中」
■ クラークキーに出店「串カツ田中」
アフター5に繰り出したのは、シンガポール随一のナイトスポット「クラークキー」。川沿いに並ぶバーやレストランは、毎日、多くの観光客や地元客で賑わっています。
夜になるとライトアップされ、街全体が近未来的に光り輝くなか、レトロな提灯をぶら下げた一軒が営業中。
アジア第1号店として、シンガポールに初上陸した「串カツ田中」です。
店の前には、開放的なアウトドア席。ドラム缶をテーブル代わりにしたセッティングが、イケてる風。
木の角材や木目調テーブルが配置された店内は、昭和の居酒屋といった雰囲気。
日本人サラリーマンが集うのに、これ以上の場所はないでしょう。
2度漬け厳禁!大阪名物「串カツ田中」
■ 大阪伝統の味を守る「串カツ田中」
もともと大阪・新世界などの下町で親しまれてきた串揚げ。
日本中に200店舗以上を展開する「串カツ田中」は、その串カツ文化を全国に広めた立役者。ソースの2度漬け禁止も、全国区のルールになりました。
串揚げは、5本がセットになった盛り合わせを選んでもいいし、1本ずつ好みの串を頼んでもオッケー。
1本1.2ドル〜とリーズナブルの値段設定です。
■ ハイボールやサワーで乾杯!
昭和風レトロ居酒屋に似合うハイボールやチューハイで、宴のスタート!
生キャベツやマカロニサラダをアテに、待つことしばし。お待ちかねの串揚げがやってきました。
■ カラッとサクサクの絶品串揚げ
まず頼んだのは、定番の串カツ牛と串カツ豚に、アスパラ、タマネギ、レンコンの5串がセットになった「Recomended 5」。
サクッと熱々の串揚げを、「串カツ田中」の特製ソースをつけていただきます。
特に気に入ったのは、丸々1本を揚げたアスパラと、シャキシャキした食感が楽しいレンコン。まさに野菜の旨味を引き出した串揚げに感動。
一緒に、エビ、うずら、ジャガイモも注文。
お腹の具合と相談しながら、1本ずつ追加オーダーできるのも、いいですね。
■ 大阪名物にDIYなど、ユニークなメニュー
串揚げ以外にも、ユニークなサイドメニューが楽しめることで有名な「串カツ田中」。
大阪名物「肉吸い」や「肉うどん」は、シンガポールでも健在。
もう一つ、串カツ田中で人気のメニューが、自分でつくる「DIY(Do It Yourself)」シリーズ。
おにぎり用のゴハン・具と一緒に、ビニール手袋がついてくる「DIYおにぎり」。小さなお碗で具を混ぜてから、人数分に握るのは、結構なテクニックが必要?
おにぎり以外には、「DIYたこやき」や「DIYポテトサラダ」もありましたよ。
■ 串カツ屋のデザート串
シメのデザートはアイス…?
いやいや、串カツ屋のデザートといったら、やっぱりデザート串でしょ。
揚げたことで甘みが増す「バナナ串」。カリッと揚がった外側の衣の中から蕩ける、バナナのトロッとした感じが溜まりません。
最後の最後まで、串揚げを堪能できて大満足。
美味しいお酒を片手に、いいことも悪いことも聞いてくれる同僚や友達と過ごすひととき。これぞ日本の飲みニケーション。
ああ楽しき哉!サラリーマン人生!
シンガポールで頑張る日本人の皆さん、「串カツ田中」でお会いしましょう。
串カツ田中
閉店
広告