シンガポールのレトロ・モダンに出会うカフェ「シンポポ・ブランド」
最近、よくカトン周辺に出没しています。
他のスポットほど観光地化されておらず、雰囲気が落ち着いているのと、人々が普通の暮らしを営む日常のなかに、面白そうなお店がポツポツと溶け込んでいる感じが気に入っています。
今回のお店も、そんなカトン散策時に立ち寄ったカフェ「シンポポ・ブランド」です。
Awfully Chocolateが手がける新カフェ
■カトンの交差点からすぐ
カトンのランドマーク「I12 Katong」が建つ交差点から、ジョー・チアットロード(Joo Chiat Rd)へ入ると、すぐ見えてくるのが「シンポポ・ブランド」。
同じ通りに本社を構える人気チョコレート専門店「Awfully Chocolate」が立ち上げた新しいカフェ。
カトン地区が育んだ独特のプラナカン食文化を伝えていくために、ローカルフレーバーをモダンにアレンジしたメニューが特徴です。
■レトロ・モダンなインテリア
店内は、シンプル&モダンでありながら温かみのあるインテリアで、すっきりとした印象。
タイルの床や、窓ぎわの鉄格子扉がレトロさを加味しています。
壁や扉に飾られたポスターや絵も、絶妙のハズし具合。
おしゃれでありながら、少し寂れたノスタルジーな空気感が、ここカトンの長閑な雰囲気と相まって、とても居心地がいいお店です。
シンガポールの懐かしの味をモダンにアレンジ
■ グラマラッカ・ケーキ
椰子を原料とするパームシュガー「グラマラッカ」を使ったケーキ。
黒糖の深いコクと豊かな風味、ほのかな(甘過ぎない)甘さがしっとりとしたスポンジに染み込んだ一品。おすすめ!
■ パンダン・スフレ
緑色の色づけといえば、日本では抹茶ですが、シンガポールや東南アジアではパンダンという植物の葉。
キメ細やかで冷たいスフレは、アイスのようなムースのような新食感。口の中でスッと溶けていきます。
■ マシュマロ・チーズケーキ
チーズケーキとマシュマロという初めての組み合わせ。
焦がして溶けたマシュマロは、かなりの粘着力。これをチーズケーキと合わせる意図は不明…。普通に美味しいですけどね。
■ パンダンココナッツ・シェイク
冷たいシェイク、暑いシンガポールで休憩にぴったり。ミルキーでやさしい甘さが、疲れた身体をリチャージ。生き返ります。
定員さんもフレンドリーで、かつ適度に放置しておいてくれるので、いつも長居してしまう「シンポポ」。
Awfully Chocolateグループということで、ケーキのクオリティーは折り紙つき。
メニューにはローカルフードをベースにした食事メニューもあったので、ランチにも行ってみたいと思います。
Sinpopo Brand
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