【完全版】シンガポール最高峰!憧れの「ラッフルズホテル」徹底解剖

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開業1887年、華やかなりしコロニアル時代の伝統と歴史が息づく「ラッフルズホテル」。最先端の超高級ホテルが立ち並ぶシンガポールにあっても、別格に君臨する名門ホテルです。

シンガポールの至宝!白亜の「ラッフルズホテル(Raffles Hotel)」

敷地内には、正統派アフタヌーンティーが人気のグランドロビーや、シンガポール・スリングが誕生したロングバー、ホテル特製グルメやグッズが並ぶラッフルズ・ブティックなど、宿泊客以外でも利用できるスポットが充実。

唯一無二のラッフルズホテルで、特別なひとときを過ごしてみませんか。

 

HISTORY

ラッフルズホテルの誕生と歴史


■ 創業1887年!東南アジア随一の社交場

東南アジアの重要な交易拠点として、急速に発展していた19世紀末のシンガポール。

1887年、アルメニア人のサーキーズ兄弟が、東南アジア初の高級ホテル「ラッフルズ・シンガポール」を創業。

「ラッフルズホテル(Raffles Hotel)」中庭にあるラッフルズ胸像

ホテル名は、イギリスの植民地行政官として、現代シンガポールの創設・発展に貢献したスタンフォード・ラッフルズ卿(Sir Stamford Raffles: 1781-1826に由来しています。

 

■ 白亜に輝くコロニアル建築

時代を超越した優美な姿で人々を魅了しつづけるラッフルズホテル。

シンガポール「ラッフルズホテル(Raffles Hotel)」

白亜に輝くファサード(建物の正面外観)に、柱やアーチに彩られた回廊、広々としたベランダなどが特徴のネオ・ルネッサンス様式です。

シンガポールのナショナル・モニュメントに選ばれた「ラッフルズホテル(Raffles Hotel)」

1987年、シンガポールの植民地時代を代表するコロニアル建築の1つとして、国の歴史的建造物(ナショナル・モニュメント)に指定されました。

 

■ 世界中のセレブを魅了した「東洋の神秘」

創業当初から、東洋随一の社交の場として、欧米の上流階級や富裕層で賑わったラッフルズには、時代を彩る各界の要人たちが来訪。

イギリスの小説家サマセット・モーム(Somerset Mougham)が、“Raffles stands for all the fables of the exotic east”ー『ラッフルズは東洋の神秘そのもの』と称えたのは有名な話です。

シンガポール「ラッフルズホテル(Raffles Hotel)」Hall of Fameに飾られたエリザベス女王ら著名人の写真

映画界からは、チャーリー・チャップリンやエリザベス・テイラーといった銀幕スターも宿泊。

彼らラッフルズを愛した著名人たちの名は、パーソナリティ・スイート」12室に刻まれています。

 

ACCESS & MAP

アクセス&マップ


■ シティホール駅・エスプラネード駅すぐ

シンガポールの市内中心部に位置するラッフルズホテル。

最寄り駅は、MRT東西線と南北線の2線が乗り入れるシティホール駅と、サークル線のエスプラネード駅の2駅。どちらからも徒歩5分とかかりません。

 

■ ホテル全体図

開業当初、わずか10室のバンガローから始まったラッフルズですが、別館ウイングやショッピング・アーケードの増築を経て、現在ではブロック一画を占有する複合型コンプレックスへと発展を遂げました。

シンガポール「ラッフルズホテル(Raffles Hotel)」全体図マップ
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車寄せのある、ビーチロード側の正面にあるのが本館。その右手側にパームコートを囲んで建つのが、パームコート・ウイング

奥には、ラッフルズアーケードが併設されています。

 

DINING

グルメ:受け継ぐ「伝説」と「伝統」


ホテルと併設アーケード内に10を超える飲食店があるラッフルズ。

宿泊していなくても、ゆったりと食事を楽しみながら、ラッフルズの雰囲気に触れることができるダイニングスポットを紹介します。

 

