ゲバラのもとに集え!キューバ・サンドイッチ革命「El Cubanos」
【閉店】
SOTA(School of the Arts)、NAFA(Nanyang Academy of Fine Arts)、Lasalleといった、アート系の学校が数多く集まるベンクーレン(Bencoolen)駅周辺。
斬新でクリエイティブな校舎に負けず劣らず、異彩を放つセレジーロード(Selegie Rd)沿いの建物。
シンプルな黒い躯体に、窓側の白い四文字単語が、バウハウス的モダニズムを彷彿とさせる佇まい。
一体何かと思えば、「学生用の宿舎」。
この建物の1階に入っているのが、今回の本題となるカフェ・レストランです。
キューバの英雄チェ・ゲバラがシンボル
軒下に一列に並ぶ、赤と青が特徴的な国旗。
『どこの国だっけ?』と頭をひねる前に、店名が教えてくれました。
「El Cubanos(エル・キューバノス)」。
そうです、日本からは遥かに離れた遠い国キューバ!
そういえば、メキシコやスペイン料理のレストランは行ったことがあっても、キューバっていうのは初めてかも。
興味津々でワクワクしながら、いざ店のドアを潜ります。
エメラルド・グリーンの壁に囲まれた、こじんまりとした店内。
びっしりと隙間なく飾られた写真には、古いコロニアルな街並み、クラシックなアメ車、葉巻、陽気な人々など。
キューバに思いを馳せる風景がいっぱい。
そして店の奥から、客席をじーっと睥睨しているのは、チェ・ゲバラ。
かの有名なキューバ革命の英雄の、お出ましです。
キューバ・スタイル・サンドイッチとは
席について、早速メニューをチェック。
ふむふむ。お店のウリはキューバ・スタイル・サンドイッチらしい。
キューバ・スタイルが何なのか分からないまま、とりあえず、シグニチャーと書かれているものをオーダー。
料理を待つ間、キューバ発祥のカクテル「モヒート」で乾杯。
ただ、こちらのモヒートは、ノンアルコールの「バージン・モヒート」。
「El Cubanos」のオーナーはムスリムのため、お酒は置いていないので悪しからず。
■ キューバ風プレス・サンドイッチ
やってきました。
こちらが、シグニチャーの「Pulled Beef Cubanos」。
両面をこんがりと焼くプレス・サンドが、キューバの伝統スタイル。
中に挟まれているのは、ほぐした牛肉に、溶ろけるチーズ、マッシュルームなど。ハラペーニョとスパイシーソースの辛さがシビれます。
もう一つは、ビーガン仕様の「Wild Mushrooms Cubanos」。
しめじや椎茸などキノコ類の食感とクリーミーなソースに、ピリッとくるハラペーニョがアクセント。
■ ケサディーヤ
薄いトルティーヤ生地で具を折り挟んだ「ケサディーヤ」も、ラテン料理の定番メニュー。
チキンと溶けたチーズで、ボリューム満点!
■ お得なセットは$12.9
午後6時までなら、セットミールが断然お得。
好みのキューバ風サンド一つに、ソーダとマッシュルームスープがついて、なんと$12.9。
食べ盛りの学生・若者に大人気の、ボリュームたっぷり&財布に優しいお店です。
イタリアのパニーニに似た見た目でありながら、ボリュームのある具とヒリヒリくる辛さが特徴のスパイシー・サンドイッチ。
常夏のシンガポールにぴったりの、ホットなキューバ風プレス・サンドを、ぜひお試しあれ!
El Cubanos
閉店
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