瓶入りティラミスの元祖!本家シンガポール「ティラミスヒーロー」
【閉店】
2012年にシンガポールで誕生したティラミス専門店「ティラミスヒーロー」。
このお店の名を世に知らしめたのが、こちらのキュートな瓶詰めティラミス。
日本でも、デパートの催事イベントなどで地道に販売を行なっていたところ、テレビや雑誌に取り上げられ、一時は入手に3ヶ月待ちと言われるほどの大人気スイーツに成長しました。
2019年の日本企業によるパクリ騒動、その後のコロナ禍など、次から次へと災難が降りかかりましたが、真のヒーローは死なず!
今もシンガポールで健在、本家本元「ティラミスヒーロー」を訪ねます。
日本企業によるパクリ騒動
2019年、パンケーキ店などを展開する日本企業が、ティラミスヒーローのコンセプトやデザインを丸パクリしたティラミス店をオープンしただけでなく、商標まで登録。本家ティラミスヒーローが日本ではティラミスヒーローを名乗れないという異常事態に発展。この日本企業の汚いやり方は、すぐさま大炎上を巻き起こし、パクリ店は結局閉店しました。
ティラミスヒーロー本店へのアクセス
お店があるのは、ベンデマー(Bendemeer)駅、ファーラーパーク(Farrer Park)駅、ラベンダー(Lavender)駅の中間あたり。
どの駅からも、徒歩8〜10分くらいのTyrwhitt Rdに位置しています。
この周辺は、もともと金属部品の問屋や工場などが集まる古い下町でしたが、最近では、ティラミスヒーローを始め、おしゃれで個性的なカフェやバーが次々とできたことから、注目度が急上昇。
通りに連なる古いショップハウスを改装した一軒が、ティラミスヒーローのシンガポール本店であり、唯一の実店舗です。
店内の様子:クールでキュートな世界!
■ ティラミスヒーローのマスコット「アントニオ」
入口で、満面の笑みで出迎えてくれるのはティラミスヒーローのマスコット「アントニオ」。
コンクリート打ちっ放しの壁や天井と、至るところに登場するアントニオ。
無機質でスタイリッシュな空間と、ゆるキャラ?アントニオの対比がもたらす「ティラミスヒーロー」の世界。
アートギャラリーのような雰囲気です。
日本では手に入りにくい幻のティラミス
■ 豊富なフレーバーは10種類以上
さてさて、早速お目当のティラミスを発見!
常時だいたい10種類以上のティラミスが並ぶガラスケース。
カヤやドリアンといったローカルフレーバーがあるのも、シンガポールの本店ならでは。
値段は1個$7.5〜と、日本円では約800円くらい。
アントニオのマグカップに入ったカフェラテと、瓶に入ったティラミス。うーむ、女子受けのツボを良く分かってらっしゃる!
悩みに悩んで選んだティラミスの種類は、ストロベリー。生イチゴと下のスポンジがあいまって、ティラミスというより、もはやショートケーキ領域?
王道オリジナルフレーバーは、お酒の味が効いた大人の味。
口当たり滑らかなマスカルポーネクリームと、しっとりしたスポンジとの相性も抜群。ペロリと一瓶を平らげても、胸焼けのしない上品な甘さのティラミスです。
その他、ラベンダーやオレオのフレーバーもハズレなし。
時期によっては、限定フレーバーもあるというので、訪れるたびに違うフレーバーを味わえるのも楽しみの一つですね。
■ ティラミス以外のカフェメニューも侮れない
ティラミス以外のメニューも充実している「ティラミスヒーロー」。
お茶の時間だけでなく、ランチやディナー利用もできる万能カフェなのです。
外側のカリッとした食感と、中のふわふわ感が絶妙な「ベルギーワッフル」。
トッピングをカスタマイズ可能。
素材も味付けも本格的な「ガーリック バター シュリンプ・パスタ」。
スープやトーストとのセットで、味もボリュームも大満足!
キュートなアントニオ・グッズをお土産に
レジの周りには、アントニオグッズからシンガポールのおしゃれ土産を集めたお土産コーナーが。
あのアントニオのマグカップも、ここで売っています。
ティラミスはさすがに日本に持ち帰るのは難しそうですが、ココアやカヤジャムはどうでしょう?
アントニオが描かれたお馴染みの瓶に入っているので、パッケージの可愛らしさは折り紙つき。
女性が喜びそうなお土産が、たくさん揃っています。
ティラミスヒーローの近くには、シンガポールのお土産選びの殿堂「ムスタファセンター」もあり。
ファーラーパーク駅からムスタファセンターでの買い物、その後、ちょっと足を伸ばして、ティラミスヒーローでお茶するという行程が、効率的でおすすめです。
正真正銘シンガポール発のティラミスを、ぜひシンガポールで味わってみてください!
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