ドレスコードなど留意事項

シンガポールで、高級ホテルのレストランを利用する際に気をつけたいのが、ドレスコード

ラッフルズホテルでも、以下のレストランやバーでは「カジュアル・シック」という服装規定があります。

レストラン ドレスコード
  • ブッチャーズ・ブロック
  • 藝 by ジェレーム・レオン
  • ティフィンルーム
  • グランドロビー
  • ライターズ・バー

カジュアルシック

ラッフルズの公式ホームページでは、カジュアルシックの一例として、

  • ディナーの時間帯には、男性は襟付きのシャツ&長ズボンに適切な靴、女性はドレス/スカート/ズボンなどに適切な靴の着用が望ましい
  • ショートパンツは、ランチの時間帯のみOK
  • スリッポンやビーチサンダルはNG

との記載があるので、ご参考まで。

メモ

観光客に人気の「ロングバー」など、上記以外のレストラン/カフェではドレスコードはなし

 

■ 王道の英国式アフタヌーンティー

ラッフルズホテルの正面エントランスを入ると、シャンデリアが煌めく壮麗な空間が広がっています。

ここグランドロビーで人気なのが、アフタヌーンティー

ラッフルズホテル「グランド・ロビー(Grand Lobby)」白亜の空間

手の込んだプチケーキやサンドイッチが美しく盛り付けられた3段トレイに、クロテッドクリームとジャムが添えられたスコーン

そして香り高い上質な紅茶がデーブルに並びます。

ラッフルズホテル「グランド・ロビー(Grand Lobby)」のアフタヌーンティー

伝統的な英国式ティータイムで、優雅な午後のひとときを。

 

■ シンガポール・スリング発祥の地

ラッフルズホテルにあるロングバーは、世界的に有名なカクテル「シンガポール・スリング」が生まれた場所。

ラッフルズホテル「ロングバー」発祥のシンガポールスリング

1915年、まだ公の場でアルコールを飲むことが好ましくないとされていた貴婦人たちのために、バーテンダーのNgiam Tong Boonが考案。

ジンをベースに、パイナップルやチェリーなどの果物をアクセントに使ったバラ色のカクテルです。

シンガポールに来たら、本家本元ロングバーの「シンガポール・スリング」で乾杯しましょう。

 

■ 特別な日に行きたいレストラン

洋・中・印のファインダイニングが揃っているラッフルズホテル。

レストラン

シンガポール「ラッフルズホテル(Raffles Hotel)」洋・中・印のレストラン

誕生日や記念日など、大切な人と特別な時間を過ごすのにおすすめのレストランです。

 

SHOPPING

買い物:ラッフルズ・ブティック


■ ホテル厳選のギフトをお土産に

「ラッフルズ・ブティック」は、ラッフルズアーケードの1階に位置するギフトショップ

ラッフルズ・ブティックお土産、グルメコーナー

ラッフルズホテルのオリジナルグッズや、ホテル特製グルメなど、厳選したシンガポール土産が並んでいます。

シンガポール「ラッフルズホテル(Raffles Hotel)」ラッフルズ・ブティック

パッケージも高級感溢れるデザインなので、大切な人へのお土産に最適です。

 

STAY

宿泊:全室スイートの豪華な客室


■ 一生に一度の思い出に

2017年から約2年にも及ぶ大規模な改修工事が行われたラッフルズホテル。

コロニアル時代を彷彿とさせるクラシックな雰囲気を大切にしながらも、最新の設備とデザインで生まれ変わりました。

シンガポール「ラッフルズホテル(Raffles Hotel)」プレジデント・スイートのリビングルーム

115室すべてがスイートの客室、ティフィンルームでの優雅な朝食、ホテル専属のヒストリアンが案内するヒストリーツアー、プールやレストランなど、唯一無二のラッフルズならではの特別な体験。

一生に一度は泊まってみたい、憧れのホテルです。

 


ホテルという枠を超えて、シンガポールを象徴する存在となった「ラッフルズホテル」。

すべての人を魅了するラグジュアリーでエレガントな空間。宿泊しなくても、訪れる価値大です!

Raffles Hotel

★★★★★

地図 1 Beach Rd, Singapore 189673

エリア シティ(シティホール駅・エスプラネード駅すぐ)

空室・料金チェック

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