新しい旅のカタチ！シンガポール発デジタルノマド・ホテル「lyfブギス」
シンガポールのブラスバサー地区に誕生したホテル「lyfブギス」。
旅のスタイルが多様化するなか、デジタルノマドやZ世代向けに設計された新しいブランドで、機能性と遊び心が融合したシェアスペースが魅力。
一人旅やワーケーションにぴったりの共有施設やサービスを通じて、新しい旅のカタチを発見してみませんか？。
シンガポール発のホテル「lyf」
■ 新しいホテルブランド「lyf（ライフ）」
シンガポールに拠点を置くアスコット（Ascott）・グループが展開するホテルブランド「lyf（ライフ）」。
ブランド名の頭文字となった「Live Your Freedom（自由に生きる）」をコンセプトに、旅だけでなく、仕事や生活の拠点となるシェアスペースを完備した新しいスタイルの宿泊施設です。
■ ベンクーレン駅徒歩3分＆1万円台〜
現在、Funan、Bugis、Farrer Park、One-Northと、シンガポール内に展開している4ヶ所のなかから、今回宿泊したのは「lyf Bugis」。
ブギスと名がついていますが、最寄り駅は徒歩3〜4分の距離にある「ベンクーレン（Bencoolen）駅」。
ブラスバサー駅まで徒歩約7分、ブギス駅まで徒歩約10分と、3路線3駅が利用可能。
観光スポット
リトルインディア：徒歩約12分
アラブストリート：徒歩約15分
チャイナタウン：MRTで2駅
マリーナベイサンズ：MRTで5駅
さらにシンガポールの主要観光スポットに、徒歩とMRT（地下鉄）で簡単にアクセスできるという抜群のロケーション。
この立地で、シンガポールでは貴重な1万円台後半〜というコスパの高さも魅力です。
lyf Bugis Singapore
★★★★
地図 200 Middle Rd, Singapore 188980
エリア ブラスバサー（ベンクーレン駅まで徒歩約3分）
空室・料金チェック
| Agoda | Expedia | Booking |
QRコードでチェックイン
■ 1階エントランスすぐのフロント
ベンクーレン・ストリートとミドル・ロードが交わる交差点の一角に立つ「lyfブギス」。
もともと「Hotel Gin Bugis」として営業していたホテルを、2024年に新ブランドでリニューアル・オープンしたばかり。
1階にあるエントランスをくぐると、すぐ目の前にカウンターが置かれたコンパクトなフロント。
チェックインは、自分のスマホなどでQRコードをスキャンして、宿泊者情報を入力・送信するスタイル。
ルームキーと一緒に、必要なアメニティがあれば、フロントでもらっておきましょう。
- 歯ブラシ
- ルームスリッパ
- シャワーキャップ
- バニティ・キット
- シェービング・キット
フロントから数段あがったスキップフロア（1.5階）にあるエレベーターで、早速部屋へGo！
一人旅なら「ナノ・シングル」
■ 窓あり！機能的なコンパクトルーム
「ナノ・シングル」と呼ばれるシングルルームは、広さ約9㎡。
扉を挟んで、片側にベッド、もう片側にバスルームという機能的なレイアウト。
壁には、自分の端末を使って、YouTubeや動画配信サービス（VOD）を大画面で視聴することができるチューナーレスTV。
ベッドの向かいのデスクには、世界各国のプラグが使えるユニバーサル・タイプの電源コンセントに、USB（タイプA）の充電ポートが完備。
湯沸かし機能付きのウォーターサーバーとマグカップも揃っています。
大きな窓から明るい光が差し込むためか、部屋にいても閉塞感は感じません。
■ トイレとシャワーに仕切りなし
続いて、水回りチェック。
部屋の隅に設置されている洗面台はキレイで申し分なかったのですが、難ありだったのがトイレとシャワー。
トイレとシャワーのスペースは、1畳弱。仕切りやカーテンがないので、シャワーを使うとトイレまで水浸しになる設計。
下手するとトイレットペーパーまで濡れてしまうので、注意が必要です。
シャンプー＆コンディショナー、ドライヤー、タオルは部屋にあり。
歯ブラシやスリッパなどのアメニティが必要な場合は、フロントでピックアップするシステムとなっています。
■ 「lyf」清掃サービスのルール
通常、ホテルに滞在すると、毎日タオル交換や部屋の清掃といったハウスキーピングがありますが、「lyf」では毎日実施されるわけではありません。
- フルハウスキーピングは7泊ごと。
- 簡易ハウスキーピング（タオルの交換など）は3泊ごと。
- 日・祝は、ハウスキーピングはなし
ホテルとサービスアパートメントの中間、より普段の暮らしに近いサービスを目指す「lyf」ならではのポリシーです。
充実のシェアスペース＆施設
「lyf」最大の特徴は、なんといっても24時間オープンしている共有スペース。
コワーキング・ラウンジに、キッチン、ランドリールーム、ジムなど、ユニークな館内施設をご紹介します。
