絢爛豪華!バー「アトラス」でカクテルとアフタヌーンティーの饗宴
【更新】『アジア50ベストバー2024』49位
シンガポールに「ゴッサム・シティ」と呼ばれている建物があるのを知っていますか?
暗闇に浮かび上がる堅牢な要塞のような姿。
映画『バットマン』に登場する架空の都市に似ていることから、シンガポール版「ゴッサム・シティ」として知られています。
今回は、この建物が舞台です。
シンガポール版ゴッサム・シティ
■ 威容さ際立つ「パークビュー・スクエア」
ゴッサム・シティが位置するのはブギス駅至近、アラブストリートのすぐ横。
正式には「パークビュー・スクエア」という名称がついています。
特徴的な茶系の外壁が、ただならぬ歴史を感じさせる建物ですが、実は2002年完成の近代オフィスビル。
花崗岩やブロンズといった貴重な資材が惜しげもなく使われた外観は、生い茂る緑をバックにすると、まるで石造りの古代神殿のようにも見えてきます。
3階には美術館を併設し、敷地内にも多くのアート作品が飾られているので、アートファンには必見のスポット。
■ シンガポールで話題の「アトラス」
車寄せのある入口に設置されているのが、こちら。ギリシア神話で、地球(天)を支えているとされる神アトラスの彫像です。
パークビュー・スクエアの1階には、このギリシア神の名を冠したラウンジ・バー「アトラス」があります。
絢爛豪華!アール・デコ様式のラウンジ
■ 19世紀のヨーロッパにタイムトリップ
建物内に1歩入ると、そこは異空間。
壁や天井にびっしりと施された細かな装飾は、1920年代に流行したアール・デコ様式。
1922年にツタンカーメン王の墓が発掘されたことで、当時一大ブームを巻き起こしたという古代エジプト風のモチーフも見てとれます。
光を受けると、黄金色に輝いて見える室内に、深みのあるワインレッドの絨毯。
まさに映画『華麗なるギャツビー』の世界にタイムトリップしたかのような、絢爛豪華なラウンジバーに、うっとり。
バーの中枢!15mのジン・タワー
■ 世界トップクラス!ベストバー49位
『アジア50ベストバー2024』で第49位にランクインと、世界トップクラスのバーとして知られている「アトラス」。
フロアの両端には、重厚感あるバーカウンターが設置。
しかし何といっても圧巻なのは、高さ15mを誇る「ジン・タワー」!
天井まで伸びる巨大な棚には、世界中から収集された約1,300本のジンが並んでいます。
■ アルコールやカクテルの種類が豊富
メニューには、ジンだけでなく、ウィスキー、ワイン、カクテルなど、ありとあらゆるお酒が揃う「アトラス」。
ノンアルコールのモクテルや、コーヒー・紅茶といったカフェ・ドリンクも豊富なので、お酒が飲めない人でも楽しめます。
ドリンク以外にも、お酒と一緒につまめる軽食スナックから、本格的なヨーロッパ・キュイジーンまで、フードメニューも充実。
予約必須!人気のアフタヌーンティー
■ ローズゴールドの2段トレイで登場
女性陣に人気なのは、この特別な空間でいただく「アフタヌーンティー」。
紅茶とアミューズの後に運ばれてきたのは、ローズゴールドの華やかな2段トレイ。
上段には、スコーン、マドレーヌ、カヌレ、チーズケーキ、チョコレートといったスイーツ類。
下段には、生ハムサンドにピザ、クロックムッシュ、ライスコロッケなどの料理系。
バーということで、それほど料理には期待していなかったのですが、一品一品の完成度が高くでびっくり! 大満足のアフタヌーンティーでした。
アフタヌーンティーは、飲み物の種類(紅茶もしくはマティーニやシャンパン)によって、一人$64〜。24時間前までの要予約。
アフタヌーンティーではなくても、金・土は混雑するので、早めの予約をおすすめします。
その他、シンガポールで行きたいアフタヌーンティー特集もチェックしてね。
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