元祖インディーズ系!チョンバルの人気カフェ「フォーティハンズ」
【閉店】
『シンガポールの代官山』とも称される、おしゃれエリア「チョンバル」。
今や、「Plain Vanilla」、「Merci Marcel」、「Prive」といった人気店が集まるカフェ激戦区となった一帯ですが、このチョンバル・カフェ・ムーブメントの先駆けといえば、「フォーティハンズ」。
古い住宅街に、サブカルチャーの中心地として新たなる息吹を吹き込んだ、チョンバルを代表するカフェです。
「フォーティハンズ」の場所・アクセス
■ チョンバルで生まれたインディーズ系カフェ
2010年、レトロな低層HDB(公団)の1階に誕生した「フォーティハンズ」。
MRTのチョンバル駅からは、徒歩10分ほどの距離にあります。
道端にドーンと置かれた巨大な紙コップのオブジェが、看板代わり。
こじんまりとした入口。
外にも、大小のテーブル席が数個、設けられています。
中は思ったよりも広く、奥に長い間取り。
突き当たりのドアを進むと、半地下にもスペースが広がっています。
無骨さと個性が入り混じった、クールな店内。
まさにインディーズ系カフェといった雰囲気です。
2018年には、シンガポールのカトン地区イーストコーストロード沿いに2号店をオープン。
限られたスペースながら、こちらも「フォーティハンズ」のエッセンスを感じさせる素敵な空間となっています。
「フォーティハンズ」のメニュー
■ フォーティハンズで飲める!あのコーヒー
案内してもらった席で、しばしメニューを拝見。
決まったら、カウンターに行って、オーダー・支払いを済ませます。
料理やドリンクは、スタッフの人が持ってきてくれるので、あとは席で待つだけ。
「フォーティハンズ」でハズせないのが、コーヒー。
シンガポールを代表する焙煎所「コモンマン・コーヒー・ロースターズ」のコーヒー豆を使用した一杯。
香り高く、バランスのとれた酸味とコク。
チョンバルで美味しいコーヒーを飲むなら、ここ!
フードは、オールデイ・ブレックファストとして、終日オーダーできる「エッグベネディクト」。
厚切りベーコンの上に載せられたポーチドエッグ。ナイフを入れると、黄身がとろ〜りと溢れる出すパーフェクトな茹で上がり。
具は、ベーコンかステーキの2種類から選択できます。
こちらは、チョンバルベーカリーのクロワッサンを使った「クロック・ムッシュ」。
ハムに、追加の目玉焼き、そして雪のように振りかけられたフワフワのチーズ。朝食にぴったりの一皿。
柔らかなチキンと、クリーミーなモッツァレラチーズ、フレッシュなトマトとバジルが絶妙にマッチした「ペスト・チキン・パニーニ」。
付け合わせのサイドに、ポテトかサラダを選べるのもGood。
■ローカル・インスパイアの個性派メニュー
王道のカフェ・メニューだけ囚われないのが、「フォーティハンズ」。
ローカルフードにインスピレーションを得た、ユニークなメニューは見逃せません。
その一つが、滑らかなこしあんがギッシリ詰まった名物あんまん!
おしゃれカフェで、抹茶ラテを片手に、あんまんをパクつくのも乙なもんです。
中華セイロとホーローボウルのセットで届いたのは、「扣肉包(Kung Bak Pau)」。
トロトロになるまで煮込まれた豚の角煮を、蒸しパンのバンズに挟んでいただく中華風バーガー。甘辛のタレが絶品。
最後に紹介したいのが、英連邦諸国で親しまれている軽食スナック「クランペット」。
ありがちなパンケーキではなく、「クランペット」をラインナップするところが、また憎い!
甘さも控えめで、好みでジャムやバターと合わせて、ペロリといけちゃいます。
オリジナリティに溢れるスタンスで、独自路線を進む「フォーティハンズ」。
チョンバルという街のカルチャーを満喫できる、素敵な場所です。
Forty Hands
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