■ 各階フロアに冷蔵庫＆電子レンジあり
ゲストフロア各階に設けられているのが、「Essentials」コーナー。
ここには、共用の冷蔵庫に、電子レンジ、アイロンセット、そしてゴミステーションが置かれています。
前述したとおり、「lyf」では毎日ハウスキーピングがあるわけではないので、ゴミが気になるときなどは、ここに捨てましょう。
■ キッチン付！コワーキング・スペース
2階は、「Connect」と名付けられたコワーキング・ラウンジ。
ラウンドテーブルに、WiFi＆電源完備。
併設された大型アイランドキッチンには、コーヒーメーカー、電気ケトル、冷蔵庫、オーブンなど、がフル装備。
ここで料理を作るのもよし、PC作業をするのもよし、宿泊客が自由に利用することができるソーシャル・スペースになっています。
■ ネオンが輝くジムで、エクササイズ
3階は、ド派手なネオンでライトアップされたジム。
ランニングマシーンに、エアロバイク、ダンベル、バランスボールなどがありました。
■ 便利なランドリールーム
ホテル内に24時間利用できる「ランドリールーム」があるのは、中・長期滞在者にとっては、ありがたいポイント。
洗濯、乾燥とも、それぞれ$8。
■ セルフサービス！荷物預かり所
チェックアウト後もしくはチェックイン前、荷物を預けたいときに便利なのが、2階にあるラゲッジ・ストレージ（荷物預かり所）。
4畳ほどの物置きスペースに、各自で荷物を置いていくセルフサービス＆自己責任方式。
盗難が心配なら、ワイヤーロックなどを使うと安心。
周辺のおすすめスポット
■ 大学・アートスクールが集まる文教地区
ホテル周辺のブラスバサー（Bras Basah）は、大学やアートスクールが集まる文教地区として知られるエリアです。
「lyfブギス」が建つベンクーレン・ストリート沿いには、「南洋芸術学院（NAFA）」のキャンパスが立ち並び、突き当りには「シンガポール国立博物館」と「シンガポール経営大学（SMU）」あります。
アートなオブジェで飾られ、多くの学生で賑わう街は、あなたの創造性と好奇心を刺激してくれるでしょう。
■ 徒歩で散策！2つのエスニック地区
「lyfブギス」は、シンガポールを代表する2つのエスニック地区まで徒歩圏という絶好のロケーション。
東には、スルタン・モスクを中心に、アラジンのような異国情緒な街並みが広がる「アラブストリート」。
北には、色彩豊かなショップハウスに、活気に満ちたマーケットが立ち並ぶ「リトルインディア」。
歴史・文化・宗教が融合したエリアを散策しながら、近代的な高層ビルが林立するマリーナベイとは異なる、シンガポールの新たな側面を発見してください。
■ ホテル1階！世界の朝食「ワイルドハニー」
「lyfブギス」の1階には、シンガポールで人気のカフェ「ワイルドハニー（Wild Honey）」がオープン。
『世界の朝食が一日中楽しめる』というコンセプトで、約20以上の国・地域にちなんだ名物グルメが食べられるブランチスポットです。
- ニューヨーク：ベーグルの朝食
- 韓国：ステーキサラダ
- アマゾン：スーパーフードの朝食
- ベルギー：ワッフルの朝食
アスコットグループのロイヤリティープログラム「ASR（Ascott Star Reward）」の会員であれば、店内飲食の会計が10%オフとなる特典あり。
ホテル総評「lyfブギス」
■ 暮らすように旅する！Z世代ホテル
最寄りのベンクーレン駅まで3分、3路線・3駅利用可能、どこに行くにも便利なロケーションにある「lyfブギス」。
コワーキング・スペースに、キッチン、ランドリーと、旅・生活・仕事の3つを叶えるシェアスペースも、他のホテルにはない魅力の一つ。。
メリット
#1ロケーション抜群
#2シェアスペース・設備の充実
#3リーズナブルな料金
さらにサービスの省人化・効率化によって、リーズナブルな宿泊料金を実現していることも評価すべき点ですが、これはデメリットと表裏一体。
ハウスキーピングの省力化に、セルフサービス式の荷物預かりなど、ホテルとサービスアパートメントの中間的な位置づけを前提としているため、至れり尽くせりのフルサービス期待している人には不向き。
また館内はデジタル化、キャッシュレス、ペーパーレスが徹底しているので、チェックインから、TVの動画視聴、湯沸かしサーバーの使い方に至るまで、何をするにもQRコードを読み込んで、操作するスキルが必要とされます。
上記のポイントが気にならないなら、「lyfブギス」は新しい旅のカタチを実現する心強い拠点となるでしょう。
lyf Bugis Singapore
★★★★
地図 200 Middle Rd, Singapore 188980
エリア ブラスバサー（ベンクーレン駅まで徒歩約3分）
空室・料金チェック
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