マレー半島縦断1800km『深夜特急』の旅①:タイ・バンコクに前乗り

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DAY 1

2019年12月13日(金)

待ちにまった出発の日。

一足先に年末休暇をとって、13日間の旅の始まり。

まずはマレー半島縦断のスタート地点、タイのバンコクまで飛行機で向かいます。

バンコクからの列車は午後15時発なので、当日午前中のフライトでバンコク入りすることも時間的には可能なのですが、

  • ドンムアン空港での入国審査にかかる時間が読めない
  • フライトから続けての列車移動はキツイ

ということで、大事をとってバンコクに前乗りすることに決めました。

 


エアーアジアでシンガポールを出発


15:30pm

■ チャンギ空港ターミナル4から出国

この日は金曜日。

昼過ぎに会社を出て、荷物のピックアップのために、一旦家へ。

バンコクまでの片道フライトは「エアーアジア」。アジア中のLCCが集結するチャンギ空港のターミナル4に、15時半ごろに到着しました。

チャンギ空港ターミナル4の出発フロア

「17:05 AirAsia Bangkok-DMK」ー自分のフライトを出国フロアのタイムテーブルで確認。ふつふつとテンションが上がってきます。

フライトのチェックインは、オンラインで完了、かつ荷物も機内持ち込みなので、チェックインカウンターの行列はスルー。そのまま出国審査へと向かいます。

15:45pm

■ プライオリティパスでラウンジ休憩

いつもながらチャンギ空港の出国審査はスムーズに通過。

16時25分の搭乗開始時間まで時間があるので、制限エリア中2階にあるブロッサム・ラウンジへ。

このラウンジは、プライオリティパスで3時間まで利用可能。LCCで近場アジア諸国に行くたびに、お世話になっているラウンジです。

チャンギ空港ターミナル4「ブロッサムラウンジ」はプライオリティパス利用可能

ランチは家で軽く食べてきたので、ここでは3時のおやつをいただくことに。

また、この間にSingtelの定額ローミングに申し込んで、タイやマレーシアでのWiFi確保もバッチリ。

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16:30pm

■ まさかの遅延?エアーアジア

出発の約30分前、ラウンジを出てゲートに到着。てっきり搭乗が始まっていると思っていましたが、まだスタートしていない様子。

というか、まだ飛行機すら到着していません。

ジタバタしてもしょうがないので、ゲート付近の椅子に座って、大人しく待機。

エアーアジアに搭乗

17時前に機体が到着し、ようやく搭乗開始になったのは17時15分。

赤の内装がかっこいいエアーアジア
赤と黒のシートがかっこいいエアーアジアの機内

乗客の搭乗が終わっても、なかなか動き出さない機体。

動き出したと思ったら、今度は離陸待ちの飛行機渋滞にハマる…。

雨の中、シンガポールを出発

窓の外を眺めると、ついに雨まで降ってきました。

18:15pm

■ 一時間おくれでテイクオフ!

結局、離陸したのが18時15分。予定より1時間遅れです。

チャンギ空港を離陸

天気の悪いせいか、雲の中をるたびに、かなり大きく揺れる機体。安定飛行になるまでに結構時間がかかりました。

ここからバンコクまでは、約2時間半のフライトです。

 


バンコク・ドンムアン空港の奇跡


19:30pm

■ バンコク・ドンムアン空港に着陸

地上の街灯りが見えてくると、バンコクはもうすぐ。

夜空には月が輝き、こちらでは雨は降っていない模様。

上空からみるバンコクの街灯り

ドンムアン空港に着陸したのが現地時間の19時半前

もともとの予定では18時35分到着のはずだったので、出発の1時間遅れが響いています。

ドンムアン空港に着陸・沖止め

LCCなので、飛行機は沖止め。バスに乗って、空港の建物まで移動します。

19:45pm

■ ドンムアン空港、魔のイミグレを最速通過

難関はここからです。

なんせドンムアン空港の入国審査は、1時間待ちも珍しくないという悪名の高さ

『また1時間か〜』とうんざりしながらイミグレーションへと向かうと、全然並んでいない!

場所を間違ったのかと思うくらい、空いているカウンター。

前に1人並んでいるかいないくらいの状態で、10分もかからずイミグレを通過。19時45分には到着ロビーへ出てくることができました。

エアーアジアの1時間遅れを、ドンムアンの入国審査が帳消しにしてくれるとは、まさに奇跡!

