売り切れ御免!「裕佳西餅店」行列のできるロールケーキに首ったけ!
[更新] 価格リストなど最新情報をアップデート
アラブストリートの「サルタンモスク」に続く参道の横を走るKandahar St。
次から次へと新しいレストランやショップがオープンしては消えていく、入れ替わりが激しい通りです。
今回は、そんなカンダハールストリートにある、お店に潜入。
ひっきりなしに人が訪れ、昼休みには行列ができるという謎のお店の正体は?
老舗のロールケーキ専門店「裕佳西餅店」
■ リッチ&グッド・ケーキショップ
間口2メートルほどの小さなお店。
ちょっと薄汚れた看板には「裕佳西餅店」と、その上に「Rich&Good Cake Shop」という表示が。
そう、ここは、ケーキショップしかもスイスロール(ロールケーキ)を専門に扱う老舗店。
店内のドアを入ると、すぐカウンターがあって、そこで注文・支払いをします。イートインのスペースはなく、持ち帰りのみという、実にシンプルなシステム。
■ スイスロールの種類&価格
ロールケーキのメニューは、季節によって変わることもあるようですが、10種類のフレーバーが基本。
特に地元シンガポーリアンに人気なのは、ドリアンとカヤの2種類。
最近では、レッドベルベットなど、ちょっとおしゃれなフレーバーも登場しました。
以前1本$7〜$8だった価格が、今は$9〜$10。この2年で$2値上げした模様。
1本ずつ、サランラップを一回り太くした感じの箱に入れられているロールケーキ。
中を開けると、パラフィン紙に包まれた細長いスイスロールが行儀よく鎮座しております。
人気ロールケーキを食べ比べ
「裕佳西餅店」のロールケーキは、スポンジ生地を「の」の字に巻いたスイスロール。
中に使われているクリームは、日本で一般的な生クリームとは異なるバタークリーム。
華やかさはないけれど、一つ一つ手作りが自慢の昔懐かしいロールケーキです。
■ カヤロール
地元シンガポールに人気だという「ドリアン」と「カヤ」の2種類。
ドリアンを試す勇気がなかったので、消去法で選んだ「カヤロール」が、予想以上に美味しくてびっくり。

甘すぎず、しっとりしたカヤクリームは、まるで和菓子の餡のような上質な食感。緑茶と一緒にいただくのが、おすすめです。
■ レッド・ベルベットロール
鮮やかなベルベットカラーが目を引く「レッド・ベルベットロール」。クリームチーズとの相性がばっちり。

■ マンゴーロール
フレッシュな生マンゴーを滑らかなバタークリームで挟んだ「マンゴーロール」。
瑞々しい果肉が弾けるたびに、爽やかな風味が広がります。

■ ストロベリーロール
バタークリームとイチゴジャムがたっぷりの「ストロベリーロール」。見た目のかわいさNo.1!

イチゴジャムの甘味とプルプル感が、味に立体感をプラス。
ちょこんとイチゴを上に乗せれば、プチケーキ風になりました。
値上がりしたとはいえ、1本$9〜とお手頃価格。
子供から大人まで万人ウケする常備おやつ。ちょっとした集まりのお土産にも重宝しそうですね。
人気のフレーバーは、売り切れてしまうことも多いので、早めの時間にいくのが吉。
裕佳西餅店(Rich & Good Cake Shop)
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