予約必須「パームビーチ」シンガポール名物チリクラブとマリーナの絶景
シンガポール旅行中に食べたい名物グルメの代表格、「チリクラブ」。
絶対王者「ジャンボ・シーフード」に並び、特別なディナーや接待など、在住日本人からの指名率が高いのが「パームビーチ」。
人気の理由は、チリクラブの味はもちろん、マリーナを一望する絶好のロケーション。
今回は、この「パームビーチ」で、シンガポール名物と景色を満喫するディナーです。
チリクラブの有名店「パームビーチ」
■ マーライオンのお膝元「ワン・フラトン」
「パームビーチ」があるのは、MRTラッフルズ・プレイス駅(Raffles Place)から徒歩5〜6分、「ワン・フラトン(One Fullerton)」の1階。
シンガポールを訪れた観光客なら、一度は行くであろうマーライオン公園に併設されたダイニング施設です。
■ マリーナベイサンズを一望するテラス席
遊歩道に沿って、バーやレストランが軒を連ねる「ワン・フラトン」の中でも、マーライオン寄りの位置に店舗を構える「パームビーチ」。
客席は、片側がインドア席、もう片側がアウトドア席と、通路を挟んで屋内と屋内の2つのエリアに分かれています。
インドア席の利点は、エアコンが効いていること!
6人以上で座れる円卓テーブルがあるので、大人数での集まりに最適です。
でも圧倒的に人気なのは、屋外テラス席。
なんたって、マリーナベイサンズを正面に望む絶好のロケーション。
シンガポールに来たからには、この景色を眺めながらのディナーといきたいところ。接待にも鉄板のスポットです。
■ 席の争奪戦!公式サイトから予約必須
多くの人が狙う「パームビーチ」のテラス席は、争奪戦。
公式ホームページから、日時と人数を選ぶだけで予約できるので、早めに予約しておきましょう。
ディナータイムの席のスロットは、18:00〜、18:30〜、20:00〜、20:30〜の4つのスロットが基本となっているようです。
マリーナベイでは、光と水のショー「スペクトラ(Spectra)」が毎日開催されているので、せっかくなら食事中にショーを鑑賞できればベスト。
20時以降のスロットだと、食事には遅いということで、18時半のスロットがおすすめです。
光と水のシンフォニー「SPECTRA」
日時日〜木20:00、21:00、金・土20:00、21:00、22:00
上演時間各15分間
チリクラブ vs ブラックペッパークラブ
■ シンガポール・チリクラブ発祥の店
1956年に移動販売からスタートした「パームビーチ」。
絶対王者の「ジャンボ・シーフード」(創業1987年)よりも歴史は古く、シンガポール・チリクラブの生みの親と言われています。
■ 注文前に要確認!時価のメニュー
メニューには、チリクラブはもちろん、さまざまな調理法・ソースによる蟹料理がズラリ。
蟹料理のページだけ、値段が記載されておらず、「Market Price(時価)」の文字が!
店員さんに、その日に入荷している蟹の産地・サイズ・1kgあたりの価格を聞いて、予算と相談しながら、注文しましょう。
■ ディナースタート!
食事が始まる前に、かわいい蟹のイラストが描かれたエプロンを装着して、準備万端!
まずは「空芯菜の炒めもの」。シャキっとした食感と、サンバル・チリのピリッとした辛さが、ビールにぴったり。
続いても野菜メニューから、「ヤング・アスパラガス」。
しなやかで柔らかいアスパラガスの上に、プリプリのホタテが贅沢に載った一皿。
■ チリクラブとブラックペッパークラブ
そして、本日の主役「チリクラブ」が登場。
豪快に甲羅ごと炒められた蟹は、スリランカ産の蟹1.4kgでございます。
上から、60年以上にわたり守り続けてきたパームビーチ秘伝のソースがたっぷりとかかっています。
トマトとチリをベースにした甘辛のバランスが絶妙。
蟹の身を食べた後も、残ったソースを「マントウ」と呼ばれる揚げパンにつけていただくのが、チリクラブのお楽しみ。美味しい!
もう一杯の蟹は、「ブラックペッパー・クラブ」。同じく1.4kg。
バターのマイルドな甘味と、黒コショウの痺れるような辛味のコントラストが秀逸。
チリクラブとブラックペッパー・クラブと、2種類の蟹料理を食べ比べして、シンガポール・チリクラブ発祥店の味を、余すところなく堪能しました。
時価「チリクラブ」の値段は?
■ 気になるレシート大公開!
ディナーの最後に、一番気になるお会計を大公開!
今回、大人(女性)4人のグループで、注文したものと料金は、以下のとおり。
蟹料理2品で277.2ということで、時価だったチリクラブ一皿のお値段は、1.4kgのスリランカ産で$138.6(約1万4000円)ほど。
チリクラブの時価は、蟹の産地・サイズ・時期によって、変動するので、あくまでも目安の一つとして、参考にしてください。
注文数 | 料理 | 値段 |
---|---|---|
1 | 空芯菜(小) | $12.00 |
1 | アスパラガス(小) | $24.00 |
2 | 1.4kgの蟹料理 | $277.20 |
2 | マントウ(8個入) | $8.00 |
1 | タイガービール(ジョッキ) | $11.50 |
1 | タイガービール(ピッチャー) | $44.00 |
7 | ソフトドリンク | $49.90 |
4 | ウェットティッシュ | $3.20 |
小計 | $429.80 | |
サービス料(10%) | $42.98 | |
消費税(8%) | $37.82 | |
合計 | $510.60 |
小計$429.80に、サービス料と消費税がかかって、全部で合計$510.60。
お酒の高いシンガポールで、タイガービールも結構飲んで、1人あたり$127.65(日本円で約1万3000円)とは、リーズナブルにすら感じます。
絶品チリクラブとシンガポールの絶景を堪能できる「パームビーチ」。人気も納得のおすすめレストランです。
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