今夜はワインで乾杯!パリの下町フレンチ「タラタタ・ブラッスリー」
【閉店】
アウトラムパーク駅とチャイナタウン駅の中程を南北に向かって延びる「ケオンサイク・ロード(Keong Saik Rd)」。
通りの両脇には、おしゃれなバーやレストラン、ブティックホテルが続々とオープンし、今シンガポールで最もホットなエリアの一つです。
その中心部にお店を構えるのが、「タラタタ・ブラッスリー」。2011年の開店から約10年、移り変わりの激しいシンガポールでは、古株ともいえるフレンチ・ダイニングです。
シンガポールにあるパリの下町ダイニング
■ 小粋な雰囲気「タラタタ・ブラッスリー」
通りに面した入口は大きくはないものの、こじんまりと居心地の良い空間が広がる店内。
真紅のシートがかっこいい、洗練された大人な雰囲気。パリの街角にありそうな素敵なお店です。
珠玉のフレンチメニューに舌鼓
メニューには、フレンチの名品・定番がズラリ。
フランス人シェフ(兼オーナー)が、伝統レシピに基づいてつくる王道フレンチの味が楽しめます。
■ 玉ねぎの旨味が染みた「オニオンスープ」
まずは前菜から。
スープなら、はずせないのが「オニオンスープ」。とろとろになるまで煮込まれた玉ねぎとチーズで、身体の芯からポカポカに。
オニオン・スープ以外にも、マッシュルームスープや、サラダなどもGood。
■ 絶品! とろける舌触り「フォアグラ」
フォアグラの濃厚なコクと、チェリーの爽やかな酸味のバランスが絶妙な「フォアブラのソテー」。タラタタのメニューの中でも、評価の高い一皿です。
■ ガーリックバターが香る「エスカルゴ」
上質な貝のようなコリコリとした食感が魅力の「エスカルゴ」。
オーブンで焼かれ、ガーリックバターの風味が、さらに食欲をそそります。
ココットに残った、旨味が凝縮したソースも、パンにつけてペロリ。
■ 春の味覚「ホワイトアスパラガス」
その他、季節や食材の仕入れ状況に応じて、おすすめメニューが掲示される壁の黒板は、要チェック。
ヨーロッパに春を告げる季節の野菜といえば、「ホワイトアスパラガス」。
見つけたら、ぜひ頼みたい一品です。
■ フレンチの定番「鴨のコンフィ」
前菜に続き、メインも珠玉揃い。
「鴨のコンフィ」は、フランスを代表する郷土料理の一つ。外はパリパリ、中はしっとり柔らか。
付け合わせのマッシュポテトも、舌触りがクリームのように滑らかで申し分なし。
■ 美しいロゼ色の「ラム肉のロースト」
鮮やかなロゼの色が美しい「ラム肉のロースト」は、柔らかくジューシーでパーフェクトな焼き上がり。
口に入れると、ふわっと鼻孔を抜ける羊特有の素朴な芳香がたまりません。
■ 大満足「アンガスビースのステーキ」
「アンガスビーフのステーキ」もボリューム満点。
エシャロットの甘みと赤ワインのコクで、シチューのような深い味わいのソースが、たっぷりかけられています。
■ ワインに合う「ムール・フリット」
ムール貝の白ワイン蒸しとフレンチフライがセットになった「ムール・フリット」。量もあるので、シェアするのがおすすめ。
■ デザートの華「クレープ・シュゼット」
ディナーの最後に欠かせないデザート。
オーダーすると、移動式ワゴンの調理台で、最後の仕上げをしてくれる「クレープ・シュゼット」。
間近でたちのぼる、オレンジの香りにフランベの炎。何回オーダーしても、このデモンストレーションは盛り上がります!
デザート以外にも、チーズの盛り合わせなども頼めるので、ぜひお試しあれ。
ちょっと小粋な落ち着いた空間で、特別な時間を過ごしたいときにぴったりの「タラタタ・ブラッスリー」。
美味しいフレンチとワイン、チーズをお供に、今夜も乾杯!
Bonne Appetit!
Taratata Brasserie
閉店
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