ミシュラン・グルメの宝庫「アモイ・ストリート・フードセンター」
【更新】 ビブグルマン2023の最新情報をアップデート
CBDのオフィス街とチャイナタウンの中間に位置する「アモイ・ストリート・フードセンター」。
ガイドブックに掲載されることが少ないないからか、観光客にはあまり知られていませんが、地元ローカルの間では有名なホーカーセンターです。
1983年から約20年にわたり、食に厳しいシンガポーリアンを満足させてきた「アモイ・ストリート・フードセンター」は、グルメの宝庫!
なんとミシュランの「ビブグルマン」受賞歴のある4店が集結しているんです。
今回、アモイ・ストリート・フードセンターで、ビブグルマン・グルメから屋台飯まで食べ尽くします!
アクセス・フロアマップ
■ 最寄駅から徒歩数分!便利なアクセス
市内中心部に位置する「アモイ・ストリート・フードセンター」。
MRTの場合、タンジョンパガー(Tanjong Pagar)駅の出口Gから徒歩2〜3分。もしくはテロックアヤー(Telok Ayer)駅の出口Aから徒歩6〜7分ほどの距離にあります。
■2階建て!約130の屋台が集結
古い建物の2フロアにわたって、約130ものストールがひしめきあっている「アモイ・ストリート・フードセンター」。
連なる屋台の列によって、細かく区切られてフロア。
それぞれの間に、テーブルが配置されているので、空いているところに自由に座ることができます。
ミシュラン・ビブグルマン屋台
ビブグルマン受賞歴のある4軒は、全てアモイ・ストリート・フードセンターの1階にあります。
■ J2 Famous Crispy Curry Puff(#01-21)
まずトップバッターは、「J2 Famous Crispy Curry Puff」。
シンガポールで定番の軽食スナック「カレーパフ」のお店です。
種類は3つで、各$1.4〜1.6。
- ブラックペッパー・チキン
- サーディン(イワシ)
- カレーポテトチキン

パイのようにサクサクとした生地の中には、具がたっぷり。カレーの風味が染み込んだイワシは生臭さもなく、しっとり柔らか。ピリッと効いたチリのアクセントもGood。
おやつにもおつまみにもぴったりのスナックです。
■ 和記肉粽(#01-18)
カレーパフと同じ列にあるのが、中華ちまきの専門店「和記肉粽(Hoo Kee Bak Chang)」。
笹の葉に包まれた三角形のちまき。
中に入っているのは、栗、シイタケ、アヒルの卵の塩漬けなどと一緒に蒸しあげられたもち米の「おこわ」。

味付き、具沢山の「おこわ」は、1つでお腹いっぱいになる重量級。大満足!
■ A Noodle Story(#01-39)
「ヌードル・ストーリー」は、2人の若きシンガポーリアンが始めた屋台。
ホーカーという厳しい世界に飛び込んだ若者が、ミシュランのビブグルマンを獲ったという話は、サクセス・ストーリーとして話題になりました。
この店で食べられるのは、シンガポール初にして唯一の「シンガポール・スタイル・ラーメン」。
コシのある細い卵麺の上に、美しくトッピングされたワンタン、チャーシュー、味付き半熟玉子。
ホーカーの新時代を担う「ヌードル・ストーリー」のシンガポール風まぜそば、是非ご賞味を!
■ Hong Kee Beef Noodle(#01-42)
最後の4つ目にエントリーするのは、「Hong Kee Beef Noodle」。
残念ながら、最新版ではビブグルマンの選外となってしまいましたが、2022年までビブグルマンだった名店。
年配のご夫婦が2人で切り盛りする屋台のメニューは、ビーフヌードル。
ドライ(汁なし)と、スープ(汁あり)が選べます。
牛肉のピンク色が残るミディアムレアで仕上げられたビーフスライスは、柔らかくてジューシー。
肉の旨味が溶け込んだ透明スープと、コシのある麺。日本人好みの、さっぱりとしたヌードル。
新旧カヤトーストを食べ比べ
アモイ・ストリート・フードセンターの2階で、シンガポールの定番朝食「カヤトースト」の新旧2店を食べ比べ。
■ Ah Seng (Hai Nam) Coffee(#02-95)
1964年に開店した「亜成海南珈琲(Ah Seng Hai Nam Coffee)」は、 50年以上の歴史をもつ老舗コーヒーストール。
超薄切りパンを使用したカヤトーストは、ラスクのようなサクサク食感。粘度のあるカヤジャムとのコントラストが引き立ちます。
ホーカーでは珍しい、深みのあるブラウン色のカップ&ソーサーとプレートも素敵。
■ Coffee Break(#02-78)
「コーヒーブレイク(Coffee Break)」は、3代目にあたる若き兄弟たちが率いる次世代型コーヒーストール。
ドリンク・トーストメニューには、シーソルト・キャラメルや黒ゴマ、シナモンシュガーなど、今までにない斬新なフレーバーがラインナップ。
色々試して、是非お気に入りのフレーバーを見つけてください。
近隣のオフィスワーカーたちがドッと押し寄せるランチタイムは大混雑。お昼のピーク時間を外して訪れるのがベターです。
Amoy Street Food Centre
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