ドンムアン空港の到着ロビー

空港からホテルへは、Grab(グラブ)タクシーで移動。

チャイナタウンに位置するホテルまで、378バーツ(約1,350円)でした。

 


中華街のド真ん中「シャンハイ・マンション」


20:40pm

■ 中華街のデザイナーズ・ホテル

本日のお宿は、「シャンハイ・マンション・バンコク」

明日、列車の出るフアランポーン駅から近いホテルを探しているときに見つけたもの。

バンコクの中華街の中心に建つブティック・ホテルです。

バンコク中華街のメインストリートに面する「シャンハイ・マンション・バンコク」

大通りに面するホテル1階のバーは、金曜日の夜ということもあってか、バンドの生ライブで大盛り上がり。

バーの横に設置された赤色の橋を通って、奥に進んでいくとフロントがあります。

「シャンハイ・マンション・バンコク」の入口

妖しさ漂う入口とは打って変わって、ロビーはモダンで洗練された雰囲気

中華街やバーの喧騒は、ホテル内では全く気になりません。

「シャンハイ・マンション・バンコク」のロビー

チェックイン後、スタッフの人がお部屋へと案内してくれました。

20:50pm

■ おしゃれでモダンな中華テイスト

部屋に入ると、目に飛び込んでくるのが大きな中華風の天蓋が付いたベッド。

「シャンハイ・マンション・バンコク」の部屋

その他、洗面台やクローゼットから、お茶セットに至るまで、フェミニンなシノワズリでまとめられたインテリア。

女性に人気というのも、納得のホテルです。

「シャンハイ・マンション・バンコク」のインテリア

今回の旅で、バンコクに滞在するのは一泊だけ。タイでの自由時間は、この夜と明日の午前中のみ。

素敵な部屋を一通りチェックしたら、早速中華街へ繰り出すことに。

Shanghai Mansion Bangkok

★★★★

地図 479 481 Yaowarat Rd, Samphanthawong, Bangkok 10100 Thailand

エリア ヤワラート(ワット・マンコン駅まで徒歩約5分)

空室・料金チェック

Agoda Expedia Booking

 


屋台天国!バンコク中華街で腹ごしらえ


21:10pm

■ お祭り騒ぎ!夜のバンコク中華街

ホテルの目の前は、中華街のメインストリート「ヤワラート通り」

夜になると屋台が並ぶバンコクの中華街「ヤワラート」

頭上のあらゆる所に取り付けられた頭上のネオン看板は、チャイナタウン万国共通のトレードマーク。

漢字と一緒に書かれたタイ文字や、通りを走るトゥクトゥクは、バンコクの中華街ならでは。

バンコクの街を走るトゥクトゥク

通りの両脇には出店が並び、地元タイ人・観光客でごった返す様子は、まるでお祭り状態

ローカルフードから、軽食スナックやジュースのスタンド、流行系デザートなど、美味しそうなものを見ているとお腹が減ってきました。

21:30pm

■ バンコク屋台飯!道端でパッタイを食す

バンコクでの晩餐に選んだのは、ヤワラート通りから横に入った路上で営業していたパッタイ屋

ちょうど先客が帰ったところで、運良くテーブルに座ることができました。

バンコク中華街のパッタイ屋

休む暇もなく、次から次へとパッタイを調理するおじさん。間もなく運ばれてきたのが、こちら。

なんとパッタイが、卵でキレイに包まれているではありませんか!

バンコク中華街のパッタイ屋

バンコク屋台のレベル高さに感激しつつ、オムそばならぬ「オム・パッタイ」をあっという間に完食。1食あたり40バーツなり。

22:00pm

■ 中華スイーツ「Ba Hao Tian Mi」

大満足でパッタイ屋を後にして、今度は同じ通りにあったカフェ「Ba Hao Tian Mi」へ。

ヤワラートの中華デザート店「Ba Hao Tian Mi」
クコの実プリン1個108バーツ

壁際にあるカウンター席と、外に数個設置された簡易テーブルのみの小さな中華スイーツのお店。

クコの実(ゴジベリー)のプリンを注文。つるんとした滑らかな口当たりで、食後のデザートにぴったりでした。

22:30pm

■ ローカルに大人気のトーストパン

最後に、タイのローカルに大人気だというYaowarat Toasted Bunを買ってから、ホテルに戻ることに。

ヤワラートで行列のできる有名トースト屋台

尋常じゃないほどの人だかりと、パンの種類が書かれた黄色い横断幕が目印。

注文は用紙記入方式なので、店頭の注文用紙をゲットしてから行列に並びましょう。

ヤワラートで行列のできる有名トースト屋台
チョコとエッグカスタード各20バーツ

炭火でトーストしたという分厚いパンに、零れんばかりのクリーム。

甘い、甘すぎる…。パンもモソモソしてて、全体的に期待ハズレでした…。

トーストしたてのところを、その場で食べていたら、また違ったのかもしれません。

24:00pm

■ 1日目終了

短い時間でしたが、活気溢れる夜の中華街を十分満喫することができました。

ホテルに戻ってシャワーを浴びて、その日は就寝。おやすみなさいー。

 

>> マレー半島縦断旅②へつづく

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