絶対にはずせない「文東記」シンガポールの国民食チキンライスの雄
日本人の国民食がカレーライスなら、シンガポール人の国民食ともいえるのがチキンライス。
老いも若きも、男子も女子も問わず、誰からも愛されるソウルフードです。
今回、満を持して登場するのが、シンガポール・チキンライス界の絶対王者「文東記(ブントンキー/Boon Tong Kee)」。ミシュラン・ビブグルマンにも選ばれた名店です。
「文東記(ブントンキー)」へのアクセス
本店バレスティア本店に加え、シンガポール内に8店舗を展開する文東記。
観光客が行くなら、2025年にオープンばかりのチャイナタウン店が便利です。
■ 下町バレスティアにある本店
第1号店として1983年にオープンしたバレスティア本店。

最寄り駅(Novena)からは距離があるのがあるので、旅行者の人は手っ取り早くタクシーで行くの無難です。

レトロな雰囲気の店内。おしゃれさはありませんが、広々として清潔なレストラン。もちろんクーラー完備。

大きなテーブルもあるので、大人数での食事にも使えます。
Boon Tong Kee | Balestier
■ 新駅開通で便利になったリバーバレー店
リバーバレー店は、MRTの延伸でオープンした新駅「グレートワールド(Great World)駅」から徒歩8分ほど。

お店自体も改装されて、随分キレイになりました。
Boon Tong Kee | River Valley
■ 観光地のド真ん中!チャイナタウン店
2025年には、チャイナタウンのスミス・ストリートに新店が登場。観光地のド真ん中に店舗ができたことで、旅行者にとっての利便性は格段にアップ。

観光途中のランチやディナーに気軽に利用することができます。
Boon Tong Kee | Chinatown
シグニチャーは「白チキン」
■ おすすめは蒸しチキン(白チキン)
通常、海南チキンライスのチキンは、茹でる(白チキン)か焼くか(茶チキン)のどちらかで調理するのが一般的。
文東記では、メニューに「Signiture Boiled Chicken」と書いてある通り、イチオシは「白チキン」。

1人前のシングルポーションから、2人前、3〜4人分、6〜7人分、とグループの人数によって選べます。

一つ注意しておきたいのが、文東記では「チキンライス」というセットではなく、チキンとライスを個々に注文するというスタイルだということ。
チキンだけを注文しても、ライスはついて来ないので、ライスを注文するのをお忘れなく!

しっとりとして柔らかい肉厚チキン。テーブルでサーブするときに、さらりとしたタイプのタレをかけてくれます。

チキンだけでなく、文東記の評判を支えているのがライス。
ほんのりと生姜の香りがする御飯は、鶏の出汁が効いていて、お代わりしたくなるほど。
■ チキンライス以外のメニューも充実
文東記には、チキンライス以外にも、中華系のメニューが豊富。

特に人気なのは、サクっとした食感の「フライド豆腐」。ちょうどいい一口大のサイズがスナック感覚で、止まらなくなる美味しさです。

シャキシャキとした「野菜炒め」もおすすめ。
シンガポールに来たら絶対に食べたいチキンライス。鉄板の「文東記」なら間違いなしです。
文東記(Boon Tong Kee)
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