ミシュラン星のホーカー飯「ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル」
【更新】ミシュラン・シンガポール2023
先日公開された「ミシュラン・ビブグルマン」につづき、本日発表されたばかりの「ミシュラン・シンガポール2023」。
2016年に初刊されたシンガポール版で、「ミシュラン一つ星」に選ばれて話題になったホーカー屋台2軒のうち、
- ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル
- リャオファン・ホーカー・チャン
「ホーカー・チャン」は2021年に星を失い、残る「ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル」は、今年2023年版でもミシュラン一つ星を死守しました。
今回、このシンガポールの唯一のミシュラン・ホーカーを訪れ、名物のバクチョーミーをいただきます。
「タイファ」へのアクセス・行き方
■ ラベンダー駅からの最短ルート
公団(HDB)下のホーカー内にお店を構える「ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル」。
お店へは最寄りのラベンダー(Lavender)駅から、駅前の大通りビクトリアストリート経由で行くことも可能ですが、かなりの大回り。
最短ルートは下記のとおり。
①ラベンダー駅のA出口を上がる。
②ICA(入国管理局)ビル正面の通路を左側へ
③橋を渡ってクローフォード公団へ。
④466号棟を目指す(橋を渡ってから右へ)。
1階にあるフードコートは、規模も店舗数もそれほど大きくはないので、「タイホア」のストールはすぐ見つかるでしょう。
バクチョーミーひとすじ「タイファ」
■ 唯一無二!ミシュラン・ホーカー飯
複数のストールが集まるホーカーの右端に位置する「タイファ」。
ミシュラン獲得後も、支店はつくらないというオーナーの信念を堅持。
この間口2メートルにも満たない小さな屋台が、ミシュラン一つ星のホーカー飯を味わえる唯一の場所となっています。
■ 渾身の一杯!バクチョーミー
タイホアの名物は、「バクチョーミー(肉脛麺)」と呼ばれる豚肉のそぼろを載せた麺料理。スープの有・無、麺の種類をチョイスできます。
値段はサイズによって、小$6、中$8、大$10。
狭いカウンターの中で、ご主人(2代目)自ら腕を振るって、一杯一杯丁寧に作っていきます。
長い待ち時間の末、ようやくゲットした一皿がこちら。
麺の上には、豚ひき肉のそぼろ、レバー、フィッシュボール、ワンタンなどの具がたっぷり。麺の下には黒酢が効いたタレ。全部混ぜ混ぜしていただきます。
茹で加減がパーフェクトの平たい卵麺は、モチモチしていて美味しい!
平麺によく絡んだ黒酢タレは、混ぜることで更にまろやかになったのか、ツーンとした感じは皆無。
歯ごたえのあるそぼろに、柔らかいレバーといったように、それぞれに食感の異なる具が、一口一口に変化を添えます。
バクチョーミー初体験でミシュラン一つ星。あっという間に完食しました!
シンガポールの食を象徴するホーカーで唯一のミシュラン飯。一度試す価値あり。
Hill Street Tai Hwa Pork Noodle/吊橋頭 大華豬肉粿條麵
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