ミシュラン星のホーカー飯「ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル」
2016年に初刊行されたミシュラン・シンガポール。高級レストランに混じって、ホーカー屋台として一つ星に選ばれたということで、一躍脚光を浴びた2つのストール。
- ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル
- ホーカー・チャン
その後の運命は対照的で、2021年に星を喪失した「ホーカー・チャン」に対して、最新版に至るまでミシュラン一つ星を死守し続けている「ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル」。
現在、シンガポールで唯一のミシュラン・ホーカーとなった「ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル」で名物のバクチョーミーをいただきます。
「タイファ」へのアクセス・行き方
■ ラベンダー駅からの最短ルート
公団(HDB)下のホーカー内にお店を構える「ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル」。
お店へは最寄りのラベンダー(Lavender)駅から、駅前の大通りビクトリアストリート経由で行くことも可能ですが、かなりの大回り。
入国管理局(ICA)ビルの横を通るルートが近道です。

❶ラベンダー駅のA出口を上がる。
❷ICA(入国管理局)ビル横の通路を進む。
❸橋を渡ってクローフォード公団へ。

❹466号棟を目指す(橋を渡ってから右へ)。

1階にあるフードコートは、規模も店舗数もそれほど大きくはないので、「タイファ」のストールはすぐ見つかるでしょう。
名物!ローカル麺料理「バクチョーミー」
■ 唯一無二!ミシュラン・ホーカー飯
一列に並ぶストールの一番右端に位置する「タイファ」。
オーナーは、ミシュラン獲得後も支店はつくらないというポリシーを堅持。

この間口2メートルにも満たない小さな屋台が、ミシュラン一つ星のホーカー飯を味わえる唯一の場所となっています。
■ 渾身の一杯!バクチョーミー
タイホアの名物は、「バクチョーミー(肉脛麺)」と呼ばれる豚肉のそぼろを載せた麺料理。スープの有・無、麺の種類をチョイスできます。

値段・サイズは、$8、$10、$12、$15の4種。

長い待ち時間の末、ようやくゲットした一杯には、麺に加えて、豚ひき肉のそぼろ、レバー、フィッシュボール、ワンタンなどの具がたっぷり。麺の下には黒酢が効いたタレ。全部混ぜ混ぜしていただきます。

モチモチの平たい卵麺によく絡んだ黒酢タレは、混ぜることでまろやかになり、ツーンとした感じは皆無。
歯ごたえのあるそぼろに、柔らかいレバーといったように、それぞれに食感の異なる具が、一口一口に変化を添えます。
ミシュラン一つ星の名に恥じぬ、珠玉のバクチョーミーでした。
総評
ホーカーで唯一のミシュラン飯である「ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル」。
並んでも、一度試す価値あり。バクショーミー未体験の人にもおすすめのお店です。
Hill Street Tai Hwa Pork Noodle
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